官民連携「政策オープンイノベーション」を推進する福井県が、AvePoint製品を導入
PR TIMES / 2024年3月19日 11時45分
庁内グループウェアを県民に安全に解放し、コミュニケーション活性とアイデア創出を促進
AvePoint Japan株式会社(本社:東京都品川区、代表取締役:塩光 献、以下「AvePoint」「当社」)は、Microsoft 365をより安全・簡単に運用するためのツール「AvePoint Cloud Governance」「AvePoint Policies & Insight」が、福井県に導入されたことを報告します。本製品の導入を通じて、同県が推進する「政策オープンイノベーション」で活用されているMicrosoft Teamsの安全な外部開放を実現し、県民ユーザーの参加チームが一気に増大したことで、新しいアイデアや事例の創出が促進されています。当社は今後も、継続的な技術革新と安全なソリューション提供を通じて、行政におけるDX(デジタルトランスフォーメーション)の推進に貢献してまいります。
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福井県庁がAvePoint 製品を導入した背景
福井県は、2020年に政策オープンイノベーションを開始し、県民が主役の県政を実現するために、5000人以上の県民が参加する「福井県長期ビジョン」を策定しました。この取り組みを加速するため、2019年からMicrosoft Teamsを導入し、庁内外のコミュニケーションを活性化させてきました。
Microsoft Teamsの外部開放により官民の活発なコミュニケーションが促進される一方で、いくつかの課題に直面しました。まず、安全にTeamsを外部開放するためには、ゲストユーザーを招待できるチームの設定を適切に管理する必要があり、この作業には、担当職員の負担増加や設定ミスによる情報漏洩リスクの増加が懸念されました。さらに、ゲストユーザーを招待する際には、適切な権限付与や無断でのゲスト追加を防止する仕組みが必要でした。また、招待したチーム以外の情報を閲覧不可にすることや、ゴーストゲストユーザー(既に使われていないのにゲスト登録が残っているユーザー)やシャドーユーザー(チームメンバーではないのにチーム内ファイルへのアクセス権を持つユーザー)の監視も不可欠でした。
このような課題を解決するため、AvePointの「Cloud Governance」と「Policies & Insights」が導入され、ゲストユーザーの管理、情報共有のセキュリティ強化が実現したことで、県民や市町、民間事業者との安全なコミュニケーションが可能となりました。
福井県では、今後、活動実態のないチームの棚卸しを行うなど、さらに効率的なTeams管理を目指しています。また、県庁全体のネットワーク構成をクラウドサービスへ移行する計画もあるため、ゼロトラスト化やクラウドバックアップなど、新たなセキュリティ対策が必要となります。今後も、福井県とAvePointは連携し、これらの課題に対応しデジタルトランスフォーメーションをさらに推進していく予定です。
詳しい導入事例記事はこちら
https://www.avepoint.com/jp/case-studies/fukui-prefecture
「 AvePoint Cloud Governance」について
AvePoint Cloud Governanceは、Microsoft Teamsを安全・便利に管理できるツールとして高く評価され、自治体や大企業をはじめ様々な企業で採用されています。社内で利用ルールやポリシーを定めずにユーザー任せにしていると、多くの組織で「チームの乱立」という課題が発生します。例えば、Teams のチームが好き勝手に作られ、誰が管理者なのかも曖昧になってしまい、結果として不要なチームが残り続けてしまいます。また、それぞれのチームの外部共有設定を個別に行うことができないため、外部ユーザーに対してのガバナンスが効かず、情報漏洩のリスクが放置されているケースも多く見受けられます。 AvePoint の「Cloud Governance」を利用することで、Teams管理のベストプラクティスをあらゆる組織で実現させることができます。AvePoint Cloud Governanceは、現在100社超の導入実績ですが、2024年度末までに150社への導入を目指しています。
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https://www.avepoint.com/jp/products/cloud/office-365-governance
「 AvePoint Policies & Insights」について
Policies & Insights (PI) は、Microsoft 365 テナント全体を網羅したセキュリティレポートをシンプルな操作で生成することが可能となる SaaS サービスです。Microsoft 365 環境をモニタリングし、「機密データにアクセスできるのは誰か」「機密データにアクセスしたのはどのユーザーか」「脅威となる危険性のある外部ユーザーが存在しないか」 等の重要な問いに、すぐに答えを出すことができます。
PI は、使用中の Microsoft Teams のチーム・Microsoft 365 グループ・SharePoint のサイト・ OneDrive のセキュリティ状態を可視化します。ルールや権限の制御レベルを選択・設定し、リスクを定義することにより、ポリシーを自動適用することが可能です。
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https://www.avepoint.com/jp/products/cloud/policies-insights-microsoft-365
■世界11カ国に展開、クラウド導入・運用管理支援を行う「AvePoint」について
AvePointは、2001年に米国で創設されたIT企業です。マイクロソフト社のグローバルパートナーとして、同社製品導入時のデータ移行などでビジネスを拡大しています。現在、世界11カ国(カナダ、オーストラリア、南アフリカ、イギリス、フランス、ドイツ、オランダ、スイス、日本、シンガポール、中国)に展開、17,000 社以上(900 万人以上のクラウドユーザー)の Microsoft365 導入企業に対して、クラウド環境へのデータ移行から、移行後の運用管理、データのバックアップまで、企業の IT 部門が抱える課題に対し包括的なソリューション提供しています。2008年より日本へ参入し、多くの官公庁や大企業へサービス導入しています。
米国本社は2021年NASDAQ上場。マイクロソフト ジャパン パートナー オブ ザ イヤー2023受賞。
社名:AvePoint Japan株式会社
所在地:東京都港区高輪 4-10-18京急第一ビル 11F
代表取締役CEO:塩光 献
設立日:2008年6月3日
URL:https://www.avepoint.com/jp
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