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<開催レポート>バイエル薬品 「静脈血栓塞栓症(エコノミークラス症候群)啓発イベント」~飛行機だけじゃない、身近に潜む「エコノミークラス症候群」~

PR TIMES / 2014年10月14日 17時37分

日時: 2014 年10月12日(日) 11:00~18:00、13日(祝/月) 11:00~17:00 / 場所: 羽田空港/第二旅客ターミナル2階Dスペース(東京・大田区)

大阪、2014年10月14日 ― バイエル薬品株式会社(本社:大阪市、代表取締役社長:カーステン・ブルン、以下バイエル薬品)は、2014年から新しく制定された「世界血栓症デー」( 毎年10月13日) ※1) にちなみ、エコノミークラス症候群として知られる「静脈血栓塞栓症」※2)の啓発イベントを2014年10月12日(日)・ 13日(祝/月)に、東京都大田区の羽田空港第2旅客ターミナル2階Dスペースにて開催しました。



本イベントでは、連休中で羽田空港を訪れた多くの方々に、「静脈血栓塞栓症(エコノミークラス症候群)」について、正しい知識を持っていただけるよう情報提供を行いました。全日本空輸株式会社(本社:東京都港区、代表取締役社長:篠辺 修、以下「ANA」)の協力のもと、フリーキャスターの唐橋ユミさんと、ANA キャビンアテンダントが登場したミニトークショーでは、疾患の説明に加え、血栓症予防エクササイズも披露されました。会場では、静脈血栓塞栓症についてわかりやすく解説したオリジナル小冊子を約1,000人へ配布したほか、ビデオの上映も行い、同症(深部静脈血栓症、肺塞栓症)への理解と適切な対策を呼び掛けました。


“血管に血栓が詰まらないように” という願いを込め、高さ2mを超える鳥居をあしらった特設「詰まらない神社」には、多くの方々がおのおのの願いを短冊にしたため、「つまらない祈願」をしている姿が見られました。


※1) 「世界血栓症デー」: 2014年3月25日、国際血栓止血学会(ISTH)は、毎年10月13日を「世界血栓症デー」(World Thrombosis Day)と定めました http://www.worldthrombosisday.org/(英語サイト)
※2) 「静脈血栓塞栓症(エコノミークラス症候群)」: 主に足の静脈でできた血栓が血流に乗って移動し、肺の動脈に詰まる疾患(詳細は後述の「資料」をご参照ください。)


<開催概要>
■ 名 称: 「静脈血栓塞栓症(エコノミークラス症候群)啓発イベント」
     ~飛行機だけじゃない、身近に潜む「エコノミークラス症候群」~
■ 主 催: バイエル薬品株式会社
■ 日 時: 2014年10月12日(日)11:00~18:00 、13日(祝/月)11:00~17:00
■ 会 場: 羽田空港/第2旅客ターミナル2階Dスペース
■ 実施内容:
 ―“血栓症アンバサダー”唐橋ユミさん&ANA キャビンアテンダントによるミニトークショー+血栓症予防エクササイズの紹介
 ―“血管に血栓が詰まらないように”祈願する特設「詰まらない神社」
 ―オリジナル小冊子の配布とビデオ上映
※唐橋ユミさんの出演は12日(日)のみ


<飛行機以外でも起こる?! エコノミークラス症候群の真実を紹介>
“血栓症アンバサダー”唐橋さんとANA キャビンアテンダントお二人によるトークショーを実施しました。エコノミークラス症候群としても知られる「静脈血栓塞栓症」について詳しくご紹介いただいた後、足や肺の血栓症が飛行機のエコノミークラス以外でも、どこででも、誰にでも起こり得る病気であることをわかりやすく紹介し、正しい理解とその予防法を知る大切さを呼び掛けました。
血栓症を気にされている乗客もいるので機内でも血栓症予防には日頃から気を使っているという、ANAのキャビンアテンダントのお二人からは、「定期的に水分を取っていただく」「窓側のお客様も動きやすい環境作りを心掛けている」などと、キャビンアテンダントならではの予防法やアドバイスを紹介しました。
続いて披露された、機内やオフィスなどで気軽に実践できる血栓症予防エクササイズには、唐橋さんも笑顔で挑戦。唐橋さんは足を組んで片方の膝でもう一方のふくらはぎをマッサージするエクササイズについて、「今まで手を使ってマッサージしていましたが、反対側の膝を使ってマッサージするとは便利ですね。血流がよくなって体がポカポカ温まった感じがします」とコメント。さらに、「職業柄、周りには徹夜で座りっ放しで仕事をしている人も多いので、今日学んだ知識を持ち帰って、職場のみんなにぜひ広めたいと思います」と血栓症アンバサダーとしての意気込みを語りました。


