【エボラ】国連の沈静化目標日・12月1日は達成不能。NGOが緊急シンポジウム開催(12/3)。
PR TIMES / 2014年12月1日 12時21分
1.予防、2.封じ込め、3.治療のバランスが鍵
12月1日までのエボラ鎮圧の目標が達成されないという世界保健機構(WHO)の判断に対し、西アフリカで医療活動の後方支援と予防支援に精力的に取り組むオックスファムは、更なる国際社会の支援の呼びかけに加え、1.予防、2.封じ込め、3.治療のバランスが必要であることを強調しています。
エボラ拡大の背景を知り、日本から何ができるのかを考えるため、オックスファム・ジャパンは、2014年12月3日(水) 19:15-21:30、東京・市ヶ谷のJICA国際会議場にて緊急シンポジウム「ストップ・エボラ!~エボラをとめるために私たちができること」を開催します。現在参加を広く市民に呼びかけています(定員100名に達し次第締め切り)。
シンポジウムでは日本の国際保健協力を長年リードし、現在エボラ対策に取り組む仲佐 保(なかさたもつ)医師((独)国立国際医療研究センター)が多忙をぬって発表します。また、オックスファムの現地での活動報告に加え、途上国の保健システムについて政策提言をしてきた稲場雅紀氏(アフリカ日本協議会)が登壇します。後半ではアフリカのオックスファム現地事務所と会場をネットでつないでパネル・ディスカッションを行います。
記
日時: 2014年12月3日(水) 19:15-21:30 (19:10開場)
場所: JICA地球ひろば 国際会議場 (東京都新宿区市谷本村町10-5 2F)
内容
~報告~
(1) エボラ感染の広がりと日本の国際協力の取り組み
仲佐 保医師 / (独)国立国際医療研究センター国際医療協力局 運営企画部長
(2)オックスファムの予防支援
(特活)オックスファム・ジャパン
(3)なぜ3か国で感染が広がっているのか
稲場雅紀 / (特活) アフリカ日本協議会 国際保健部門ディレクター
~パネル・ディスカッション~
エボラをとめるために私たちができること
- アフリカと会場をネットでつなげて考える
主催:(特活)オックスファム・ジャパン 共催: (特活)アフリカ・日本協議会
参加費:1000円
御申込: オックスファム・ジャパンWEBサイト http://oxfam.jp/news/cat/event/post_649.html
発表者プロフィール:
仲佐 保(なかさ たもつ) (独)国立国際医療研究センター 国際医療協力局 運営企画部長
東京生まれ。広島大学を卒業、ジョンズホプキンス公衆衛生大学校にて公衆衛生士(MPH)を取得。国立病院医療センター(現NCGM)で、研修医、レジデントを修了し、外科医として手術や診療に携わる。
1981年の第8次カンボジア難民救援医療チームへの参加を皮切りに、ボリビア、パキスタン、ホンジュラスなどで、長期専門家、リーダーとして派遣。現在は、多くの国で保健医療プロジェクト評価調査団員として活動し、国際協力を担う人材育成にも力を入れている。
エボラ対策では、国際医療研究センターの一員として、NCGMからの医療従事者の派遣やエボラ疑い患者の受け入れ等にも関与。
稲場 雅紀(いなば まさき)
(特活)アフリカ日本協議会」の国際保健部門ディレクター
90年代初頭から横浜市寿町の日雇労働者の保健・医療の問題に取り組んだ後、94年から「動くゲイとレズビアンの会」のアドボカシー部門ディレクターとして性的少数者の人権問題や国内外のエイズ問題などに取り組む。2002年より、「アフリカ日本協議会」の国際保健部門ディレクターとして主にアフリカのエイズ問題についての調査や政策提言に従事。2009年以降、MDGs達成のためのNGOネットワーク「動く→動かす」(GCAP Japan)の事務局長を兼務。
エボラに対する国際NGO オックスファムの活動
オックスファムは、400万人に支援を届けることを目標に西アフリカ諸国でエボラの感染予防を行う最大規模の国際NGOです。シエラレオネ、リベリ アを中心に(1)現地の都市部や農村部での手洗い場の設置、石鹸の配布、(2)ラジオや掲示板を活用したエボラの予防や正しい理解を普及する活動、(3)感染予防のための医療関係者へのマスク、エプロン、手袋、長靴の提供等の活動を行っています。約50億円規模の支援活動に対し、世界各国で寄付を呼びかけています。
■オックスファムのエボラ対策へのご寄付 - ゆうちょ銀行でのお振込
口座番号: 00140-6-53804
加入者名: OxfamJapan 通信欄に「エボラ」とご記入ください
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