中国EV「シャオペン」とVW中国、超高速充電ネットワークの構築で提携
Record China / 2025年1月10日 7時30分
中国EV「シャオペン」とVW中国が超高速充電ネットワークの構築で提携しました。
中国の電気自動車(EV)大手メーカー「小鵬汽車(シャオペン)」と独フォルクスワーゲン(VW)グループの子会社「VW中国」は6日、中国国内のEV超高速充電ネットワーク分野で戦略的提携を結び、相互に独自の超高速充電ネットワークを開放する覚書(MOU)に調印したと発表しました。今回の提携により、両社は将来的に中国全土の420都市をカバーするEV超高速充電ネットワークを構築し、充電端末数は2万基を超える見込みです。また、両社は共同ブランドの超高速充電スタンドの建設も検討しており、充電ネットワークの構築によりいっそう拍車をかける計画です。
シャオペンとVW中国の協力は2023年7月に始まり、今回の戦略的覚書の調印は両社の間で結ばれた4番目の協力成果です。双方は今後、戦略的協力をさらに摸索しながら技術協力を拡大していくとのことです。
VW中国の充電サービス事業は現在、CAMS社が運営しています。CAMSの公式サイトによりますと、2024年10月時点で、CAMSが中国に設けた充電スタンドは1621カ所で、充電端末は1万3112基、214都市をカバーしています。
両社の協力について、業界関係者は、EV充電ネットワーク分野でのシャオペンとVW中国の協力は、中国の新エネルギー自動車の発展における差し迫った問題、すなわち充電インフラの整備が新エネ車の急成長に追い付かない現状を反映しているとみています。
乗用車市場情報連合会と中国電気自動車充電インフラ促進連盟(EVCIPA)のデータによりますと、2024年11月時点で、中国国内のEV公共充電パイルは346万カ所に達し、前年同期比で6万9000カ所増加しましたが、成長スピードは前年同期の水準を下回り、伸び幅は31%減少しました。さらに2024年、EV公共充電パイルの年間増加数は73万4000カ所となり、同11%減少しました。これらのデータから、中国ではEVが急増する一方、充電インフラの建設が需要に追い付かない現状を示しており、EV充電インフラ市場には大きな発展の潜在力があるとみられています。(提供/CRI)
外部リンク
この記事に関連するニュース
-
PTV GroupとダイナミックマッププラットフォームがTRB 年次総会で戦略的パートナーシップを発表
PR TIMES / 2025年1月10日 16時45分
-
ホンダと日産が経営統合視野に協議入り、ホンダ主導 きょう会見
ロイター / 2024年12月23日 15時3分
-
ホンダ・日産、経営統合協議。次世代自動車って何?
トウシル / 2024年12月21日 8時0分
-
日産株がストップ高買い気配、ホンダと統合協議との報道を材料視
ロイター / 2024年12月18日 9時40分
-
CATL、ステランティスと共同でスペインにLFP電池工場建設(中国、欧州)
ジェトロ・ビジネス短信 / 2024年12月16日 11時40分
ランキング
-
1若者に人気「有線イヤホン」は大人も使うべき逸品 単に「平成をイメージさせるアイテム」ではない
東洋経済オンライン / 2025年1月10日 12時30分
-
2ただの便秘だと思っていたら「大腸がん」でした…直近1ヵ月で心当たりがあると要注意な“危ない便秘”のサイン【医師が解説】
THE GOLD ONLINE(ゴールドオンライン) / 2025年1月11日 14時0分
-
3〈手数料だけで1500円以上も〉チケット購入時の“手数料”値上げが相次ぐ「システム利用料」「発券手数料」「決済手数料」…多すぎる項目に不満の声
集英社オンライン / 2025年1月11日 16時0分
-
4台湾カフェ・春水堂「1000円朝食」の罪深い魅力 高いと思いきや、41%割引・700円の値引き!
東洋経済オンライン / 2025年1月11日 8時20分
-
52050年のシン・日本経済システムをデザインする 失われた40年回避のための「3つの政策」とは?
東洋経済オンライン / 2025年1月11日 8時30分
記事ミッション中・・・
記事にリアクションする
記事ミッション中・・・
記事にリアクションする
エラーが発生しました
ページを再読み込みして
ください