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インフォマティクス、業務用MRシステム最新版GyroEyeと遠隔臨場・変状調査MRパッケージXRoss野帳をリリース

PR TIMES / 2021年4月15日 18時45分

株式会社インフォマティクス(本社:川崎市、代表取締役:齊藤 大地)は、Microsoft HoloLens 2に対応した最新MRパッケージソフトウェア「GyroEye(ジャイロアイ)2021.1」と、遠隔臨場・変状調査MRパッケージ「XRoss野帳(クロスやちょう)」をリリースすることを発表いたしました。



MRパッケージソフトウェアであるGyroEyeは、建設現場の施工支援、生産性向上等を目的に、Microsoft HoloLensやiOS端末越しで仮想データを現実世界に投影することができる複合現実、拡張現実ツールとして、2018年1月より提供が開始されました。発売開始以来、ゼネコン、エンジニアリング会社をはじめ既に120社を超える企業で実業務にMRが活用されており、これまで多くのユーザからのリクエストに応えて開発を継続してまいりました。

今回の2021.1バージョンでは、ご要望が多かった資料をARで手軽に確認できる添付ファイル機能や、MRデータを直感的に配置・移動できるダイレクト調整機能、読み込むデータを素早く選択するためのQRコード参照、遠隔検査に有用なリモートツールのWebブラウザ化、トータルステーションとの連携アドオンソフトTS+のアルゴリズム改良など多数の機能向上を行っております。

また、同時にリリースする遠隔臨場・変状調査MRパッケージであるXRoss野帳は、Microsoft HoloLens 2と、PC等のブラウザが連携して、遠隔臨場、遠隔検査に重要な映像、図面、帳票の3要素を含んだICTソリューションです。遠隔臨場においては映像と図面上の場所がシンクロするだけでなく、デジタルメジャー等のツールを使って計測した結果が帳票に直接反映するよう相互に連携することで、現場側、事務所側の双方の負担を軽減します。

この技術は、国土交通省が実施する「建設現場の生産性を飛躍的に向上するための革新的技術の導入・活用に関するプロジェクト」(通称PRISM)において実証を行い、遠隔臨場の成果を上げることができたことを受けて汎用化、製品化された機能です。また一方で、変状調査においては、各種登録可能な凡例スタンプ、凡例朱書き機能を使い構造物の変状をHoloLens越しに記録すると図面やリストに集計される仕組みのため、効率的に変状調査を行うことができる機能も実装しています。

なお、GyroEye 2021.1の出荷開始時期は、4月20日より順次ユーザの皆様に通知してまいります。また、XRoss野帳の出荷開始時期は5月19日の予定です。

インフォマティクスはこれらの最新ソリューションの提供を通じて、建設現場を中心としたDXをより一層進めるべく、建築、土木の新設現場だけでなく、既存建物や社会インフラ等の維持管理の現場にも活用いただける真に役に立つシステム開発を目指してまいります。

◆主な新機能
Holoビューワ
・添付ファイル機能の閲覧に対応しました。(データコンバータにて、GEMデータ変換時にJPG/PNGファイルを指定できるようになりました。)
・配置データの位置調整において、ホールド操作による原点移動と、座標軸上への直線移動に対応しました。(ダイレクト編集機能)
・QRコードを利用した、GEMファイルのダウンロードと選択に対応しました。(これに伴い、QRコードの認識方法を改良しました。)

リモートビューワ
・従来の専用アプリケーションから、Webブラウザベースのサービスに移行しました。
これに伴い、従来の専用アプリケーションのご利用は、2021年8月31日をもって終了となります。それまでに最新バージョンへの移行をお済ませください。
・リモートビューワから朱書きを行うことができるようになりました。
これにより、事務所のPCブラウザから現場のGyroEye Holoアプリに対して、空間に朱書きを行い直感的に指示出しできるようになりました。
・リモートビューワから、PNG/JPG/MP4/PDF資料の送信機能に対応しました。
現場に図面や資材の資料を送るなど、遠隔コミュニケーションを補完することに役立ちます。

