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バイエルが「KOBE」から始める次の「イノベーション」バイエル薬品、外資系製薬会社として国内初のインキュベーションラボ「CoLaborator Kobe」を神戸医療産業都市に開設

PR TIMES / 2018年6月5日 16時1分

サンフランシスコ、ベルリンに続きアジアでは初の試み

大阪、2018年6月5日 ― バイエル薬品株式会社(本社:大阪市、代表取締役社長:ハイケ・プリンツ、以下バイエル薬品)は、日本最大級のバイオメディカルクラスターである神戸医療産業都市に、外資系製薬企業としては国内初となるインキュベーションラボ「CoLaborator Kobe (コラボレーター神戸)」を6月6日に開設します。神戸市の企業支援制度を活用して開設した「CoLaborator Kobe」を通じて、スタートアップ企業の支援やネットワークの構築を目指します。

「CoLaborator Kobe」には、バイエル薬品が基本的な実験機器およびオフィス機器を設置し、参加企業が速やかに研究開発を開始できる環境を提供します。また、参加企業は近隣の医薬品・医療機器開発業務受託機関(CRO)企業および大学への実験委託などのサービスを優遇して受けられる予定です。「CoLaborator Kobe」で生まれた知的財産権については全て参加企業に帰属します。

現在、大阪大学発のバイオベンチャー企業である株式会社Epigeneron(http://epigeneron.com/)が「CoLaborator Kobe」への最初の参加企業として決定しています。同社は創薬標的同定技術などの実用化に取り組み、ゲノム機能の異常に起因するがんや中枢神経系疾患など難治疾患の治療法の開発を目指しています。さらにこの度、京都大学発のバイオベンチャー企業である株式会社マイオリッジ(https://myoridge.co.jp/)の参加も決定いたしました。同社はプロテインフリーの心筋分化誘導法に基づいたiPS細胞由来心筋細胞を用いて低コスト化を目指した創薬支援ツールの提供により、新薬の開発課題の解決をサポートします。

神戸市理事(医療・新産業本部長)の今西正男氏は「サンフランシスコ、ベルリンに続くアジア初の『CoLaborator』の開設場所に神戸を選んでいただいたことを誇らしく思います。 『CoLaborator Kobe』 の参加企業が神戸から大きく成長できるよう、神戸市としてもバックアップしてまいります」と述べています。

「CoLaborator Kobe」の責任者であるバイエル薬品オープンイノベーションセンター センター長の高橋俊一は次のように述べています。「ドイツ・バイエル社は、2012年以降海外で『CoLaborator』を開設しており、スタートアップ企業の支援を通じて複数の共同研究に進展する実績を有しています。このノウハウを活用するとともに日本の環境に合わせて、スタートアップ企業のエコシステム醸成に貢献して参ります。現在、複数のスタートアップ企業より興味を持っていただいており、今後ぜひとも日本発のシーズを世界へつなげていきたいと思います」

「CoLaborator Kobe」の概要
神戸空港からポートライナーでわずか6分、神戸の中心地三宮へも12分。新幹線の他、伊丹・関西空港へのアクセスも良い優れた立地条件です。周辺には、研究機関・病院・医療関連企業が集積しています。詳細はウェブサイトをご覧ください(https://www.colaborator.jp/)。


[表: https://prtimes.jp/data/corp/19857/table/13_1.jpg ]



バイエルについて
バイエルは、ヘルスケアと農業関連のライフサイエンス領域を中核事業とするグローバル企業です。バイエルはその製品とサービスを通じて、人々のクオリティ・オブ・ライフ(QOL)の向上に貢献すると同時に、技術革新、成長、およびより高い収益力を通して企業価値を創造することも目指しています。また、バイエルは、持続可能な発展に対して、そして良き企業市民として社会と倫理の双方で責任を果たすために、これからも努力を続けます。グループ全体の売上高は350億ユーロ、従業員数は99,800名(2017年)。設備投資額は24億ユーロ、研究開発費は45億ユーロです。詳細はwww.bayer.comをご参照ください。

バイエル薬品株式会社について
バイエル薬品株式会社は本社を大阪に置き、医療用医薬品、コンシューマーヘルス、動物用薬品の各事業からなるヘルスケア企業です。医療用医薬品部門では、循環器領域、腫瘍・血液領域、ウィメンズヘルスケア領域、眼科領域、画像診断領域に注力しています。コンシューマーヘルス部門では解熱鎮痛薬「バイエルアスピリン」をはじめ、アレルギー性疾患治療剤や皮膚科領域に注力しています。動物用薬品事業部は、動物用医薬品の提供を中心にコンパニオンアニマルおよび畜産動物のヘルスケアに貢献しています。同社は、技術革新と革新的な製品によって、日本の患者さんの「満たされない願い」に応える先進医薬品企業を目指しています。詳細はwww.byl.bayer.co.jp/をご参照ください。

バイエル薬品株式会社
2018年6月5日、大阪

将来予想に関する記述 (Forward-Looking Statements)
このニュースリリースには、バイエルの経営陣による現在の試算および予測に基づく将来予想に関する記述 (Forward-Looking Statements) が含まれています。さまざまな既知・未知のリスク、不確実性、その他の要因により、将来の実績、財務状況、企業の動向または業績と、当文書における予測との間に大きな相違が生じることがあります。これらの要因には、当社のWebサイト上(www.bayer.com)に公開されている報告書に説明されているものが含まれます。当社は、これらの将来予想に関する記述を更新し、将来の出来事または情勢に適合させる責任を負いません。

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