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ビル・ゲイツが全著作を愛読! 「知の巨人」バーツラフ・シュミル最新刊『Invention and Innovation(インベンション・アンド・イノベーション) 歴史に学ぶ「未来」のつくり方』が発売!

PR TIMES / 2024年3月19日 21時40分

世界的権威が語るテクノロジーの歴史と未来――。報道・宣伝ではわからない事実(ファクト)が明らかに!



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株式会社河出書房新社(東京都渋谷区/代表取締役 小野寺優)は、エネルギー、環境、人口、食糧といった世界の諸問題に関する学際的研究の第一人者、バーツラフ・シュミル氏による最新刊『Invention and Innovation(インベンション・アンド・イノベーション) 歴史に学ぶ「未来」のつくり方』(栗木さつき訳)を2024年3月15日に刊行いたします。

■本書の内容
・「発明(インベンション)」イコール「イノベーション」ではない
・イーロン・マスクの不都合な真実
・原子力は「成功した失敗」だった
・脱炭素化は急いではいけない
・「指数関数的成長」は誤解されている
・現代文明をつくった空前絶後の10年間……

シュミル氏が本書で取り上げる発明とイノベーションは多岐にわたります。人類がこれまで発見してきた様々な新事実、工夫には、私たちの生活を豊かにし、目覚ましい成果を上げたものもあれば、致命的な結果をもたらし、取り返しのつかない事態を招いた例も少なくありません。
シュミル氏は、それぞれの発明と成果、イノベーションと私たち人類の関係について、歴史と時代背景とを丁寧に紐解きながら、その数々の失敗、誤算から導き出される教訓を明らかにします。
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本書「第1章 発明(インベンション)とイノベーション」P16~P17より
AIやバイオテクノロジーなど、新たな技術がつぎつぎと生まれ、各企業によるPR、メディア各社による報道、楽観的な見通しが大量に拡散されている現在、それらの技術が本当に現実的なものなのか、どの程度期待に値するのか、果たして我々は理解できているでしょうか。
シュミル氏が連綿と続く歴史の中から見出した、目の前の事実(ファクト)を捉えるための姿勢、技術革新と世界の未来を見据えるための提言の数々は、ビジネスパーソン、学生をはじめ、幅広い読者に科学的かつ多角的な視点を与え、今まさに必要とされているビジョンを指し示しています。
本書は、与えられた雑多な情報に惑わされない、本物の見識、思考力を手に入れるために、様々な学際的研究に関わり、「知の巨人」とも称される著者が著した世界最高水準の教養書です。
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本書「第3章 主流となるはずだったのに、当てがはずれた発明」P118~P119より

■シュミル全著作を読むビル・ゲイツ氏が本書を絶賛!
私は彼の著作44冊[『Invention and Innovation』の原書刊行当時]をすべて読んでいる……過去の出来事を彼ほどうまく説明できる人はいない。どんな発明の才や創意工夫の積み重ねがあって、現在の私たちの生活が成り立っているかを知りたい方には、本書を強く推薦する。
※ビル・ゲイツ氏のウェブサイト「Gates Notes」から引用

これまでシュミル氏の著作を愛読してきたマイクロソフト共同創業者ビル・ゲイツ氏は自身のサイト「Gates Notes」で、毎年恒例となっている年末の推薦図書、「2023年の冬に読むべき本」の3冊のうちの1冊に本書を選定し、上記のような賛辞を贈っています。

一足先に本書を読まれた方から様々なコメントが寄せられています。その内の一つをご紹介します。
ある面での成功は、別の面での失敗を孕んでいるかもしれないし、ある時点での成功は、将来での失敗となるかもしれない。逆もまたしかり。
自分が生きる世界の不確実性に、心もとなくなるような、わくわくするような、相反する感情をいだきました。(福岡金文堂 行橋店 富山未都さん)

誰もが知る発明の、誰かに話したくなる意外な歴史的事実――。本書が、様々な発明、技術への興味、関心を高め、理解を深める一助となること、より良い未来を築き上げる端緒となることを切に願います。

[画像4: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/12754/599/12754-599-0ef086ced677a9f2f57ebd59f7c5cf64-1754x1241.jpg?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ]
店頭掲出用パネル

■目次
○第1章 発明(インベンション)とイノベーション――その長い歴史と現代の狂騒
イノベーションとはなにか――その失敗と成功/イノベーションは加速化している?/「失敗したイノベーション」の三つのカテゴリー/過去を振り返る

