フリースケール、ZigBee(R)スマートエナジー2.0に準拠した スケーラブルなKinetisワイヤレス・ソリューションを発表

PR TIMES / 2012年6月15日 13時9分

フリースケール・セミコンダクタ・ジャパン株式会社(本社:東京都目黒区下目黒1-8-1、代表取締役社長:ディビッド M. ユーゼ)は、Kinetis(キネティス)マイクロコントローラ・ポートフォリオを拡充し、スマートエナジーやスマートメータ、ビルディング・コントロールといったアプリケーション向けに業界初となるARM(R) Cortex-M4プロセッサ・ベースのワイヤレス・ソリューションを発表しました。フリースケールの新世代Kinetisワイヤレス・ソリューションは、スケーラブルなZigBee(R)プラットフォームに性能とセキュリティ機能を統合し、これらのアプリケーションに最適なソリューションの設計を可能にします。

フリースケールの「Kinetis KW20」ワイヤレス・マイクロコントローラ・ファミリは、将来のZigBeeスマートエナジー2.0やインターネット・プロトコル仕様で求められる処理性能とメモリの要件を満たします。Kinetis KW20ワイヤレス・マイクロコントローラは、ARM Cortex-M4プロセッサ、クラス最高の「MC13242 RF」トランシーバ、堅牢な機能セットを統合し、セキュアで信頼性に優れた低消費電力ZigBeeプラットフォームを実現します。設計時には、シングルチップのKW20マイクロコントローラ・ソリューションを選択することも、RFトランシーバを対応Kinetisマイクロコントローラと組み合わせて使用することも可能で、さまざまなアプリケーションのニーズに対応するデバイスを柔軟に開発することができます。

フリースケールのメータリング/メディカル/コネクティビティ・ソリューション担当ディレクターであるブルーノ・ベイラックは、次のように述べています。「Kinetis KW20ワイヤレス・マイクロコントローラは、スマートエナジー・アプリケーションに求められるメモリやセキュリティのニーズを満たす性能を提供しつつ、設計では究極の柔軟性を実現します。数々の受賞歴を誇るフリースケールのKinetisマイクロコントローラ・ファミリにZigBeeコネクティビティが統合されることで、システムの将来性が保証され、高性能なワイヤレス性能と優れたセキュリティ機能が実現します。」
 
ワイヤレス・コネクティビティの進化
「モノのインターネット」が次第に現実化し、さまざまな機器でワイヤレス・コネクティビティが求められる中、処理性能とメモリに関する要件は厳しくなる一方であり、スケーラビリティがますます重要になっています。Kinetis KW20ワイヤレス・マイクロコントローラ・ソリューションを活用することで、ボードのレイアウト設計まで戻ることなく、迅速に機能を修正することが可能になります。KW20ワイヤレス・マイクロコントローラは、競合するデバイスに比べ、優れた処理性能と幅広いFlash/RAMオプションを提供し、アプリケーションが仕様の発展に伴い時代遅れになることを防ぎます。

フリースケールのKW20ワイヤレス・マイクロコントローラとMC13242 RFトランシーバは、消費電力の削減とリンク・バジェットの増加により、業界をリードするRF性能を実現します。このトランシーバはアンテナ・ダイバーシティに対応しており、特にマルチパス干渉が発生する条件においてRFの信頼性を高めます。KW20ワイヤレス・マイクロコントローラとMC13242トランシーバは、送受信の消費電力を抑える設計がされており、低消費電力の実行モードにより、エネルギー使用量を最適化されます。

KW20ワイヤレス・マイクロコントローラとMC13242トランシーバは、デュアルPAN(パーソナル・エリア・ネットワーク)をサポートする特長を備えており、単一のデバイスで2つのZigBeeネットワークのワイヤレス通信を行うことができます。ホーム・オートメーション用とスマートエナジー用のネットワークを個別に接続する場合、従来は複数の無線が必要でしたが、これからは1つだけで済むようになります。

また、通常はハイエンド・プロセッサに搭載される先進的なセキュリティ機能も統合されており、先進的な暗号方式、鍵生成、セキュア・メモリ、改ざん検知などのニーズに対応します。セキュアなFlashにより、不正なアクセスや修正からコードとデータが保護されます。改ざん検知機能によりイベントが検知されると、セキュアRAMが非同期的に消去され、割込みが生成されるため、アプリケーションのファームウェアがシステム・リセットなどの追加処理を行うことができます。メモリ・マップ暗号化アクセラレーション・ユニット(MMCAU)は、各用途に特化した処理セットをサポートしており、暗号化/復号化の処理性能を高めつつ、メッセージ・ダイジェスト機能にも対応しています。