TS+
ピンポールによるキャリブレーションの際の計算方法において、正しく位置の計算がされていなかった問題が修正されました。

TS+コントローラ
ユーザーインターフェースを全面的に見直し、より使いやすくなりました。
これに伴いARによるオフセット認識機能は廃止されました。また、HoloLensとの通信不良の問題も改善されました。

その他、多数の機能実装、改修を実施しました。

[画像1: https://prtimes.jp/i/34332/38/resize/d34332-38-145640-1.png ]



[画像2: https://prtimes.jp/i/34332/38/resize/d34332-38-784699-2.png ]



[画像3: https://prtimes.jp/i/34332/38/resize/d34332-38-211323-0.png ]




◆GyroEye各製品の入手方法
・保守契約中のユーザ様にはGyroEye2021.1のダウンロード方法が記載されたメールをお送りします。
・TS+コントローラアプリは、ご購入者に対してダウンロード方法が記載されたメールをお送りします。


◆XRoss野帳の製品詳細
出荷開始日:2021年5月19日予定
[表: https://prtimes.jp/data/corp/34332/table/38_1.jpg ]

・HoloLens 2および、Trimble XR10、デジタルメジャー※、デジタルノギス※については、いずれもメーカー保証1年間が含まれます。(※ 消耗品部分は補償範囲には含まれません。)
・XRoss野帳の次年度利用費用は、XRoss野帳年間保守とGyroEye CMS 年間利用料を含めた330,000円(税込)となります。なお、GyroEye CMSはGyroEye Holoと共有することが可能です。

機能概要


HoloLens 2とPCブラウザとの遠隔コミュニケーション機能
HoloLens 2の位置を図面上にプロットする図面連動機能(図面対応フォーマット:PNG等の画像)
GyroEyeデータコンバータで変換したGEMデータの表示機能(一部表示内容に制限があります。)
計測情報を図面と帳票に連動させる帳票連携機能
デジタルメジャー※1、デジタルノギス※2、ハンドメジャーによる計測に対応
帳票対応フォーマット:Googleスプレッドシート、Excelファイル(xlsx)
凡例変状スタンプ登録、図面内への連動配置機能
凡例変状朱書きのリスト集計及び総延長表示と、総面積表示機能、印刷機能
HoloLens 2から撮影した写真が図面内に連動する写真連動機能
HoloLens 2にて発話した内容がテキストとして図面内に連動する機能


※1 対応製品:DDM102-L3(デジタルメジャー本体)
※2 対応製品:DKA102・DOP-021K(Bluetoothユニット&専用ケーブル)・CD-15AX(ミツトヨ製ノギス)の3点セット製品

XRoss野帳ホームページはこちら
https://www.informatix.co.jp/xross/

◆その他お知らせ
2020年8月28日にプレスリリースさせていただいた通り、GyroEye 2021.1バージョンは、Microsoft HoloLens 2のみのパッケージ配信となります。また、Microsoft HoloLens 第1世代のGyroEyeサポートにつきましては、2021年8月末までとさせていただきます。


インフォマティクスについて
株式会社インフォマティクスは、1981年の設立以来、建築・設計向けのCAD/CGシステムおよびGIS(地理情報システム)の開発、販売、保守サポートを行うシステムインテグレータとして成長を続けており、本社(川崎市)、営業所(大阪、名古屋)の総勢約200名の社員から成る企業です。国内の中央官庁、地方自治体、社会インフラ事業者、建設・土木・エンジニアリングなどエンタープライズ分野に多数の導入実績があります。

製品に関するお問い合わせ
株式会社インフォマティクス 事業開発部 金野(こんの)、黒坂、高橋
メールでのお問い合わせ gyroeye@informatix.co.jp
〒212-0014 川崎市幸区大宮町1310 ミューザ川崎セントラルタワー27F
TEL:044-520-0850 FAX:044-520-0854

※GyroEye、ジャイロアイは株式会社インフォマティクスの登録商標です。その他記載の製品名、会社名は各社の登録商標です。

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