大修館書店、高等学校向けオンライン型探究教材"アクチュアル"を2022年4月にリリース
PR TIMES / 2021年7月8日 16時15分
発表を記念した連続オンラインセミナーを8月に開催
株式会社大修館書店(代表取締役社長:鈴木一行)は、高等学校向けのオンライン型探究教材"アクチュアル"を、来年4月にリリースします。
2022年4月は、高等学校新指導要領全面実施による「総合的な探究の時間」必修化に加え、生徒1人1台環境の整備が急速に進む時期でもあります。こうした学びや環境の変化をサポートするべく、探究に手間なく取り組め、LMS(学習管理システム)で学びを一元管理できるオンライン型の教材を大修館書店がご提供します。
"アクチュアル"の詳細については、今回の発表を記念して開催する連続オンラインセミナーでご紹介します。
[画像1: https://prtimes.jp/i/46209/4/resize/d46209-4-926029-0.png ]
"アクチュアル"の特色
「総合的な探究の時間」にどう取り組めばいいのか、配備された端末を生徒にどう使わせたらいいのか……こうした悩みを解決するために"アクチュアル"は誕生しました。
▶探究教材としての"アクチュアル"
・明日から探究が始められる授業展開案
授業の流れだけでなく、評価規準も明示した授業展開案付きの単元(探究教材)を20本以上ご用意しました。授業準備に多くの時間を割かれることなく、探究に取り組むことができます。
[画像2: https://prtimes.jp/i/46209/4/resize/d46209-4-414742-2.png ]
・無理なく取り組める段階別の構成
いきなり本格的な探究に取り組むのではなく、短いコマ数でまずはコツや考え方を身につけるところから始め、徐々に探究を本格化・高度化させていく構成になっています。
▶ICTツールとしての"アクチュアル"
・探究の成果物や履歴を一元管理できるLMSを実装
オンライン上のLMSによって、先生は生徒一人一人の活動状況を手間なく確認することができます。また、生徒が探究に取り組んだ履歴はすべてLMS上に保存され、ポートフォリオ化されていくので、入試に向けた志望理由書や活動報告書の作成が容易になります。
[画像3: https://prtimes.jp/i/46209/4/resize/d46209-4-618341-1.png ]
・どんな環境でも学びを止めないオンライン型ツール
教材の提供や、先生・生徒間でのワークシートのやり取りはすべてオンライン上で行います。いつ何時遠隔授業・ハイブリッド授業を実施することになっても、学びを止めることなく探究に取り組み続けられます。
▶探究こそICTを活用する絶好の機会
生徒が自ら様々な情報を集め、スライドや論文に成果をまとめる探究は、教科学習以上にICTを学びに取り入れるのが効果的です。
・活動の記録を整理しやすい…考えや情報をデータで蓄積していくと、その後の整理・分析が容易になります。
・発表・表現の力がつく…スライドでも論文でも、端末で発表資料を作成することで社会で通用する能力が身につきます。
・試行錯誤ができる…考えの整理や発表資料の作成でつまずいたときにも、データなら何度でも簡単にやり直せます。
・学びのポートフォリオが作れる…活動の記録や成果物をデータとして蓄積しポートフォリオ化できるので、志望理由書や活動報告書の作成もスムーズに進められます。
▶"アクチュアル"編集委員(編集・執筆)
探究の経験豊かな高校教員が中心となって教材を作成しています。現場の"リアル"な悩みを解決したい、その想いが教材として結実しました。
米田謙三(関西学院千里国際中等部・高等部)【代表】
上山晋平(福山市立福山中・高等学校)
藤原亮治(筑波大学附属坂戸高等学校)
蒲生諒太(立命館大学教育開発推進機構・講師) ほか
"アクチュアル"発表記念・連続オンラインセミナーのご案内
今回の発表を記念して、3回にわたる連続オンラインセミナーを以下の日程で開催します。第1回では"アクチュアル"の内容紹介に加えて、編集委員が各校での探究の取り組みを紹介します。第2回以降は、ワークショップ形式で実施し、参加者が"アクチュアル"の教材を実際に体験できるようにします。
第1回:8月1日(日) 13:00~15:30
第2回:8月22日(日) 13:00~14:40
第3回:8月29日(日) 13:00~14:40
*各回オンライン(Zoom)で開催します。
*各回とも参加費は無料です。当日は商品開発のためのアンケートにご協力いただきます。
*ご参加は高等学校・中高一貫校・教育委員会の先生など学校関係者に限らせていただきます。
*お申込みは下記サイトからお願いします。お申込みの前にサイトへのログインが必要です(登録無料)。
・Peatix▼
《第1回》https://actual-taishukan-0801seminar.peatix.com
《第2・3回》https://actual-taishukan-0822-29seminar.peatix.com
「総合的な探究の時間」とICT活用
▶「総合的な探究の時間」について
2022年4月から全面実施される高等学校新指導要領では探究学習が重視され、教科内にも「世界史探究」「理数探究」など"探究"と名のつく新しい科目が複数登場します。こうした新しい科目の中でも「総合的な探究の時間」は、カリキュラム・マネジメントの中核に置かれるものと位置づけられています。
「総合的な探究の時間」では、生徒が自己の生き方を考え、教科横断的に見方・考え方を働かせながら課題を解決していくことが求められます。また、探究の過程として、「課題の設定」→「情報の収集」→「整理・分析」→「まとめ・表現」というサイクルを発展的に繰り返していくことが求められています。
▶高等学校におけるICT活用について
最近、公立高校の約7割が1人1台端末を配布できていないという調査結果が発表されました。(出典:スタディプラス株式会社プレスリリース「1人1台端末の配布 公立高校で進まず 【Studyplus調べ】」2021年6月1日.https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000077.000047308.html)
一方で、2022年4月に向けては33の都道府県が1人1台整備を計画していることが明らかになっています。(出典:文部科学省「(通知)GIGAスクール構想における高等学校の学習者用コンピュータ等のICT環境整備の促進について」.https://www.mext.go.jp/content/202103012-mxt_jogai01-000011648_004.pdf)
GIGAスクール構想による端末整備によって、今年度の中学3年生は1人1台端末を活用できる環境にあることから、彼らを迎え入れる来年4月には高等学校でも1人1台端末を整備し、活用していくことが求められていると言えます。
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