IARシステムズの戦略販売担当ディレクターであるRobert DeOliveira氏は次のように述べています。「フリースケールは、長年にわたり低消費電力ワイヤレス・ソリューションをリードしており、その技術革新の伝統は今回も途絶えることなく、業界初のCortex-M4ベースZigBeeワイヤレス・マイクロコントローラをもたらしました。IAR システムズは、フリースケールが2008年に初めて32ビットZigBeeプラットフォームを導入した際にそのIDEとして選択されたことを誇りに思っており、その伝統を踏まえ、今回の新しい高性能Kinetis KW20ワイヤレス・マイクロコントローラに対しても喜んでサポートを提供します。IARシステムズは最も効率的なコード最適化を実現する能力を備えており、フリースケールのKinetis Cortex-Mベース・ワイヤレス・プラットフォームにおいてもIARシステムズの開発ツールが支持されています。」

Kinetis KW20ワイヤレス・マイクロコントローラの主な特長:
・効率的なARM Cortex-M4プロセッサ・コア
・低消費電力
・最大512KBのFlashメモリ、64KBのRAM
・暗号化アクセラレータ、洗練された改ざん検知
・クラス最高のIEEE(R) 802.15.4準拠無線を統合

MC13242 RFトランシーバの主な特長:
・高性能IEEE 802.15.4準拠無線
・低消費電力RF
・クラス最高のリンク・バジェット
・アンテナ・ダイバーシティやデュアルPANサポートなどの拡張機能

包括的な開発環境
シングルチップのKinetis KW20ワイヤレス・マイクロコントローラ・ソリューションであっても、MC13242 RFトランシーバを活用したマルチチップ・ソリューションであっても、Kinetisマイクロコントローラ・ポートフォリオ共通のツールとソフトウェアを利用することができます。ZigBeeプロトコル・ソフトウェアは、シームレスにKinetis開発ツールに統合され、開発時間をさらに短縮します。BeeKitワイヤレス・コネクティビティ・ツールキット、EclipseベースのCodeWarrior統合開発環境(IDE)、フリースケール製MQXソフトウェア・ソリューションと関連ミドルウェア、迅速なプロトタイプ作成に対応するTower Systemモジュール型開発プラットフォームなど、包括的な開発パッケージが用意されています。また、IAR IDEをはじめとするサードパーティによる開発サポートも、幅広いARMエコシステムから利用可能です。

供給
Kinetis KW20ワイヤレス・マイクロコントローラ(KW21D256V、KW21D512V、KW22D512V)とMC13242 RFトランシーバ、ならびに関連ソフトウェア、ZigBeeプロトコル・スタックは、2012年第3四半期に特定顧客向けのアルファ・サンプル出荷を開始する予定です。詳細については、www.freescale.com/KW20のWebサイトをご覧ください。

デモンストレーションの予定
フリースケールは、6月6日~7日にイリノイ州ローズモントのドナルド・E・スティーブンズ・コンベンション・センターで開催される「Sensors Expo」において、Kinetis K60マイクロコントローラと組み合わせたMC13242トランシーバのデモンストレーションを行いました(ブース番号911)。また、6月18日~21日にテキサス州サンアントニオで開催される「フリースケール・テクノロジ・フォーラム(FTF)」、6月21日~22日にパリで開催される「Smart Grid Paris」において、KW20ワイヤレス・マイクロコントローラ・ファミリのデモンストレーションを行います。

フリースケール・テクノロジ・フォーラムについて
イノベーションとコラボレーションの活性化を目的に設立されたフリースケール・テクノロジ・フォーラム(FTF:Freescale Technology Forum)は、組込みシステム業界の毎年恒例の開発者イベントです。2005年に開催を開始して以来、世界中のFTFイベントへの参加者は4万8000人を超えています。年1回の中核イベントであるFTF Americasは、テキサス州サンアントニオで2012年6月18日~21日に開催される予定です。日本では、FTF Japanを東京にて2012年10月22日・23日に開催する予定です。


FreescaleならびにFreescaleのロゴマークは、米国、またはその他の国におけるフリースケール社の商標、または登録商標です。文中に記載されている他社の製品名、サービス名等はそれぞれ各社の商標です。
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