外資系でよくある、パネルインタビュー: それを勝ち抜くための5つの心得
PR TIMES / 2014年6月11日 16時47分
ヘイズ・ジャパン 【グローバル人事・採用エキスパートのための専門誌「ヘイズ・ジャーナル」第7号より】
【2014年6月11日】 グローバル人材紹介会社のヘイズ・スペシャリスト・リクルートメント・ジャパン株式会社(本社:港区、リージョナル・ディレクター ジョナサン・サンプソン、以下ヘイズ・ジャパン)は、同社が刊行している人事・採用エキスパートのための専門誌「ヘイズ・ジャーナル」最新号(5月7日発行、第7号)に掲載された「All eyes on you: How to ace a panel interview(視線が釘づけ:パネルインタビューで高評価を勝ち取る方法)」という記事内容から、パネルインタビュー独特の緊張感を跳ね除け、高い評価を得て勝ち抜くための5つの心得を提示しました。
「パネルインタビュー」は、外資系企業の採用活動のプロセスの一つで、1人の候補者に対して複数の面接官が同時に対応するスクリーニングの手法です。(注:日本企業の採用プロセスにおいて「パネルインタビュー」という言葉は余り浸透しておらず、多くの求職者が殺到する大手・人気企業が初期段階の選考を効率化するために行う「集団面接」と混同した意味合いで使われる場合があります。)ヘイズでは、このパネルインタビューの段階で好印象を残し、採用に向けた次のステップに進むためには、「面接官に関する情報を予め収集し、冷静さを保ち、これまでの実績をアピールするような成功事例を準備しておくことが大切である」とアドバイスしています。
ヘイズのアジア担当オペレーション・ディレクター、クリスティーン・ライトは、これについて具体的に次のように述べています。
「1対1の面接や電話面接に比べ、数人の面接官の視線を一身に浴びるパネルインタビューは一層緊張するものです。このステップを勝ち抜く成功のカギを握るのは、事前の準備です。企業側から出席予定の面接官に関する情報を事前に収集し、想定質問をリストアップして回答する練習をしておけば、当日も冷静に対応することができるでしょう。面接では、何か質問されたら一呼吸おいてしっかり自分の考えをまとめ、面接官全員に対して話すようにすれば、気持ちが落ち着くはずです。」
ヘイズでは、パネルインタビューに臨む際の心得として、下記の5つのポイントを挙げています。
1. Research the panel: 面接官の情報を集めておくこと
人材会社の担当リクルーターから、企業側の面接官の名前や立場について事前にヒアリングを行い、ウェブサイトやLinkedInなどのソーシャルメディアを活用して情報収集しておきましょう。こうして顔と名前を一致させておけば、面接の際に相手の名前を添えながら質疑対応するなどして好印象を残すことができます。
2. Anticipate questions: 想定問答を準備すること
事前の情報収集を通して各面接官が重視すると思われる点を想定しておきましょう。そうすれば、各面接官の質問に対して適切な事例を挙げながら対応することができます。例えば、相手が人事担当者ならば、自分のワークスタイルが相手の組織文化にいかに合っているかという点を話すのがよいかもしれません。直属の上司となる人が相手であれば、その役割・部門に関連して過去に自分が関わった類似課題と解決策の事例を挙げる事ができます。あるいは、入社後に同僚の立場となる面接官とわかっていれば、助け合いの精神を持った信頼できるチームプレイヤーであるという事をアピールすることができます。
3. Speak to the entire panel: 面接官として参加している全員に向かって発言すること
面接官1人1人としっかりとアイコンタクトを取ることを心がけましょう。質問を投げかけた面接官に集中しながら答えるのは自然な流れですが、他の面接官にも話しかけながら意識的に巻き込んで、対人スキルがあることを示しましょう。
4. Stay calm: 冷静さを保つこと
面接では、緊張のあまり早く質問に答えなければと焦ってしまう人もいます。パネルインタビューの目的の一つは、強いプレッシャー下における候補者の対応を見極める事も含んでいることを忘れず、深呼吸をして自分の考えをまとめ、落ち着いて対応することを心がけましょう。面接官が矢継早に質問を重ねる場面では尚更です。
5. Ask each panellist a question: 各面接官に個別の質問をすること
面接の最後になると「何か質問はないか」と聞かれることがよくあります。事前に情報収集をしておけば、各面接官の担当分野や関心領域がわかっているため、適切な質問を予め準備しておくことが可能となります。
本件の原文記事(英語)は、ヘイズが世界各国で年2回刊行しているグローバル人事・採用専門誌「ヘイズ・ジャーナル」最新号(www.hays-journal.com)の中でご覧いただけます。またヘイズ・ジャパンのウェブサイト内では、同号から抜粋した一部記事の全文和訳も近日中に公開する予定です。
ヘイズ・グループは、専門性の高いプロフェッショナルを対象に人材紹介サービスを提供しているリクルートメントのグローバル・エキスパートです。
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