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【茨城県境町】自動運転バスの運行ルートに、病院や郵便局前など6つのバス停を追加。小学生の通学利用実証を行います。

PR TIMES / 2021年2月18日 10時15分

茨城県境町は2020年11月26日より、自治体初となる自動走行バスの公道での定常運行を開始しました。

境町の自動運転バスは、11月26日(木)の運行開始より、累計500便以上で延べ700人以上の乗客を輸送しました。利用者のご意見などを受け、6つのバス停を追加設置いたします。また、2月22日(月)・24日(水)に、小学生の通学利用の実証を行います。



[画像1: https://prtimes.jp/i/56181/15/resize/d56181-15-708609-1.jpg ]



茨城県境町(町長:橋本 正裕)は、ソフトバンク株式会社の子会社であるBOLDLY株式会社(ボードリー、本社:東京都千代田区、代表取締役社長 兼 CEO:佐治 友基、以下「BOLDLY」)の協力の下、2021年2月18日(木)、町内で運行する自動運転バス(※1)の運行ルートに6つのバス停を追加しました。

(※1) 自家用自動車として走行します。

■2月22日・24日、小学生の自動運転バス通学利用実証を行います
バス停の追加を受け、境小学校の通学班が2月22日(月)および24日(水)に、シンパシーホールから境小学校入口まで自動運転バスに乗車して登校し、通学における自動運転バスの活用について検討します。


■運行ルートと新バス停
これまで設置していた2つのバス停に加えて、運行ルート上にある西南医療センター病院(境町2190)や子育て支援センター、郵便局、小学校、役場、銀行での乗降が可能になります。
なお、乗客の利便性と安全性の向上のため、「河岸の駅さかい」行きの「西南医療センター病院前」のバス停には、地元のバス事業者や警察との調整により、地元のバス事業者が設置する既存のバス停を利用します。


[画像2: https://prtimes.jp/i/56181/15/resize/d56181-15-364986-8.jpg ]

バス停および、バスラッピング2台のデザインは、境町出身のアーティスト内海聖史氏によるデザインによるものです。
内海氏は、鮮やかな色彩で、日常空間の中おける美術のあり方や関係性を表現する作風で知られ「境町に当たり前にアートのある日常空間を展示、提示できるようになれば」と、令和2年7月に境町にオープンした「創業支援センターS-StartUP(エススタートアップ)」のシェアオフィスに第二アトリエを設置しています。

■時刻表
[画像3: https://prtimes.jp/i/56181/15/resize/d56181-15-677661-7.jpg ]

■乗車料金
だれでも無料で乗車できます(※2)

(※2)新型コロナウイルス感染症の拡大防止のため、当面の間、町民以外の方の乗車は、電話での事前予約制としています。
予約の受付窓口:境町役場 地方創生課(0280-81-1309)

■定員
11人(乗車定員は当面の間4人)
・定員のうち2名は保安要員とオペレーターが乗車します
・感染対策として座席の間隔を開けているため、当座の乗車定員は4人となります

■運行ルートの決定と今後の活用について
自動運転バスの運行開始に当たっては、BOLDLYによるルートの選定・設定や、3Dマップデータの収集、障害物検知センサーや自動運転車両の設定など、走行に必要な作業が行われました。
BOLDLYは現在、バスの運行業務を担っており、今回はバス停の追加のための設定作業を実施しています。
境町の自動運転バス運行開始からこれまでに、累計500便以上で延べ700人以上の乗客を輸送しました。バス停の追加設置場所については、町民からの要望や警察との協議を踏まえて決定しました。
なお、「NAVYA ARMA」は、環境への負荷を抑えて、ゆっくりと高頻度で運行するグリーンスローモビリティです。バス停での停車中に後続車が「NAVYA ARMA」を追い越すことで、渋滞の解消効果が期待できます。今後は、自動運転バスのさらなる利便性の向上に向けたルートの拡大や、自動運転レベル4を想定した運行管理体制の構築などに取り組みます。

■「横に動くエレベーター」「誰もが生活の足に困らない町」
境町は、自動運転バス「NAVYA ARMA(ナビヤ アルマ)」(仏Navya社製)を3台導入し、2020年11月26日から生活路線バスとして定時・定路線での運行を開始しました。
2019年11月26日、橋本 正裕 境町長が、webニュースサイトでSBドライブ社の自動走行バスの記事を発見したことがきっかけとなり、翌月12月26日にはSBドライブ佐治社長と面談、2ヶ月後の2020年1月27日には協定締結と、スピード感を持って課題解決に向け事業を推進してきました。
境町は鉄道の駅がなく、車が主な交通手段となっています。そのため、住民にとって便利な公共交通網の整備が課題でした。
このたび、自動走行バスが走行するルートは、多目的ホールや集会室、テニスコートなどを備えた「勤労青少年ホーム(シンパシーホール)」と、「河岸の駅さかい」の間、往復5kmをつなぐ町の中心部を通る区間となります。
路線沿いには、病院や郵便局、銀行など、生活に欠かせないポイントが存在し、自動運転バスは、無料で町民を運ぶ、いわば「横に動くエレベーター」となります。5年後には「誰もが生活の足に困らない町」を実現する未来を目指しています。

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