東日本大震災の悲劇を、バラに託した1冊『失われた福島のバラ園』重版決定!
PR TIMES / 2020年3月11日 13時15分
2020年2月21日(金)発売『The Rose Garden of Fukushima 失われた福島のバラ園』
株式会社世界文化社(東京都千代田区九段北/代表取締役社長:鈴木美奈子)は、米国人ジャーナリスト、マヤ・ムーア氏が、東日本大震災の陰で起きた「双葉ばら園」の悲劇を、美しいバラの写真と共に綴ったフォトエッセイ『The Rose Garden of Fukushima 失われた福島のバラ園』の重版を決定しました。
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「東日本大震災の悲劇を、このバラ達に語ってもらおうと思った」(著者 マヤ・ムーア氏)
広大な敷地に750 種類のバラが咲き誇り、年間5 万人の来園者に愛された福島県「双葉ばら園」は、2011年3 月11日以降、その姿を変えてしまいました。多くの人々に愛されたバラ達の生き生きとした写真は、今も瞳のように語りかけてきます。本書は、「双葉ばら園」園主の岡田勝秀氏の開園から3.11、そして今に至る物語が綴られています。著者のマヤ・ムーア氏は、「双葉ばら園」の写真展をテレビで知ったとき、「この話を世界に伝えられるのは、このバラ達だ」「福島県で失われたばら園の物語は、国境を超え、人種を超え、さまざまな感情を共有できると直感した」と語ります。
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「バラ 、今何を想う」(倉本 聰)
日本を代表する脚本家・倉本 聰氏も、マヤ・ムーア氏の想いに共鳴した人のひとりです。『The Rose Garden of Fukushima 失われた福島のバラ園』の序文に、倉本 聰氏の「バラ、今何想う」という文章が寄稿されています。「ある夜荒廃したバラ園の跡地で辛うじて生き残り花をつけた一輪のバラが、月光の中で周囲を見廻す。かつて世話してくれた人間たちの姿はこの界隈から消えてしまった。もう何年も人の影を見ない。(中略)ボクは一体どうしたら良いのだろう。(一部抜粋)」3.11を境に人間たちに見向きもされなくなってしまった「双葉ばら園」のバラ達の悲しみを代弁する序文は、東日本大震災の出来事を改めて深く考えさせられます。
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3月5日に日本記者クラブで講演会を開催
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『The Rose Garden of Fukushima 失われた福島のバラ園』の出版を記念して、3月5日(木)日本記者クラブのシリーズ「著者は語る」にて著者マヤ・ムーア氏、「双葉ばら園」園主・岡田勝秀氏による対談講演が開催されました。2011年3月11日を境に、その姿を変えてしまったばら園の物語を、かつての瑞々しい美しさを伝える写真と、3.11後の様子を写した写真とともに綴った1冊。 「東日本大震災の悲劇を、このバラ達に語ってもらおうと思った」と語るマヤ・ムーア氏、今も避難生活を送り、3.11の傷に向きあいながら「再び、ばら園を作る事が"夢"」と語る岡田氏に、参加記者から多くの質問が寄せられました。
※日本記者クラブ「著者と語る」の模様(動画)は、こちらでご覧頂けます。
https://www.jnpc.or.jp/archive/conferences/35608/report
■著者プロフィール/マヤ・ムーア(MAYA MOORE)
元NHK-BS「ワールドニュース」、「ウィークエンド・パリ」、「アジア・ナウ」のキャスター、TBS「サンデーモーニング」、HTB「イチオシ!」のコメンテーターも務めた。さらに白百合女子大学で客員講師を経て、現在アメリカン・スクール・イン・ジャパンと岩手県大船渡市の小学校を結ぶスカイプバーチャル英語教室(TVEC)にも力を注いでいる。夫と2人の子と東京在住。
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【書籍概要】
『The Rose Garden of Fukushima 失われた福島のバラ園』
著者:マヤ・ムーア
写真監修:松田久子
日本語監修:水上洋子
定価:本体2,800円+税
発行:株式会社世界文化社
https://www.amazon.co.jp/dp/441820203X/
※2014年刊行の英語版は、世界バラ会連合世界バラ会議2018優秀文学賞を受賞しました。本書は待望の日本語版です。
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