スキーポン、米国でレタス、ブロッコリー、キャベツ、大豆の実証実験へ / 展示会でも関心集まる
PR TIMES / 2024年3月9日 10時45分
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2023年12月、アクプランタ株式会社(CEO代表取締役社長:金鍾明、本社・東京都文京区)は米カンザス州の展示会に出展しました。昨夏は、カリフォルニア州などで深刻な水不足が発生し、作物の被害が相次ぎました。こうした現状を背景に、植物を高温・乾燥から強くするスキーポン(Skeepon)に興味を持ってくださる農家や農業関連企業の方が多く来場されており、スキーポンの効果を実際に見せてほしいという声を多くいただきました。
市場拡大に不可欠な、現地での実証実験につながるお声がけを複数いただき、スキーポンに対する期待の高さを再確認することができました。2024年2月には、アリゾナの展示会にも参加し、同様の反応をいただき確信が深まりました。
また、当社は数年前から、米国内の研究機関などの関係者と連携し、山火事で焼けてしまった森林の回復栽培や、トウモロコシを始めとする穀物やメロンなどの果実、トマトなどの野菜栽培での実証実験を続けてきました。2024年には大豆、レタス、ブロッコリー、キャベツの実証実験も新たに追加予定です。
スキーポンは、これまで日本国内外で野菜栽培での使用が中心でしたが、世界の穀物栽培の中心地である米国で、穀物栽培でのスキーポンの普及の手がかりを得るために、今後も積極的に米国での市場開拓を進めてまいりたいと考えております。
加えて、世界各地で深刻化している山火事後の復旧策の一つに、スキーポンが加わるよう、実証実験でエビデンスを積み重ねていきたいと考えております。
バイオスティミュラント製剤「スキーポン」
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バイオスティミュラントは、「生物」(バイオ)と「stimulant」(刺激剤)を組み合わせた呼称で、農薬、肥料、土壌改良資材など、従来の農業対策に次ぐ技術です。植物が本来持つ作用を刺激することで、気候や土壌からのストレスやダメージへの耐性を高めます。「スキーポン」は、酢酸(酢の主成分)の作用を活用したバイオスティミュラントです。酢酸の作用で、植物の乾燥や高温への耐性を高めることで、収量や品質の維持、節水に繋げます。
アクプランタ株式会社について
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創業者・CEO代表取締役社長の金鍾明が、理化学研究所の研究員だった2017年、学術誌「Nature Plants」に発表した、植物の乾燥耐性を高める酢酸の作用を活用したバイオスティミュラント資材「スキーポン」を開発したアグリバイオスタートアップです。気候変動や減農薬・減化学肥料の需要の高まりを背景に、国外では米国やウガンダなど14カ国で、スキーポンによる高温・乾燥対策の実証実験に取り組んでいます。国内ではJAふじ伊豆(静岡県)、群馬、愛知、和歌山の各県農業試験場、全国各地の農家、農業グループ、企業などと取り組んでいます。第6回 アグリテックグランプリ最優秀賞/第1回JAアクセラレーター優秀賞/AgriFood SBIRピッチ2023ビジネス構想最優秀賞、日本経済新聞社主催「超DXサミット インパクトピッチ」日経賞など、受賞多数。
お問い合わせ
アクプランタ株式会社 鈴木
e-mail: h.suzuki@ac-planta.com
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