築45年の中古住宅をエコフィールド(富士市)と共働し安心・快適な住まいに再生 戸建性能向上リノベーション実証プロジェクト 『静岡 富士の家』
PR TIMES / 2020年9月11日 19時15分
~大地震への備えと快適な暮らし!「耐震」も「断熱」も4倍以上の性能へリノベーション~
YKK APは、エコで健康志向の家づくりを推進するエコフィールド株式会社と共働し、中古戸建住宅の性能向上リノベーションを実証するプロジェクトの中部地方初物件として、『静岡 富士の家』に取り組み、この度、竣工の運びとなりました。
YKK AP株式会社(本社:東京都千代田区、社長:堀 秀充)は、エコで健康志向の家づくりを推進するエコフィールド株式会社(本社:静岡県富士市、社長:強矢 到)と共働し、中古戸建住宅の性能向上リノベーションを実証するプロジェクト(※1)の中部地方初物件として、『静岡 富士の家』に取り組み、この度、竣工の運びとなりました。
[画像1: https://prtimes.jp/i/6735/404/resize/d6735-404-521311-0.jpg ]
静岡県富士市内に建つ築45年の木造住宅を、「断熱」と「耐震」の性能向上にこだわり、現在一般的な新築住宅の性能(※2)を上回るレベルへとリノベーションしました。
断熱性能には、住まいの中で熱の流出入が最も多い「窓」の選択が重要です。本物件では、YKK APで最も断熱性能の高い高性能トリプルガラス樹脂窓「APW 430」へ入れ替えたことなどで、住宅の断熱性能が改修前の約4倍に向上(UA値:改修前1.94W/(平方メートル ・K) ⇒ 改修後0.43 W/(平方メートル ・K))(※3)し、北海道並みの断熱レベルを実現。冬の室内での体感温度が概ね13℃を下回らないHEAT20 G2相当(※4)の健康で快適な居住空間により、冬場のヒートショックリスクを軽減し、年間冷暖房費も3割以上削減可能(※5)な高い省エネ性能を有しています。
耐震性能向上では、YKK APの開口部耐震商品「FRAMEII」を採用。窓の数や面積を減らさずに開口部の耐力壁量を増やしたことなどで、震度6強の地震でも倒壊しない耐震等級3相当の強度まで高め(上部構造評点:改修前0.35[倒壊する可能性がある]⇒ 改修後1.68[倒壊しない])(※6)、安心の住まいに生まれ変わっています。また、当プロジェクトとしては初の取り組みである『動的耐震診断』を実施し、より詳細な耐震性能を確認しております。(※7)
本物件は、両社のコンセプトモデルハウスとして事業者や一般向けに一定期間公開し、安全・安心で健康・快適な住生活をおくることができる「性能向上リノベーション」のノウハウ提供や、地域への情報発信に活用します。
SDGs(※8)の観点からも、住まいの選択肢として、新築や建て替えではない、リフォームやリノベーションの重要性が指摘されています。また、日本のストック住宅市場の流通活性化と、そのベースとなる住宅の断熱化や耐震化も強く求められる中、本取り組みを通じて、良質なストック住宅の普及に貢献していきます。
■「静岡 富士の家」物件概要
[表: https://prtimes.jp/data/corp/6735/table/404_1.jpg ]
[画像2: https://prtimes.jp/i/6735/404/resize/d6735-404-562018-1.jpg ]
■高い断熱性能で健康・快適と省エネを届ける
[画像3: https://prtimes.jp/i/6735/404/resize/d6735-404-631618-2.jpg ]
窓は、アルミサッシ+単板ガラス窓から、高い断熱性能を持つトリプルガラス樹脂窓に交換。壁・天井・基礎の断熱も強化し、住宅全体の断熱性能や省エネ性能が、大幅に向上しています。
[画像4: https://prtimes.jp/i/6735/404/resize/d6735-404-946940-3.jpg ]
[画像5: https://prtimes.jp/i/6735/404/resize/d6735-404-132997-4.jpg ]
■高い耐震性能で安全・安心を提供
YKK APの開口部耐震商品「FRAMEII」(BOX型)を使用することで、窓を減らしたり壁を増やすことなく、開口部を活かしながら、断熱と耐震を同時に実現しています。
