シャネル ネクサス ホールにて「Pierre Sernet & SHUNGA」を開催
PR TIMES / 2019年2月13日 15時40分
フランス人アーティスト ピエール セルネの写真作品と春画とのユニークなコントラスト
鈴木春信、鳥居清長、喜多川歌麿、葛飾北斎、鳥文斎栄之による珠玉の春画の数々が展示
シャネル・ネクサス・ホールでは、3月13日から4月7日まで、フランス人パフォーマンスアーティストであり写真家のピエール セルネの写真作品と、近年ますます世界的に注目が集まる春画を紹介いたします。
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セルネはこれまで作品を通して、世界の人々のあいだに存在する類似点を探求してきました。
今回展示される「Synonyms (同義語) 」シリーズでは、文化的、民族的に異なる背景を持つ、個人あるいはカップルのヌードを被写体としています。それは生々しい肉体ではなく、モノクロのシルエットによる抽象的な形態です。何を認識するかは、鑑賞者に委ねられています。各作品のタイトルには被写体の名前がつけられており、それを通してのみ、彼/彼女の性別や国籍、文化的背景を推測することができるのです。しかしそれら様々な肉体のかたちは、その多様性にもかかわらず、性あるいは性行為という人類共通のテーマを表現しています。「私たちはそれぞれ他人とは異なる唯一無二な存在である一方で、普遍的な共通点を持っています。だからこそ、違う文化やライフスタイル、様々な人々をもっと受け入れるべき」と、セルネは言います。
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世紀を越えて、セルネの写真作品に邂逅するのは、浦上蒼穹堂・浦上満コレクションの珠玉の春画の数々です。展示されるのは鈴木春信、鳥居清長、喜多川歌麿、葛飾北斎、鳥文斎栄之の作品です。江戸時代に浮世絵のジャンルとして人気を博し、多くの絵師が筆をとり、数千点を超える春画が制作され、様々な絵画的実験が試みられました。その大胆な構図や色彩は印象派の画家たちやパブロ・ピカソにも大きな影響を与えました。近年では、2013年に大英博物館で「Shunga: sex and pleasure in Japanese art (春画: 日本美術における性のたのしみ)」展、つづいて2015年に永青文庫で「春画展」が開催され、世界的な評価を得ています。
江戸時代、人間の性愛がユーモアたっぷりに描かれた春画は「笑い絵」とも呼ばれていて、男女の区別なく多くの人に愛されました。それは人間の普遍的な生が描かれていたからでしょう。
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本展はフランスと日本、現代と江戸という、国や時代を越えたセルネの写真と春画とのユニークなコントラストをご覧いただく貴重な機会となるでしょう。
■ピエール セルネ Pierre Sernet
フランスで生まれ育ち、パリのルーブル宮にあるレ・ザトリエ・デュ・カルーゼル (Les Ateliers du Carrousel)でアートを学ぶ。20 代前半に写真の世界で働いた後、アメリカに渡りビジネス界で成功をおさめた。世界最大規模を誇るファインアートのデータベースartnet.comの設立は、彼の数ある功績の一つ。再びアートの世界に戻り精力的に作家活動に取り組み、アメリカ国内および世界各国の有名ギャラリーや美術館でパフォーマンスや個展を開催している。
■浦上蒼穹堂 浦上満
浦上蒼穹堂代表である浦上満は学生時代より「北斎漫画」の魅力にとりつかれ、以来45年にわたり約1500冊の「北斎漫画」を蒐集し、質・量ともに世界一のコレクションとして知られる。東京・日本橋で東洋古陶磁を扱う「浦上蒼穹堂」を経営、今年で開業40周年となる。2013年に大英博物館で開催された「Shunga: sex and pleasure in Japanese art (春画: 日本美術における性とたのしみ)」展に出品者そしてスポンサーの一人として協力。 2015年に永青文庫で開催された「春画展」では春画展日本開催実行委員を務め、中心的な役割を果たした。
■INFORMATION
会期: 前期 3月13日(水)~3月27日(水)
後期 3月29日(金)~4月7日(日)
3月28日(木)は展示替えのため休館、入場無料
時間: 12:00~19:30
会場: シャネル・ネクサス・ホール (中央区銀座3-5-3 シャネル銀座ビルディング4F)
URL: https://chanelnexushall.jp/program/2019/shunga
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