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親の離婚で不安な小・中学生へ。結婚・離婚の法律や制度を学び、同じ境遇の同年代と触れ合える無料オンラインイベント「よくわかる子どもと法」を開催します。

PR TIMES / 2021年9月27日 10時45分

「離婚後に子どもと暮らしている親御さん」に向けての講座も同時開催。子どもの抱える課題や子どもの成長への向き合い方をプロがおしえます。

ひとり親家庭に悩む子どもたちを支援する特定非営利活動法人ウィーズ(代表:光本歩、所在地:千葉県船橋市、以下NPO法人ウィーズ)は、司法書士法教育ネットワーク(代表:前田道利、所在地:大阪市中央区)と連携し、「親の離婚を経験した子ども」と「離婚後に子どもと暮らしている親御さん」を対象とした、結婚や離婚・親子関係など生活に関わる制度や法を学ぶオンラインイベント「よくわかる子どもと法」を開催します。

詳細・申込はこちら:https://we-ed-s.com/legal-edu2021.html




[画像1: https://prtimes.jp/i/85963/1/resize/d85963-1-1012287d338336d60b26-0.jpg ]



1・離婚家庭の子どもたちが抱える不安・孤独感を解決したい

[画像2: https://prtimes.jp/i/85963/1/resize/d85963-1-e8037daf2d1f9ec8dff0-8.png ]

国内で離婚をする約20万組の夫婦のうち、親権を行わなければならない未成年の子どもをもつ夫婦は約6割です。
2012年1月に民法が改正され、両親の離婚時には子どもの利益を一番に考え、養育費や面会交流の取り決めが明文化されました。しかしながら離婚後の夫婦は父親または母親のどちらかが親権を持つ単独親権制度により夫婦間で親権や面会交流について調停や裁判で争うケースが年々増えています。2019年には離婚後の夫婦でも父親と母親の双方が親権を持つことができる共同親権制度の導入について国として検討もはじまり、2021年は法務省の法制審議会も動いています。

これに巻き込まれ離婚家庭や別居段階にある家庭の子ども (以下、離婚家庭の子ども)が苦しんでいます。安心できるはずの家庭では、子どもが親の傷つけあう姿を見て失望し、自らの自己肯定感を下げています。当団体では10年以上にわたり離婚家庭の子どもの支援を行ってきましたが、「親同士の争いを見たくない」「両親が今何を話し合っているのか、なぜこうなっているのか知りたい」「これからどうなるのか不安」という子どもたちの声は絶えません。

これらの子どもたちの声にこたえ、子どもの権利や自尊心を守るためにも、子どもへの直接的な教育機会・情報提供が必要である。当団体では司法書士法教育ネットワークと連携し、離婚家庭の子どもたちを対象に、結婚・離婚の法律や制度を学べるプログラムを作成しました。

2・離婚家庭の子どもたちが対象の無料オンラインイベント「よくわかる子どもと法」


[画像3: https://prtimes.jp/i/85963/1/resize/d85963-1-834b97904260648d1c27-2.jpg ]

離婚家庭の子どもたちが親子関係や環境の変化を乗り越えるために、結婚や離婚・親子関係など生活にかかわる制度や法を適切・正確に学び、それらの制度の中で自ら考え、自分自身の意見をもって行動する力を養ってほしいと考えています。昨年度は会場でのリアル開催としましたが、本年度はオンラインで実施します。


3・離婚家庭の子どもを待つ親御さんへのプログラムも同時開催

[画像4: https://prtimes.jp/i/85963/1/resize/d85963-1-390c16525aa562eebeab-1.jpg ]

また、離婚家庭の子どもが一番接する機会が多くなるのが、離婚後に子どもとともに暮らすことになった親(以下、同居親)であり、同居親の子どもへの影響力は非常に大きいです。。子どものエンパワメントにあたっては同居親も同様に離婚で消費したエネルギーを回復させる必要があります。

