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高垣麗子、再婚夫の逮捕から考える「美人税を払わされる人」

OTONA SALONE / 2018年3月23日 21時0分

高垣麗子、再婚夫の逮捕から考える「美人税を払わされる人」

人気モデル・高垣麗子の夫、音楽プロデューサー・森田昌典が香港から金塊を密輸しようとしたとして、関税法違反や消費税法違反で逮捕されました。1880万相当の金塊を荷物に隠して日本に持ち込み、輸入する際にかかる消費税147万円を脱税して、その分を上乗せして日本で売りさばくつもりだったようです。

 

高垣は再婚です。初婚時の夫は、ソルトレークシティーオリンピック銀メダリストである清水宏保。メダリストと人気モデルの結婚は好感度が高かったですが、清水の女癖に悩まされたようです。清水が銀座のホステスをお持ち帰りする姿を写真週刊誌に撮られ、まもなく離婚。あんな美人が浮気をされるなんてと世の女性を震え上がらせました。2015年には再婚をし、出産も果たしたと思った矢先に今回の事件です。高垣は男運の悪いオンナというイメージがついてしまいました。

 

結婚は賭けなので、してみなければわかりません。ですから、夫がやらかしたイコール男運が悪いとは言えないと思いますが、高垣の行動には、美人ならではの「脇の甘さ」、もっと言うと美人税を支払わされる人の特徴が垣間見れるように思います。

 

私は「間違いだらけの婚活にサヨナラ!」(主婦と生活社)において、「男性の判断には無意識に性的メリットが絡む」ので、外見には最大限の努力をしましょうとしつこく提案しています。その一方で、拙著の別の項で「婚活で苦労するのは、美人」とはっきり書いています。美人になれといったり、美人は難しいと言ったりどっちやねんとお思いになるでしょうが、男性の思う美人の範囲は広いのでつけいる隙があること、また美人であったとしても、そこだけで決まらないのが、婚活の機微だと思っています。

美人が婚活で苦労する3つのワケ

実際、私のもとに寄せられる婚活相談でも、婚活が難航するゾーンは35歳以上の美人です。
今日は、なぜ美人が婚活で苦労するかを挙げてみたいと思います。

 

① 疑わない
美人が見舞われるトラブルで最も多いのが、「男性のプロフィールが嘘」です。たとえば、大手自動車会社勤務という男性が、実際はその孫会社勤務だったり、弁護士や医師を名乗る男性が、パラリーガルや放射線技師だったという感じの嘘が多いです。私の相談者に限っていえば、一度騙されたことがある女性は、また騙される傾向があります。

 

なぜ美人が騙されてしまうかというと、「騙されるかもしれない」と思わないからです。何やら禅問答のようですが、「騙される」という感覚は、本来弱者が持つ感覚です。たとえば、地主が小作を騙して搾取することはあっても、その逆はありません。美人連のみなさんは、男女関係でいえば、強者として生きてきたために、この「騙されるかも」という弱者ならではの防衛本能を持っていません。また、社会的地位の高い男性を目にしたことがない女性であれば、舞い上がるもしくは警戒して質問攻めにし、そこから矛盾を感じ取りますが、美人連はエリート慣れしているので、あまりつっこまないこともマイナスに働きます。

 

② ニブい
「男性の判断には、無意識に性的メリットが絡む」ので美人は出会いの時点では有利ですし、多少おかしな言動でも「天然かな?」くらいに好意的に解釈してもらえます。しかし、定期的にセックスできる関係になると、その神通力は落ちてしまいます。なので、セックスをしてからが本当の勝負とも言えるわけですが、美人連はそのあたりがいまいちわからず、「急に彼が冷たくなった」とショックを受けてしまうのです。一部始終を聞いている私には、この時に潮目が変わったとわかるわけですが、美人連は相手の話を聞いていなかったり、聞いていても気に留めなかったりします。手痛い経験をしても、すぐに美貌につられて新しい男性が現れるので、自分を振り返る時間がないことも、よくない方向に働いてしまいます。

 

③ 恋愛と結婚の違いがわかっていない
結婚は契約です。双方にメリットが生まれるように契約を結べれば、関係は強固になるわけですが、美人連は「愛され」をいつまでたっても追い求めてしまう傾向があります。

美人は結婚相手をこう選べ

高垣に話を戻しましょう。「バイキング」(フジテレビ系)に出演した元文春記者によると、高垣の夫はSNSに高級店での食事をアップしていたものの、仕事関係者の間では、金欠の印象が強かったそうです。金塊の密輸は手間(海外に渡航する、ひとりで持ち出せる金塊には限界があるので人を雇う、渡航費がかかる)を考えると、能率が悪く、よっぽどカネに困っていたのではないでしょうか。一緒に暮らしていても、高垣とはお財布は別だったのかもしれませんが、美人特有のニブさや疑わなさが裏目に出てしまったようにも思えます。

 

加えて、最初の夫、清水宏保との結婚です。愛情に基づいて結婚を決めたのでしょうが、この結婚で清水は美人妻を得られますが、高垣が得るメリットがあるかというと、首をかしげざるを得ません。自分がよく知っている業界で、共通の知人がいて、さらに自分にはっきりしたメリットのある人を選ぶことを、私は美人のみなさんにお勧めしています。

 

高垣が本当に男運が悪いか、今決めることはできません。なぜなら、今後、高垣がいい男性と恋愛や結婚をすれば、今までのイメージはちゃらになるから。本人が悪いことをしたわけではないのですから、堂々と仕事をしてほしいと願っています。

 

【他の生きざまを読むなら】

40代の人づきあい

オンナの生きざま

 

≪フリーライター 仁科友里さんの他の記事をチェック!≫

 

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