<ANA キャビンアテンダントから直接、小冊子を手渡し!>
ANA キャビンアテンダントから、「静脈血栓塞栓症(エコノミークラス症候群)」の仕組みや症状を知ることができるオリジナル小冊子が配布されました。連休中ということもあり、トークショーでは通行人が血栓症予防エクササイズをその場で試している様子が多く見受けられたほか、小冊子配布の呼び掛けにも多くの方が立ち止まり、真剣に話を聞いていました。


<唐橋さんも“つまらない願い”を祈願!>
特設「詰まらない神社」では、多くの方々が、おのおのの願いを短冊に込めて、祈願を行いました。唐橋さんも、血栓症アンバサダーとして参加者に交ざり短冊を手に取って、「過酷な仕事でも、難なく乗り切れる身体になれますように」と忙しい唐橋さんならではの祈願を行いました。また、短冊を結び付けようとする子供に温かく話し掛け、「そのお願いかなうといいね!」と一緒に祈願する一幕も。会場は優しい雰囲気に包まれました。


【資料】
<世界血栓症デー(WORLD THROMBOSIS DAY)について>


2014年3月25日、国際血栓止血学会(ISTH)は、毎年10 月13 日を「世界血栓症デー(World Thrombosis Day ) 」と定めました。三大心臓血管疾患といわれる虚血性心疾患、脳血管障害、静脈血栓塞栓症(VTE)はいずれも血栓によって引き起こされる疾患(血栓症)であり、すべての死因の中で大きな割合を占めています。「世界血栓症デー」は、血栓症に関する正しい知識を広め、血栓症に起因する障害や死亡を減らすことを目的に制定され、世界規模での啓発活動が予定されています。10 月13 日は、血栓症という用語を作り、その主要な要因を発見した19 世紀のドイツの著名な病理学者、ルドルフ・ウィルヒョウ(Rudolf Virchow)の生誕日に由来しています。
また、バイエル薬品は世界血栓症デーをサポートしています。


<静脈血栓塞栓症(エコノミークラス症候群)について>
何らかの原因で血液が血管内で凝固(血液が固まること)すると、血栓ができます。その血栓が手足の血管(主に下肢)にできることを「深部静脈血栓症(DVT)」といいます。この「深部静脈血栓症(DVT)」でできた血栓が血管の中を流れていき、肺の動脈に詰まる病気が「肺塞栓症(PE)」です。この「肺塞栓症(PE)」は、狭い範囲で起これば症状はありませんが、範囲が広くなると胸の痛みや呼吸困難などの自覚症状があり、大きな血栓が肺動脈の本管に詰まると、死に至る場合があります。
この「深部静脈血栓症(DVT)」と「肺塞栓症(PE)」を総称して、「静脈血栓塞栓症(VTE)」と呼ばれます。「静脈血栓塞栓症(VTE)」は、一般的に「エコノミークラス症候群」という名称で知られており、飛行機のエコノミークラス利用者に起こる疾患だと思われがちですが、成人男女であればどこでも誰でも発症する可能性があります。

<静脈血栓塞栓症(エコノミークラス症候群)の症状・予防法について>
■症状
左右差のある脚のむくみや、脚の痛み、脚の皮膚の色の変化が見られる場合は、「深部静脈血栓症(DVT)」の疑いがあります。
■かかりやすい方とは
がんの方や妊娠中の方、肥満の方など、血液が擬固しやすくなっていたり、静脈の流れが悪くなっていたりする方は、血栓ができやすい傾向があります。
■治療と予防法
「深部静脈血栓症(DVT)」と診断された場合は、血液を固まりにくくする「抗凝固薬」の投与が行われます。また、「肺塞栓症(PE)」の治療には「抗凝固薬」や、血栓を溶かす「血栓溶解薬」が投与されます。いずれも出血した場合に出血が止まりにくくなるリスクを伴うので、注意が必要です。
予防法としては、長距離移動での長時間座りっ放しや、入院などでの長期の寝たきり状態の場合に、弾性ストッキングをはいたり、足首の曲げ伸ばしやふくらはぎのマッサージなどを行ったりすると、効果的です。

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