同日・同時間帯には同居親が子どもの成長過程に合わせて起こり得る課題や問題に対し向き合えるようにと練られた同居親向けプログラムも実施します。

<日程とそれぞれのプログラム内容>


中学生1回目:10月16日(土)10時~11時半・13時~14時半『法とルールを感じる』
小学生1回目:11月20日(土)10時~11時半・13時~14時半『法とルールを感じる』
中学生1回目:12月18日(土)10時~11時半・13時~14時半『いろいろな家族のカタチと法』
小学生1回目: 1月15日(土)10時~11時半・13時~14時半『いろいろな家族のカタチと法』
小学生1回目: 2月19日(土)10時~11時半・13時~14時半『子どもの権利』
中学生1回目: 3月19日(土)10時~11時半・13時~14時半『子どもの権利』



・子ども向けプログラムの講師は司法書士が、親向けのプログラムはNPO法人ウィーズのスタッフが行います。
・お申込みはそれぞれ実施日の7日前まで受け付けます。定員は各回10名です。


参加費用:無料
プログラムの詳細と参加応募はこちらから:https://we-ed-s.com/legal-edu2021.html

<昨年の参加者からの声>

●少しむずかしい話だったけれど、自分の意見も言えて良かった。自分がフツーと思うことがフツーじゃなかったり、いろんなところに決まりやルールがあるのが分かった。(中学1年生)
●しっかり頭の中に入ってきて、覚えられた。将来も使う知識がついてよかった。親が離婚した後の相続のことが心配だったけれど、質問できた(小学6年生)
●とても貴重なお話をうかがうことができて良かったです。学校や家庭では学べないことを教えていただいたこと、また親の離婚を経験した同じ境遇を持つ同世代の子との交流を持てたこと、必ず将来のどこかで役に立つ経験になったと思います。(母親、小学6年生の息子1人)
●子どもの意識が変わったと思います。民法の勉強が興味深かったようです。(父親、中学一年生の娘1人)

4・想い


NPO法人ウィーズ 理事長 光本 歩

[画像5: https://prtimes.jp/i/85963/1/resize/d85963-1-8d4ab7d0406e865d5f0b-5.jpg ]

離婚を選択したお父さん・お母さんは、子どもたちが育つ環境を守りたいと考えながら、やむを得ず今の状況に至っていることでしょう。
しかし、親が離婚をしていることによって子どもに生じる課題は思わぬところに散らばっています。
どれだけお父さん・お母さんが配慮をしてくれていたとしても、家庭環境のことで周りと比べてしまったり、周りに傷つけられてしまったりすることもあるのです。
今回のプログラムでは離婚家庭の子どもたちが親子関係や環境の変化を乗り越え、お子さんとお父さん・お母さんが1対1の人間関係をしっかり築いていけるように、司法書士の皆さんの力を借りて作成しています。「お金の使い方」「性教育」など大切なことはたくさんありますが、今回は「法教育」をテーマに結婚や離婚・親子関係なども含め生活に関わる制度や法を楽しく学び、主体的に考え行動できる力を養ってほしいと願っています。

司法書士法教育ネットワーク  前田 通利

[画像6: https://prtimes.jp/i/85963/1/resize/d85963-1-d5b8de3a964b9c3283e4-6.jpg ]


私は大人になってから38歳の時に試験を受けて司法書士になりました。そのときはじめて勉強した法律は、もっと若いときから知っておいたらよかったということばかりでした。そんな法律のことを少しだけ小中学生のみんなといっしょに考えてみたいなと思います。


■司法書士法教育ネットワークについて

司法書士法教育ネットワークは、2007年(平成19年)4月、全国各地で法教育活動に取り組んでいる司法書士と教員等を結ぶネットワークづくりを目的として発足した団体です。発足以来、法教育に関する情報収集、教材の分析・整理をはじめ、ホームページやメールニュースを通じての情報提供や各地を巡回して行う交流会の開催、オリジナル教材の開発など、多岐にわたる活動を通して法教育の輪を広げています。

■特定非営利活動法人ウィーズについて

親の離婚や別居、家庭環境に悩む子どもたちの支援を目的として活動しています。
主に10代の子どもたちからのLINE相談対応、面会交流支援、子どもたちの居場所づくりなどの活動を通じて子どもたちの支援を行っています。

設立:2016年3月
代表:光本 歩
所在地:千葉県船橋市習志野台4-710-14-201
URL: https://we-ed-s.com

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