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「旅する日本語」投稿キャンペーン開始のご案内

PR TIMES / 2018年6月28日 15時1分

昨年度1500件のエッセイが集まった人気投稿キャンペーンを今年も実施

羽田空港が“旅にまつわるエッセイ”を全国から募集します 募集期間:2018年7月2日~9月30日(結果発表:12月予定)



日本空港ビルデング株式会社は、東京オリンピック・パラリンピック競技大会が開催される2020年に向けて、日本語と日本のローカルの魅力を共有する活動「旅する日本語展」を実施しています。旅にまつわる美しい“日本語(小山薫堂氏)”と旅情感あふれる“絵画(小池アミイゴ氏)”を組み合わせたオリジナルアート作品展の活動に付加して、昨年度約1,500件の“旅の言葉”が集まった「旅する日本語」投稿キャンペーンを、今年度も7月2日より開始します。受賞者の発表は、羽田空港で開催予定の授章式(年末実施予定)で行います。
[画像1: https://prtimes.jp/i/27653/5/resize/d27653-5-576852-0.jpg ]

[画像2: https://prtimes.jp/i/27653/5/resize/d27653-5-199328-9.jpg ]

[画像3: https://prtimes.jp/i/27653/5/resize/d27653-5-966061-1.jpg ]


■応募概要

応募方法:
投稿はTwitter / instagram / note / ShortNote で行います。
ハッシュタグ #旅する日本語 と該当する日本語のハッシュタグをつけて、
旅にまつわるエッセイ(漢字とタイトル)を投稿

日本語 :
01「礼遇」(れいぐう)・・・礼を尽くし、丁寧にもてなすこと。
02「碧空」(へきくう)・・・青空。晴れ上がった美しい空。
03「昧爽」(まいそう)・・・夜明け方。あかつき
04「炎節」(えんせつ)・・・暑い季節の意。夏、盛夏。
05「幸先」(さいさき)・・・何か事を始める最初に、その事がうまく行きそうな感じを与える出来事。
06「生ひ優る」(おいまさる)・・・成長するに連れて素晴らしくなる。美しく成長する。
07「寸景」(すんけい)・・・日常生活に見える風景、人物の姿態などを撮った写真。
08「奇偉」(きい)・・・比類なく立派である・こと(さま)。
09「差添い」(さしぞい)・・・人を助け守るために付き添うこと、まさその人。
10「涼飇」(りょうひょう)・・・涼しい風。
11「恋草」(こいぐさ)・・・恋の思いが激しく燃え上がる様子を、草の生い茂るのにたとえていう。 

募集期間:
2018年7月2日~9月30日

景品内容:
最優秀賞(1名):10万円相当の旅行券
優秀賞(2名):5万円相当の旅行券
企業賞(11名):1万円相当の旅行券

審査員:
協賛者様、小山薫堂、小池アミイゴ、羽田空港(日本空港ビルデング株式会社)

※受賞作品は、「旅する日本語 授章式」(2018年12月実施予定)にて発表し、
 羽田空港内で展示を行う予定です。
※景品/イベント内容は予告なく変更になる可能性がありますのでご了承ください。


■「投稿キャンペーン」昨年度の最優秀賞作品
[画像4: https://prtimes.jp/i/27653/5/resize/d27653-5-489680-2.jpg ]

潔白の証し
父が会社員だった時、父の会社では毎年社員旅行があった。
出不精の父だったけれど、社員旅行だけは欠かさず参加していたと思う。
旅行のお土産はお菓子一箱か海辺ならお手軽干物セットのようなありきたりのものが多かった。
ある旅行の年、父が帰宅すると母が大きな声で私を呼んだ。
「ちょっと、お父さんがこんなもの買ってきたよ!」
大きな箱を開いた中には、大きな獅子の置物が入っていた。
「何これ?名物なの?」
「ううん、違うけど、これはお父さんの潔白の証しなんだって。」
「ふーん。」
それは、とてもじゃないけどかわいいとは言えなかったし、
まだ小学生だった私はお菓子じゃなかったことにがっかりしただけで、
わざわざ呼ばれて見せられても何の関心も持てなかった。
その時の社員旅行の行く先が有名な温泉街で、
夜、同僚の男性たちが近くの歓楽街に繰り出す中、
一緒に行くのを断った父がひとりで街に散歩に出て買ってきたのだと教えてもらったのは、
私が少し大人になってからの話。
獅子の置物は40年以上経った今も、床の間に誇らしげに座っている。
会社一筋で、遊ぶことなどほとんどしなかった父だったけれど、
古い旅行の写真の中で楽しそうに笑っているのを見ると、
義理で仕方なく行ってたわけでもないんだな、と少し嬉しい。
「それにしても、こんな重いものをよく背負って帰ってきたもんだわ。」
獅子を見るたび、母はいまだにそうつぶやいている。


■旅する日本語「オリジナルポストカード」を羽田空港で無料配布
[画像5: https://prtimes.jp/i/27653/5/resize/d27653-5-983575-6.jpg ]

[画像6: https://prtimes.jp/i/27653/5/resize/d27653-5-351626-4.jpg ]



配布期間:2018年7月2日~2019年3月31日
配布場所:国内線第1旅客ターミナル2階 出発ロビー

旅する日本語の特別什器の設置に合わせて、
昨年度約60,000枚を配布した旅する日本語「オリジナルポストカード」を
今年度も羽田空港にて無料配布します。


■旅する日本語とは?
羽田空港の出発ロビーが、日本語と旅をテーマにしたアートギャラリーに
展示場所: 国内線第1旅客ターミナル2階 出発ロビー
掲載期間: 2018年4月1日~2019年3月31日

詳しくは「旅する日本語」公式WEBサイトまで
URL: event.tokyo-airport-bldg.co.jp/tabisuru/
[画像7: https://prtimes.jp/i/27653/5/resize/d27653-5-125774-3.jpg ]

[画像8: https://prtimes.jp/i/27653/5/resize/d27653-5-590954-5.jpg ]



■関係者

[画像9: https://prtimes.jp/i/27653/5/resize/d27653-5-924415-7.jpg ]

文:小山薫堂 放送作家・脚本家
1964 年6 月23 日熊本県天草市生まれ。「料理の鉄人」「カノッサの屈辱」等、斬新なテレビ番組を数多く企画。初脚本となる「おくりびと」では、第32 回日本アカデミー賞最優秀脚本賞、第81 回米アカデミー賞外国語映画賞獲得をはじめ、国内外で高い評価を受けた。執筆活動の他、下鴨茶寮主人、京都造形芸術大学副学長を務める。くまモンの生みの親でもある。


[画像10: https://prtimes.jp/i/27653/5/resize/d27653-5-760712-8.jpg ]

絵:小池アミイゴ イラストレーター
1962 年群馬県生まれ。長澤節主催のセツモードセミナーで絵と生き方を学ぶ。1988 年よりフリーのイラストレーターとして活動。併せて音楽家や地方発信のムーブメントをサポート、展覧会や音楽イベント、ワークショップ開催を重ねる。2011 年3 月11 日以降日本各地を巡り個展「東日本」に結実。絵本「とうだい」(作:斉藤倫、福音館書店)作画担当。東京イラストレーターズソサエティ理事。

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