ACSL、アイ・イートと資本業務提携
PR TIMES / 2022年5月13日 19時45分
ロボット大賞を受賞した地上走行ロボット技術と自律制御システムを組み合わせ他分野展開へ
株式会社ACSL (本社:東京都江戸川区、代表取締役社長:鷲谷聡之、以下、ACSL)は、本日開催の取締役会において、アイ・イート株式会社(本社:栃木県宇都宮市、代表取締役社長:尾崎 功一、以下、アイ・イート)との間で、資本業務提携を行うことを決議し、資本業務提携契約の締結及びアイ・イート株式の取得を決定しました。アイ・イートが開発する地上走行ロボットにACSLの強みである自律制御システムを適応させることにより、より付加価値の高い地上走行ロボットの開発の実現を目指します。
[画像: https://prtimes.jp/i/42802/51/resize/d42802-51-278f3a799866f3212ce2-0.png ]
資本業務提携の背景
ACSLは国産の産業用ドローンを開発しており、「技術を通じて、人々をもっと大切なことへ」というミッションのもと、「最先端のロボティクス技術を追求し、社会インフラに革命を」というヴィジョンを掲げ、独自開発の自律制御技術をコアに事業を展開しています。
2022年1月に示した中期経営方針「ACSL Accelerate 2022」※では、事業戦略の柱の一つとして自律制御システムのドローン分野以外への展開を掲げ、「持続可能なグローバル・メーカーへ」進化するための取り組みを推進しています。
アイ・イートは、宇都宮大学発ベンチャーとして、2016年よりロボット関連事業を開始し、主に農業支援ロボット等の地上走行ロボットの開発、生産及び販売を行っており、自律移動技術や人追従技術を保有しています。2016年の第7回ロボット大賞では、自走式のイチゴ収穫ロボットで文部科学省大臣賞を受賞しています。
資本業務提携の内容
ACSLとアイ・イートは、両社の経営資源及びノウハウを最大限活用し、両社の製品技術の向上と事業拡大を図ることを目的として、主に以下の事項の実施を目指すことを合意しており、今後、詳細についての協議を進めてまいります。
1.業務提携の内容
i. 両社の有する技術の融合による短期間かつ効率的な製品開発の実現
ii. 両社の有する製品の連携による新たな事業展開の検討
iii. 人事交流等による事業ノウハウの共有や人材育成
2. 資本提携の内容
ACSLは、アイ・イートが実施する第三者割当増資により発行される新株式を引き受け、同社の普通株式を取得いたします。また、同社の株主である株式会社グローカリンク及びアオキシンテック株式会社より、同社の普通株式を取得いたします。
以上のアイ・イート株式の取得により、第三者割当増資後の同社の発行済株式総数の40.00%にあたる5,000株(取得価額50,000千円)を取得いたします。
両社は、本資本業務提携を通じて、製品開発での幅広い連携を行い、アイ・イートが保有するロボット開発関連技術とACSLが保有する自律制御関連技術とを組み合わせることで、両社においてより付加価値の高い製品開発を効率的かつ早期に実現し、製品技術の向上と事業の拡大を目指します。
※ 中期経営方針「ACSL Accelerate FY22」
https://ssl4.eir-parts.net/doc/6232/tdnet/2073279/00.pdf
【株式会社ACSLについて】 https://www.acsl.co.jp/
ACSLは、産業分野における既存業務の省人化・無人化を実現すべく、 国産の産業用ドローンの開発を行っており、特に、画像処理・AI のエッジコンピューティング技術を搭載した最先端の自律制御技術と、同技術が搭載された産業用ドローンを提供しています。既にインフラ点検や郵便・ 物流、防災などの様々な分野で採用されています。
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