ウォリアーズOBのマット・バーンズが古巣の課題について持論「ベンチの強化は必要不可欠」
NBA Rakuten / 2020年10月15日 5時0分
ウォリアーズが来季プレイオフへ進出するためには「ベンチの強化が必要」
ゴールデンステイト・ウォリアーズは、昨季まで5年連続でNBAファイナルへ進出し、3度の優勝を果たした。今季は15勝50敗でリーグ最下位に低迷したが、ステフィン・カリー、クレイ・トンプソンら主力が怪我から復帰する来季は、リーグの強豪に返り咲くことが期待されている。それだけに、迎えるオフシーズンではロスター強化に踏み出すことが予想されている。
そんななか、ウォリアーズのOBであるマット・バーンズが、古巣の課題について持論を展開。『ESPN』の人気番組『The Jump』に出演した際、ウォリアーズが来季のウェスタン・カンファレンスでトップ3に入ると予想し、そのためには控えの強化が鍵になると語っている。
「ウォリアーズに必要なことを一つ提言するならば、それはベンチの再建だ。これまでは、アンドレ・イグダーラ(現マイアミ・ヒート)、ショーン・リビングストン、デイビッド・ウェスト、パトリック・マコー(現トロント・ラプターズ)らサポーティングキャストの存在が成功の鍵を握っていた。だから、ベンチの強化は必要不可欠なんだ」
自身の現役キャリア最後となった2016-17シーズン途中にウォリアーズへ再加入(2006年〜2008年在籍)したバーンズは、同シーズンに優勝を経験。当時のチームにおけるサポーティングキャストの活躍を間近で見て、選手層の厚さががいかに重要であるかを肌で感じていたのだろう。
現在ウォリアーズには、今年のドラフト1巡目全体2位指名権や、昨年オフにイグダーラを放出したことで得た1720万ドル(約18億円)のトレード・エクセプションなど、駒となるアセットが豊富にあり、フロントがこれらを利用してロスター強化に動き出す可能性は高い。
王朝時代に“Strength in Numbers(数による強さ)”、つまり「選手全員で戦う」ことをチームのスローガンに掲げていたウォリアーズ。どのような手段を使って、この“数”を増やしていくのか注目が集まる。
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