三井食品 関西メニュー提案会 地域商材やオリジナル品
食品新聞 / 2024年3月4日 14時47分
三井食品関西支社は2月22日、大阪マーチャンダイズ・マート(大阪市中央区)で「第35回関西メニュー提案会」を開いた。メーカー245社が出展、得意先600企業・約800人(業務用4割、小売業3割、卸3割)が来場した。出展小間の内訳は加工食品54、業務用28、酒類36、低温7、総合・オリジナル80。
昨年と同じ「明日(みらい)をつくる 食のチカラ」をテーマに、随所で企画を展開した。「大阪関西万博まで、あと416日」と掲げたコーナーでは、関西にゆかりのある企業のSDGsに関する取り組みを商品面から紹介。惣菜で使用した後のごぼうの皮を有効利用したふりかけ(ブンセン)、バイオマスECOカップを使ったカップヌードル(日清食品)などを展示した。
酒類では「ブレンデッドウイスキーの逆襲」として、スコットランドウイスキー15種類を並べた。担当者は「日本ウイスキーやシングルモルトが注目されるが、ブレンドの美味しさを改めて知ってもらいたい。試飲した女性からはスイーツに合うという声も聞かれた」と話していた。
地域商材が並んだ「にっぽん元気マーケット」には7県(栃木、長野、和歌山、岡山、香川、愛媛、高知)からメーカーが出展。「おかやま果実」ブランドに認定された白桃、ニューピオーネを使った吉田本店の甘酒を扱う藤徳物産は「健康食として根強い人気がある。岡山の果実を使い、より飲みやすくするとともに、県産フルーツのアピールにもつなげたい」と意気込む。
オリジナルコーナーでは自社ブランドの『にっぽん元気マーケット』から、炊き込みご飯シリーズの新商品「生姜香る北海道産ブリ炭火焼き」を試食提供。このほか、はちみつや生鮮野菜、東北商材など様々なテーマに沿った企画を展開していた。
矢澤久志専務関西支社長の話
家庭用は価値を訴求し、需要を掘り起こそうというメーカー各社の姿勢、業務用においてはコロナ後の新しい挑戦、こうしたところをこの展示会で見てもらいたい。
地域商材を集めた「にっぽん元気マーケット」のコーナーは今まで以上に強化し、新たな商品の発掘にもつながっている。
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