【プレスリリース】中央アフリカ共和国危機 難民7万6,000人以上がチャドへ避難

PR TIMES / 2014年3月5日 16時6分

今後半年で15万人に達する見込み



※本信は、ユニセフ本部からの情報を日本ユニセフ協会 広報室が翻訳・編集した
ものです
※原文は http://www.unicef.org/media/media_72757.html でご覧いただけます


【2014年3月4日 ンジャメナ(チャド)、ダカール(セネガル)発】

中央アフリカでの人道危機に伴い、周辺国への住民の流出が続いています。ユニセフ・
チャド事務所は、中央アフリカからチャドへ避難した人は7万6,000人以上にのぼり、
その多くは暴力から逃れようとしている女性と子どもであり、さらなる支援が急がれる
と警鐘を鳴らしています。

チャドを訪れているユニセフ西部・中部地域事務所代表のマニュエル・フォンテーンは
「国境沿いにある避難所で、何も持てずに命からがら中央アフリカから逃げてきた
女性や子どもたちを多く見かけました。現場にいるユニセフのスタッフは、毎週、
国境を越えてチャドに避難してくる人たちを確認しています。その多く、特に子ども
たちは、中央アフリカで恐ろしい暴力にさらされてきました」と述べました。

2カ月以上にわたり、ユニセフは追加で医療スタッフを配置。政府やUNHCR(国連難民
高等弁務官事務所)やIOM(国際移住機関)、WFP(世界食糧計画)、各種NGOなどの
パートナー団体とともに、難民が到着する「トランジット・センター」で救援物資や
シェルターの提供を拡大してきました。

また、計3万人が世帯用の水と衛生キットや医療キットを受け取り、井戸やユニセフが
作った緊急トイレ300基を使用できるようになりました。チャド南部では、1万2,500人
以上の子どもが、ユニセフの支援を受けた予防接種キャンペーンで予防接種を受け
ました。

これまでに、1,062人の子どもが家族とはぐれているとして登録されました。
このうちの約半数は、その後、家族と再会できました。ユニセフは地元当局とIOMと
ともに、家族とはぐれている子どもたちの面倒を見て、心のケアを行い、保護して
います。こうした子どもたちの中には、中央アフリカで心に深い傷を負う経験を
してきた子どもがよく見受けられます。


「中央アフリカの危機を終わらせるには、安全を確保することが最優先です。チャド
では、すでに多くの人道支援ニーズがありますが、そのニーズは数週間内にさらに
大きくなるでしょう。雨季が迫ってきています。避難所の多くは、浸水を繰り返し
やすい場所にあり、水に起因する病気が発生しやすいです。雨季の到来で人道状況が
さらに悪化することを、阻止しなければなりません。我々は、新たに到着する難民
だけでなく、コレラやはしか、マラリア、ポリオ、髄膜炎、洪水の対策を準備する
必要があります」とフォンテーン代表は強調しました。

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