[画像6: https://prtimes.jp/i/6735/404/resize/d6735-404-121259-5.jpg ]
[画像7: https://prtimes.jp/i/6735/404/resize/d6735-404-196333-6.jpg ]
※1:全国各地のリノベーション事業者とYKK APが連携して、既存戸建て住宅に「断熱」「耐震」を軸とした性能向上リノベーションを施して、住まいの価値が「窓・開口部」でかえられるかを実証するプロジェクトで、これまで2017年度に2物件、2018年度に4物件、2019年度に4物件を展開してきました。
尚、この取組みが、「リノベーション・オブ・ザ・イヤー2019」無差別級部門 最優秀賞を受賞しました。
※2:断熱は平成28年省エネ基準(当地ではUA値0.87W/平方メートル ・K)、耐震は耐震等級1(上部構造評点1.0)を上回る。
※3:建築の温熱環境シミュレーションプログラム(AE-Sim/Heat)によるシミュレーション結果。
※4:「2020年を見据えた住宅の高断熱化技術開発委員会(HEAT20)」が、室内温熱環境はどうあるべきかを考えG1グレードや、その上位G2グレードなどの断熱基準を地域別に提案している。
※5:エネルギー消費性能計算プログラム(住宅版)Ver2.5.4によるシミュレーション結果。
※6:木造住宅の耐震診断・補強設計ソフトウェア「ホームズ君 耐震診断Pro」によるシミュレーション結果。
※7:動的耐震診断:小型の振動機を用いて、地盤と建物に微弱な地震波を与えて、その揺れ具合を調査し耐震性能を判断するもの
※8:Sustainable Development Goalsの略で、国連総会で採択された2030年までの「持続可能な開発目標」。
17の目標と169のターゲットからなる。国、政府機関、企業などすべての関係者に行動が求められる。
< お客様からのお問い合わせ先 >
YKK AP株式会社 お客様相談室
一般のお客様
TEL:0120-20-4134
建築・設計関係者様
TEL:0120-72-4134
https://www.ykkap.co.jp
企業プレスリリース詳細へ
PR TIMESトップへ
この記事に関連するニュース
-
法改正で新築物件の価格が高騰? 持ち家の不動産価値も変わる? 専門家に聞く住宅市場の現在地
ORICON NEWS / 2024年4月26日 17時0分
-
今年の夏こそ涼しく過ごす…朗報!窓の断熱改修の大型補助金「先進的窓リノベ2024事業」募集開始
THE GOLD ONLINE(ゴールドオンライン) / 2024年4月26日 8時15分
-
株式会社バウハウスデザイン、既存住宅の断熱改修に参入。持続可能な住宅の実現へ。
PR TIMES / 2024年4月9日 12時15分
-
新築住宅向け外装材の提案を強化 アルミ外装材の地震時の倒壊リスク軽減効果を実証
PR TIMES / 2024年4月4日 14時0分
-
「先進的窓リノベ2024事業」の活用を促進しストック住宅の省エネ化を推進「マドリモ 内窓 プラマードU」 真空ガラス内窓 発売
PR TIMES / 2024年4月3日 14時0分
ランキング
-
1【解説】円安どこまで進む? 深刻…家計にも影響、為替介入の可能性は
日テレNEWS NNN / 2024年4月25日 20時5分
-
2なぜ歯磨き粉はミント味? ヒット商品の誕生には「無駄」が必要なワケ
ITmedia ビジネスオンライン / 2024年4月26日 8時0分
-
3英郵便局の冤罪事件、会計システム原因の富士通社長「申し訳ない」と謝罪…1月にドラマ化され批判強まる
読売新聞 / 2024年4月25日 23時0分
-
4濃口醤油と淡口醤油、塩分が高いのはどっち?…醤油の「色の濃さ」と「味の濃さ」の知られざる関係
プレジデントオンライン / 2024年4月26日 8時15分
-
5突然現場に現れて「良案」を言い出す上司の弊害 「気になったら即座に直したい」欲求への抗い方
東洋経済オンライン / 2024年4月26日 8時0分
記事ミッション中・・・
記事にリアクションする
記事ミッション中・・・
記事にリアクションする
エラーが発生しました
ページを再読み込みして
ください