【緊急宣言】西アフリカ食料危機により1800万人が飢餓に直面 ~サヘル地域4カ国で150万人への支援を開始~
PR TIMES / 2012年6月12日 14時45分
子ども支援の国際NGOであるセーブ・ザ・チルドレンは、西アフリカにおける食料危機宣言を発表し、サヘル地域4か国(ニジェール、マリ、モーリタニア、ブルキナファソ)での緊急支援を開始しました。
西アフリカの中でもとりわけサヘル地域では、大干ばつと食料価格の高騰により1800万人以上の人々が飢餓の危機に直面しています。同地域は世界の中でも最貧困地域の一つであり、収穫高や食料価格の変動など、外的要因の影響を受けやすくなっています。セーブ・ザ・チルドレンの調査分析によると、今年の6月からサヘル地域の大部分が不作の時期に入るため、今後数か月にわたり貧困家庭では本来必要とする食料の約2割しか入手できないことがわかっています。また、今回の食料危機により、西アフリカでは既に何百万人の子どもたちが慢性的な栄養不足に苦しんでおり、餓死する子どもも出ていると報告されています。
セーブ・ザ・チルドレンは西アフリカ地域の食料危機問題について初期段階より警告を鳴らしてきましたが、国際社会による支援が不十分だったため、被害は悪化の一途をたどっています。このような状況を受け、セーブ・ザ・チルドレンは緊急支援として、現在までに数万人の人々に食料購入のための現金支給を行ったほか、約9万人の子どもたちに対し栄養不良の治療を実施してきました。今後は100万人の子どもたちを含む、150万の人々に対し、食料および安全な水の提供、保健栄養支援などを実施していきます。
セーブ・ザ・チルドレンはサヘル地域において約30年にわたり活動しており、過去にも食料危機に対する支援を実施しています。
企業プレスリリース詳細へ
PRTIMESトップへ
この記事に関連するニュース
-
スーダン危機1年:2,400万人の子どもたちが飢え、暴力、教育の欠如という脅威にさらされています
PR TIMES / 2024年4月24日 17時40分
-
スーダンの武力紛争に端を発する地域危機に、教育を後回しにはできない基金(ECW)が対応
共同通信PRワイヤー / 2024年4月16日 9時42分
-
日本政府、ガザ地区とヨルダン川西岸地区における緊急のニーズに対応するため、UNICEFに対し計約950万米ドルの支援を実施
PR TIMES / 2024年4月15日 16時15分
-
中東危機勃発から6カ月:世界中の目がガザに注がれている一方で、子どもたちの苦しみは影に隠れたままです
PR TIMES / 2024年4月10日 11時15分
-
声明:国連パレスチナ難民救済事業機関(UNRWA)への拠出再開を歓迎 国際NGOセーブ・ザ・チルドレン
PR TIMES / 2024年4月3日 17時40分
ランキング
-
1【解説】円安どこまで進む? 深刻…家計にも影響、為替介入の可能性は
日テレNEWS NNN / 2024年4月25日 20時5分
-
2英郵便局の冤罪事件、会計システム原因の富士通社長「申し訳ない」と謝罪…1月にドラマ化され批判強まる
読売新聞 / 2024年4月25日 23時0分
-
3なぜ歯磨き粉はミント味? ヒット商品の誕生には「無駄」が必要なワケ
ITmedia ビジネスオンライン / 2024年4月26日 8時0分
-
4米、為替介入に慎重姿勢 財務長官「行うのはまれ」
共同通信 / 2024年4月26日 0時19分
-
5サイゼリヤ、ギリギリ「国内黒字化」も残る難題 国内事業の利益率0.05%、値上げなしで大丈夫か
東洋経済オンライン / 2024年4月24日 7時30分
記事ミッション中・・・
記事にリアクションする
記事ミッション中・・・
記事にリアクションする
エラーが発生しました
ページを再読み込みして
ください