セカオワSaori「行き詰まり」「立ち尽くし」「酷く落ち込んでいた」日々の救いとは
PR TIMES / 2021年8月3日 17時45分
2作目となるエッセイ集『ねじねじ録』を2021年8月3日(火)に刊行
[画像1: https://prtimes.jp/i/84197/1/resize/d84197-1-5f808a86e9992912d071-0.jpg ]
「サオリちゃんって、いつもねじねじ悩んでるよね」
「ねじねじ?」
「そう、なんかいつも難しい顔しててさ。ねじねじ悩んでるって感じするじゃん」
確かに深瀬君の言う通り、私の悩み方は、『くよくよ』でも『うじうじ』でもなく、『ねじねじ』である気がする。」(『ねじねじ録』あとがきに代えて)
その圧倒的なポップセンスや独創性あふれる世界観によるライブ演出で、ファンを熱狂的に魅了し続けるバンド「SEKAI NO OWARI」。そのピアノ演奏とライブ演出、作詞、作曲などを担当するSaoriは、作家・藤崎彩織としてもその才能を発揮し、2017年には初小説『ふたご』でいきなり直木三十五賞にノミネートされました。
活躍の幅を自由自在に広げ、そのいずれもが人々の高い評価を獲得し、次は彼女からどんな作品が生み出されるのだろうと、近年ますます期待と注目が集まる存在であることは誰もが疑う余地がありません。
しかしこの間、当の本人は、「行き詰まり」「立ち尽くし」「酷く落ち込んでいた」日々のただ中でもがいていました。
「2020年は特にねじねじした年だった。音楽制作も行き詰まったけれど、小説家としての活動はもっと行き詰まっていた」(『ねじねじ録』あとがきに代えて)
この追い詰められた心の救いとなるきっかけが、短い文章を書くという作業でした。
最新作『ねじねじ録』は、音楽を作って悩み、文章を書いて悩み、子育てをして悩み、音楽家として母として妻として悩み落ち込みながらも何とか前へ進もうとする藤崎彩織の日々の思いや風景を、本音で丁寧に綴ったエッセイ集です。
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文章を書いて人に読んで貰いたい。その気持ちが自分の中でとても強いものになって、身体の中でねじねじと空回りしている数年間を過ごしていました。
制作に行き詰まり、焦っていたぶん、正直になりすぎた気もするけれど、私はこのエッセイを書くことで救われました。
読んでいただけたら嬉しいです。
藤崎彩織
SEKAI NO OWARIのツアーでは何十万人のファンの前に立つ一方、家庭では夫と息子と育むごく普通の日常を送る、藤崎彩織の飾らない等身大の言葉に、救われる人はきっと少なくありません
一生懸命がんばっていてもどうしてもうまくいかない。行き詰る日々に深呼吸したい。そんな思いを抱えるすべての人にぜひ手に取っていただきたい一冊です。
【藤崎彩織 刊行記念インタビュー】
https://note.com/suirinsha/n/nad0fe0560eeb
■『ねじねじ録』書籍情報
・発売日:2021年8月3日(火) ※電子書籍も同時発売
・価格:1540円(本体1400円+税10%)
・体裁:四六判上製カバー装
・装画:牧野千穂
・装丁:大久保明子
・書籍サイト: https://www.suirinsha.co.jp/books/detail3.html
・もくじ:子育てが苦手でも/6歳の冒険/優しさの材料/アーリーバードマン/未来を変える性教育/ねぎらい夫婦 他 全41編+あとがきに代えて
■著者プロフィール
藤崎彩織(ふじさき・さおり)1986年大阪府生まれ。2010年、突如音楽シーンに現れ、圧倒的なポップセンスとキャッチ―な存在感で「セカオワ現象」と呼ばれるほどの認知を得た4人組バンド「SEKAI NO OWARI」でピアノ演奏とライブ演出、作詞、作曲などを担当。研ぎ澄まされた感性を最大限に生かした演奏はデビュー以来絶大な支持を得ている。文筆活動でも注目を集め、2017年に発売された初小説『ふたご』(文藝春秋)は直木賞の候補となるなど、大きな話題となった。他の著書に『読書間奏文』(文藝春秋)がある。なお、SEKAI NO OWARIは、今年メジャーデビュー10周年を迎え、7月21日(水)にニューアルバム「scent of memory」をリリース。
HP https://sekainoowari.jp Twitter @saori_skow
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