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規格外のタケノコを国産メンマにして、放置竹林の課題解決へ~森を育てる「延岡メンマ」を提供するLOCAL BAMBOOとJA延岡が業務提携~

PR TIMES / 2021年6月11日 11時15分

延岡から「三方よし」を実現する取り組みを推進

LOCAL BAMBOO株式会社(本社:宮崎県延岡市、代表取締役:江原太郎)は、JA延岡と業務提携を締結したことをお知らせいたします。育ち過ぎて規格外となったタケノコを国産メンマとして多くの方にお届けすることで、放置竹林を減らし、国産メンマのシェア拡大に貢献する取り組みを強化します。



[画像1: https://prtimes.jp/i/69060/6/resize/d69060-6-345554-7.jpg ]



豊かな森林資源を有する延岡市が抱える「放置竹林」~業務提携の背景~

延岡市は温暖な気候にめぐまれた宮崎県の北部に位置し、美しいリアス式の地形が作る豊かな海、水の郷百選にも選ばれた清流が流れる自然豊かな地域です。また、日本百名山「祖母山」を含む広大な森林は、延岡市総面積の84.6%を占めるほど、森林資源にも恵まれています。

豊かな森林資源で問題になっているのは、誰にも整備されない放置竹林です。森林所有者の高齢化や林業の担い手不足によって手入れが行き届かない森林が散見されるだけでなく、所有者不明となった森林や地籍調査が未完のため境界が不明瞭な森林の存在が目立っています。

竹は成長スピードが早く、森に入る日光を遮り、木々の成長を止めてしまうだけでなく、樹高の低い樹木を被圧・枯死させ、周囲を竹林化させてしまいます。これにより、二酸化炭素吸収などの公益的機能や生物多様性の低下、根が浅く生えてしまったことによる地すべりなど、さまざまな問題を引き起こしています。

LOCAL BAMBOOは、このような竹害を解決すべく、放置竹林をメンマにする活動として、2020年11月より“森を育てる「延岡メンマ」”の生産・販売活動を開始しました。


規格外のタケノコを国産メンマにして「三方良し」へ~JA延岡と行う取り組み内容~


[画像2: https://prtimes.jp/i/69060/6/resize/d69060-6-304777-8.jpg ]

従来であれば、育ち過ぎてしまったタケノコは出荷することができず、「廃棄」もしくは「そのまま放置」のいずれかの方法しかありませんでした。そして、収穫されずに残ったタケノコは、そのまま放置されることで竹になり、手入れが行き届かない放置竹林が広がる原因となっています。

この放置竹林の課題を解決するとともに、国産メンマの生産拡大を目的に、LOCAL BAMBOOとJA延岡が連携して、育ち過ぎて規格外となったタケノコを国産メンマにする活動をさらに強化します。

また、延岡で育つタケノコは、約3万年前の阿蘇の噴火による火山灰の土壌と九州山脈に磨かれた水、そして日照時間の長さによって生まれる旨み豊かなブランド食材「金の筍」として年々人気が高まっており、関東を中心に高級料亭などで提供されています。

規格外のタケノコを仕入れることで生産者の収入増加に貢献するだけでなく、良質な素材で作るこだわりの国産メンマを多くの方にお楽しみいただくとともに、地域が抱える竹害の解決を推進することで「三方よし」を実現する取り組みを推進します。


森を育てる「延岡メンマ」の特徴


[画像3: https://prtimes.jp/i/69060/6/resize/d69060-6-292534-5.jpg ]

「放置竹林をメンマにして竹害を食い止める」という社会貢献に繋がる活動でも、美味しくなければより多くの人に親しんでいただくことができず、活動を継続的に行うこともできません。自分たちが本気で美味しいと思える味を追及したのが「延岡メンマ」です。


また、延岡メンマに使われる食材も延岡産にこだわりました。
延岡ならではのブランド農産物「七萬石とうがらし」と全国の鑑評会において高い技術を評される渡辺味噌醤油醸造が作る「赤麦みそ」で作るピリ辛な味わいとやさしい歯ごたえが特徴です。
[画像4: https://prtimes.jp/i/69060/6/resize/d69060-6-593252-0.jpg ]


そして、メンマトーストやメンマアイスなど、メンマの新しい食べ方をご提案します。和洋中のジャンルにとらわれない、さまざまな料理に合わせていただき、メンマの魅力再発見をお楽しみください

延岡メンマ https://nobeokamenma.com/
[画像5: https://prtimes.jp/i/69060/6/resize/d69060-6-214859-11.png ]




JA延岡 たけのこ部会 担当者よりメッセージ

JA延岡 たけのこ部会では、当JAのブランド品目であります「金の筍」を含む青果たけのこ、水煮等の原料として出荷する加工用たけのこの出荷を行ってきました。

[画像6: https://prtimes.jp/i/69060/6/resize/d69060-6-619057-10.png ]



今回、業務提携を結んだことで、今まで規格外品であったタケノコを「延岡メンマ」の原料として出荷することが可能になりました。これにより、生産者の所得アップ及び竹林の整備に繋がっていきます。

今後も延岡をたけのこの産地として守っていくため、協力して盛り上げていきます。

JA延岡/延岡農業協同組合 組織概要
代表者 代表理事組合長 楠田富雄
本店所在地 宮崎県延岡市川原崎町281-1
設立 1990年4月1日

延岡の「食と農」を守り、みなさまに「笑顔と満足」をお届けし、ふるさとの「豊かな未来づくり」に貢献します。


LOCAL BAMBOO代表 江原 太郎よりメッセージ


[画像7: https://prtimes.jp/i/69060/6/resize/d69060-6-681318-4.jpg ]

放置竹林をメンマにして、延岡を国産メンマの一大産地へ
今回、私が育った地域の農家さん、延岡の農業を支えているJA延岡の方々と連携することで、「食」と「農業」の分野から延岡という地域を支えられることができると思っております。

たけのこ部会の方々とは2年前から情報交換などを行っていました。私の幼少期を知っている方々が農業の最前線で活躍されているので、生まれ育った地域や部会の方々のために、なんとか課題を解決できないかと考えていました。延岡という地域から、この取り組みをロールモデルにして、全国で同様の課題を抱える地域のお役に立てれば嬉しいです。

今後もJA延岡、たけのこ部会の方々とさらに連携を深めて、国産メンマの一大生産地として地元の一次産業を盛り上げていきたいです。放置竹林をメンマにすることで「森を育てる」活動は、まだ始まったばかりです。延岡周辺はもちろん、竹害に悩む全国の方々と一緒に課題解決していきたいと考えています。

LOCAL BAMBOO株式会社 会社概要

[画像8: https://prtimes.jp/i/69060/6/resize/d69060-6-553746-2.png ]

代表者 代表取締役 江原 太郎
本社所在地 宮崎県延岡市
設立 2020年5月7日
事業内容 一次産業のサポート


代表取締役 江原 太郎 プロフィール
宮崎県延岡市生まれ。東京農業大学を卒業後、都内最大級屋上貸し菜園「都会の農園」にて農園長を経験。インドネシアの人材事業、環境省との有機農業の普及啓発事業、BBQ事業を経て2019年に宮崎に拠点を移し、"食べもの付き情報誌"の宮崎ひなた食べる通信をスタート。現在は延岡メンマの他、複数の事業を手掛ける。

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