今日は何の日 〜ウィルト・チェンバレンがレイカーズに移籍〜

Rakuten NBA News / 2019年7月9日 10時44分

1968年7月9日、フィラデルフィア・セブンティシクサーズがウィルト・チェンバレンをロサンゼルス・レイカーズにトレードした。1試合100得点をはじめキャリア平均22.9リバウンド、シーズン平均50.4得点、1試合55リバウンドなど数々のNBA記録を持っていることで知られるチェンバレンはフィラデルフィアのエースだったが、恩師のアレックス・ハナムがチームを去ることが決まった後、彼自身もトレードをチームに要求した。トレード要求の動機は諸説あり、真相はわかっていない。MVPを獲得した年のオフにトレードされたのは、チェンバレンが初めてのことだった。

チェンバレンが活躍した時代はボストン・セルティックスの黄金期だった。チェンバレンはフィラデルフィア時代の1967年に優勝、ボストンの連覇を8で止めたが、翌1968年には再びボストンが王座に返り咲いていた。一方、チェンバレンを獲得したレイカーズも、ミネアポリスからロサンゼルスに移転して以降5回のファイナル挑戦をことごとくボストンの前に敗退していた。チェンバレンは後の殿堂入り選手、エルジン・ベイラー、ジェリー・ウエストと共に再びボストンの壁に挑むことになった。

1968-69シーズン、55勝を挙げたロサンゼルスは、プレーオフでチェンバレンの古巣サンフランシスコ・ウォリアーズとアトランタ・ホークスを破りファイナルに進出した。相手はチェンバレン、そしてロサンゼルスの長年の宿敵ボストン・セルティックスだった。シリーズは第7戦までもつれたが、接戦の残り3分でチェンバレンが足を挫いてしまう。大黒柱を欠いたロサンゼルスは、106対108でボストンに敗れた。この年を最後にビル・ラッセルが引退、13年で11回の優勝を果たしたボストンのダイナスティは終焉した。ロサンゼルス・レイカーズはその後ニューヨーク・ニックスを筆頭とした新勢力の台頭に遭いながらも、1972年に悲願の移転後初優勝を果たしている。

ダブドリ編集長:大柴壮平

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