新規抗がん剤「ヴォトリエント(R)錠200mg」 悪性軟部腫瘍の治療薬として日本で承認取得 ~悪性軟部腫瘍で初めての分子標的薬が登場~

PR TIMES / 2012年9月28日 19時7分

グラクソ・スミスクライン株式会社(社長:フィリップ・フォシェ、本社:東京都渋谷区、以下GSK)は、9月28日付で、新規抗がん剤「ヴォトリエント(R)錠200mg」(パゾパニブ塩酸塩、以下「ヴォトリエント(R)」)について悪性軟部腫瘍の効能効果で厚生労働省より製造販売承認を取得しました。なお、本剤は2011年11月16日付で厚生労働省より希少疾病用医薬品の指定を受けています。

GSKの社長 フィリップ・フォシェは「ヴォトリエント(R)」の承認について次のように述べています。「悪性軟部腫瘍は患者数が約3000人の希少ながんです。「ヴォトリエント(R)」承認により、20数年ぶりに新たなアプローチの治療法を患者さんに提供できることになります。ヴォトリエントは悪性軟部腫瘍に対する初めての分子標的薬で、1日1回服用の経口剤です。承認は国内第1相臨床試験に加え、PALETTE(PAzopanib expLorEd in sofT Tissue sarcoma- A phasE III study)と呼ばれる日本人も参加した国際共同第III相臨床試験に基づくものです。欧米とほとんどドラッグラグもなく、日本の患者さんに薬剤を提供できることを大変嬉しく思います。また、「ヴォトリエント(R)」の承認は、患者数が多い疾患に対する治療薬のみならず、高い医療ニーズが存在する希少疾患の治療薬開発に注力しているGSKとして大きな誇りでもあります。GSKはがんの領域において豊富な開発パイプラインを有しており、今後も医療ニーズが存在するこの分野に画期的な薬剤を提供すべく努力を続ける所存です。」

「ヴォトリエント(R)」について
分子標的薬である「ヴォトリエント(R)」は、グラクソ・スミスクライン社が開発したキナーゼ阻害薬です。「血管内皮細胞増殖因子受容体(VEGFR)」、「血小板由来増殖因子受容体(PDGFR)」、「幹細胞因子受容体(c-Kit)」という主に3つの標的に作用し、腫瘍の増殖に関与する血管の新生を阻害することなどにより抗腫瘍効果を発揮します。

本剤は、2012年4月に米国で、8月に欧州にて、化学療法の治療歴がある進行性悪性軟部腫瘍の患者さんを対象にした治療を適応とし承認を取得しています。また、本剤は2009年10月に進行性腎細胞がんの適応で米国での承認を取得し、欧州では2010年6月に同適応で条件付き承認を取得しています。日本では、この度承認を得た効能効果に加え、腎細胞がんおよび卵巣がんを対象とした臨床試験を実施中です。

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