○第2章 歓迎されていたのに、迷惑な存在になった発明
・有鉛ガソリン
エンジン内に残された問題/いちばん手っ取り早い解決策/不正確な名称/毒性をめぐる議論/廃止への道/避けられたはずの悲劇
・DDT
5億人の命を救った化学物質/悪影響の初報告/『沈黙の春』の衝撃/使用禁止の決定をめぐる議論/マラリア対策における役割/初期の成功が災いした発明
・クロロフルオロカーボン類(フロンガス)
「無毒」で「不燃」の冷媒/「いかなる意味でも危険はない」/国際協定を結ぶ/1920年代後半の状況に逆戻り/まったく予測不可能な失敗

○第3章 主流となるはずだったのに、当てがはずれた発明
・飛行船
次世代の期待の星/大戦中の軍事利用/航空史上初の快挙/突如として迎えた終わり/軍用飛行船の復活/消えた商用活用の夢/復活と消滅を繰り返す夢
・核分裂反応を利用した原子力発電
なぜアメリカは原子力発電所を建設することにしたのか/石炭火力よりも「安い」発電/第二次原子力時代が訪れるという期待/実現しなかった夢とその代償/言い訳はできない/成功した失敗
・超音速飛行(スーパーソニック・フライト)
超音速飛行への誤解/なぜアメリカの超音速機開発は頓挫したのか/〈コンコルド〉の教訓/アメリカのスタートアップによる新たな夢

○第4章 待ちわびているのに、いまだに実現されない発明
・ハイパーループ構想――真空(に近い)空間で移動する高速輸送システム
200年以上前からあるコンセプト/磁気浮上式鉄道のアイデア/高速輸送システムの新たな商業プロジェクト/課題はいまなお解決していない
・窒素固定作物
「緑の革命」を起こした発明/利点の多い発明にも欠点はある/マメ科植物のような能力を穀類に/三つの方法/あとどのくらい時間がかかるかは答えられない
・制御核融合
商用化への道筋/注目すべき実験/マスメディア報道の誤り/実際どこまで進んでいるのか/常温核融合は科学か

○第5章 テクノロジー楽観主義、誇大な謳い文句、現実的な期待
・「ブレイクスルー」ではない「ブレイクスルー」の数々
テラフォーミングからブレイン・コンピュータ・インターフェースまで/新薬開発、長距離航空輸送、AI
・「加速化するイノベーション」という根拠のない説
急速な指数関数的成長/低い指数関数的成長/現代文明の基盤を築いた10年間
・私たちがもっとも必要とするもの
「がんとの戦争」/地球規模での脱炭素化/もっとも発明が必要とされている分野はどこか

訳者あとがき
参考文献
索引
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本書「第4章 待ちわびているのに、いまだに実現されない発明」P156~P157より

【著者紹介】
バーツラフ・シュミル(Vaclav Smil)
カナダのマニトバ大学特別栄誉教授。カナダ王立協会フェロー。エネルギー、環境、人口、食糧、技術史、リスク評価、公共政策などの領域で学際的研究に取り組んでいる。2013年、カナダ勲章を受勲。現在、日本国政府が主導する国際的プラットフォーム「Innovation for Cool Earth Forum」(ICEF)の運営委員会メンバーを務める。著書は40冊以上におよび、邦訳書に、『Numbers Don’t Lie――世界のリアルは「数字」でつかめ!』(NHK 出版)、『エネルギーの人類史』(青土社)など。

[訳者]
栗木さつき(くりき・さつき)
翻訳家。慶應義塾大学経済学部卒業。シュミル『Numbers Don’t Lie』(共訳)のほか、J・シェーファー/ M・カーリンズ『元FBI 捜査官が教える「情報を引き出す」方法』(東洋経済新報社)、J・D・シュバ『米国防総省・人口統計コンサルタントの人類超長期予測』(ダイヤモンド社)、M・デスモンド『家を失う人々』(海と月社)など訳書多数。


【書誌情報】
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書名:Invention and Innovation 歴史に学ぶ「未来」のつくり方
著者:バーツラフ・シュミル / 栗木さつき訳
仕様:46変判/並製/288頁
発売日:2024年3月15日
定価:1,980円(本体1,800 円)
ISBN:978-4-309-22914-0
書誌URL:https://www.kawade.co.jp/np/isbn/9784309229140/

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