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「金馬電影学院」指導教員の姜秀瓊監督が来日講演、台湾映画の人材育成を語る

PR TIMES / 2019年8月30日 19時40分



[画像: https://prtimes.jp/i/42392/18/resize/d42392-18-966869-0.jpg ]

台北駐日経済文化代表処台湾文化センターで8月24日、「2019台湾映画上映&トークイベント 台湾映画の“いま”」が開催され、短編映画『冷蔵庫』(原題:冰箱)、『インターフォン』(原題:對講機)、『跳格子』の上映後、金馬影展(映画祭)のワークショップ「金馬電影(映画)学院」の指導教員である姜秀瓊(チアン・ショウチョン)監督が、台湾映画の人材育成の経験を語った。

金馬電影学院の若手クリエイターらが何組かに分かれて15分の映画を制作した際、クリエイターらはそれぞれ自分の個性があり、自分の考えを堅持するか、それとも合わせるかで、たびたび衝突やケンカが起こる。しかし、指導教員は仲介はせず、問題の解決を促すように指導する。1カ月の短期間で、クリエイターらは自問しながら作品の創作を完成させ、他人とどのように協力していくかを学ぶ。このように語った姜監督は、金馬電影学院が開設されて10周年を迎え、多くの台湾映画のクリエイターおよび監督が育成されてきたことを紹介し、中国語が通じる日本の映画監督の参加も歓迎した。

次回の台湾文化センター「台湾映画上映会&トークイベント」は9月21日に黄信堯(ホアン・シンヤオ)監督『大仏+』(原題:大佛普拉斯)を上映・解説する。(イベントの詳細は台湾文化センターのウェブサイトを参照)
https://jp.taiwan.culture.tw/

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姜秀瓊(チアン・ショウチョン)監督プロフィル
1969年生まれ。台北芸術大学大学院在学中に楊徳昌(エドワード・ヤン)監督の『牯嶺街少年殺人事件』に主役張震(チャン・チェン)の姉役で出演、この年の金馬奨で助演女優賞にノミネートされる。これをきっかけに楊徳昌監督や侯孝賢(ホウ・シャオシェン)監督のもとで映画製作の仕事を開始。

2008年短編映画『跳格子』が金馬獎、台北電影節、金穗獎等数々の賞を受賞、2009年には香港の關本良(グァン・ベンリャン)と共同監督したドキュメンタリー映画『風に吹かれて―キャメラマン李屏賓(リー・ピンビン)の肖像(原題:乘著光影旅行)』が台北電影獎の最高賞百萬首獎を獲得、東京国際映画祭でも上映された。

2015年に東映が製作した『さいはてにて~やさしい香りと待ちながら』で台湾人として初の日本映画の監督をつとめ高評価を得る。

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