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新たな料金所ゲートの設置について

PR TIMES / 2021年7月2日 16時15分

(第一弾:E2A中国自動車道 戸河内(とごうち)インターチェンジ)

NEXCO西日本(大阪市北区、代表取締役社長:前川 秀和)は、大規模地震に強い高速道路とするため、老朽化した料金所ゲートの建て替えを進めています。この度、E2A中国自動車道 戸河内ICで新たな料金所ゲート(※1)を設置し、令和3年6月25日から実運用を開始しましたのでお知らせします。今後も更新(建て替え)時等に新たな料金所ゲートを採用していく計画としており、今年度はE2A中国自動車道の美作(みまさか)ICおよび吉和(よしわ)ICにおいても運用開始を予定しています。
※1 新たな料金所ゲートは、基礎や柱(構造体)への負担が少なくなるように、屋根を軽量な「膜材」とし、耐震性能を向上させました。また、基礎杭と柱を直接接続し施工性を向上させることで、工事期間の短縮にも寄与します。





1_運用場所

E2A中国自動車道 戸河内IC

[画像1: https://prtimes.jp/i/16810/263/resize/d16810-263-5b3b58a6846a44128f8f-0.png ]



[画像2: https://prtimes.jp/i/16810/263/resize/d16810-263-bae02197d266e0ae3846-1.png ]

[画像3: https://prtimes.jp/i/16810/263/resize/d16810-263-733fc5d66d98f2bfd3db-2.png ]




2_料金所ゲートの現状

料金所ゲートは鉄骨造を標準としていますが、昭和59年頃まではプレストレストコンクリート造(以下、PC造)が採用されてきました。阪神淡路大震災(平成7年1月)で、名神高速道路 豊中(とよなか)ICのPC造料金所ゲートの倒壊を受け、倒壊を防止する耐震対策を行いました。熊本地震(平成28年4月)においては、耐震対策により倒壊は免れたものの柱脚部に損傷が発生したことや、供用中のPC造料金所ゲートの多くが、築40年以上経過しており老朽化が顕著になっていることを踏まえ、建て替えを進めています。


3_新たな料金所ゲートの特徴

料金所ゲートの建て替えにあたり、 “新たな料金所ゲート”として、コンセプトは、「3S [Simple(シンプル)、Safety(より安全に)、Smart(賢い)]」としました。
コンセプトに基づいた“新たな料金所ゲート”の特徴は以下のとおりです。

「Simple(シンプル)」 な構造形式
単純明快な構造形式とするために、1車線分の料金所ゲートを両側のアイランドに設置した柱で支持する「門型」とし、かつ広い内空間を確保できる「アーチ型」としました。また、基礎の鋼管杭と鉄骨柱を直接接続することで、施工がシンプルで容易になり、運用中の料金所車線での工事期間を短縮できます。

「Safety(より安全な)」 屋根材の仕様
屋根は、軽量な「膜材」としました。これにより、基礎や柱(構造体)への負担を少なくし、耐震性能を向上させました。また膜材自体に伸縮性があるため、地震による影響(屋根材の破損による落下)を受けにくい特徴があります。

「Smart(賢い)」 架構方式
将来の料金システムにより車線運用が変更になった場合においても、架構(車線)単位での取り替えが可能なことから「個別屋根方式」としました。これにより、お客様応対が必要な車線・位置に雨除けの屋根を設置することができます。
[画像4: https://prtimes.jp/i/16810/263/resize/d16810-263-6f87b9970cdf5160d875-3.png ]

[画像5: https://prtimes.jp/i/16810/263/resize/d16810-263-8910785477e943a0375d-4.png ]




4_今後の展開

新たな料金所ゲートは、供用中のPC造の料金所ゲートの建て替えに随時展開を図ってまいります。また、新規建設区間においても導入してまいります。

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