【プレスリリース】中央アフリカ危機 重度急性栄養不良の治療を受ける子ども3倍に

PR TIMES / 2014年4月28日 13時46分

-銃弾よりも多くの子どもの命を奪う栄養不良-



※本信は ユニセフ本部からの情報を日本ユニセフ協会 広報室が翻訳、独自に編集
したものです
※原文をご入用の際は 広報室(後述)までお問い合わせください


【2014年4 月25日 バンギ(中央アフリカ)】

ユニセフは、今年1~3月に中央アフリカの首都バンギにあるバンギ小児病院で、重度の
急性栄養不良の治療を受けた子どもの数が、昨年の同時期の3倍になったと発表しました。
バンギ小児病院は、国内で最大の入院型栄養治療センターです。

多くの家庭は、作物の植え付けができず、生計を立てられず、安全な水やトイレ、保健
ケアを利用できない状況にあり、栄養不良に陥る子どもは今後数カ月で急激に増加する
とみられています。

ユニセフ・中央アフリカ事務所代表のスリマン・ディアバットは「中央アフリカでは、
銃弾よりも、栄養不良や栄養不良に起因する病気で命を落とす子どもがさらに多く
なるでしょう。雨季が来れば、下痢やマラリアに感染する危険性は最も高くなり、
栄養不良による死の危険性がさらに高まります」と述べました。

今年の1~3月に、バンギ小児病院で重度急性栄養不良による内科的合併症の治療
を受けた子どもたちは680人。昨年の同時期は214人でした。ユニセフのパートナー団体
は、栄養不良の子どもたちをさらに受け入れられるように、入院用のテント2張を追加
で設置しました。

同国での栄養分野で活動する人道支援関係団体は、今年、2万8,000人の子どもが重度
急性栄養不良に陥ると推定。子どもの命と未来の健康が危機に瀕しています。ユニセフ
とパートナー団体は、栄養不良への対応を拡大し、1~3月の間に、重度急性栄養不良の
子ども6,800人以上を治療しました。


現在、中央アフリカでは、重度栄養不良の子どものため
27の入院型センター、127の通院型センターを支援
しています。昨年3月の危機のピーク時には、14の
入院型センターと45の通院型センターが運営されて
おり、この1年で大幅に増加しています。栄養分野の
パートナーには、国際的なNGOなど10団体がいます。

危機が始まって以来、ユニセフは栄養不良の治療用
ミルクやすぐに摂取可能な栄養治療食などの栄養物資を
主に供給してきました。これまでに治療食と治療用ミルク
計4,200カートンを提供。今月新たに、最大3,000人の治療を可能とする2,600カートンを供給します。

ユニセフは栄養不良の治療と予防の取り組みのために、1,100万米ドルの資金を必要と
しています。現在、確保されている資金は380万米ドルに留まります。

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