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ユニクロを日本一買っている男が明かす「ユニクロの品質が落ちている疑惑」の真相――仰天ニュース・大反響トップ10

日刊SPA! / 2024年4月14日 15時45分

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beeboys - stock.adobe.com

反響の大きかった2023年の記事から選ばれたジャンル別トップ10。今回は集計の締切後に、実は大反響だった11月12月公開記事に注目。惜しくもトップ10入りを逃した記事を順不同で紹介!(集計期間は2023年11月~2024年1月。初公開2023年11月22日 記事は取材時の状況) *  *  *

 メンズファッションバイヤー&ブロガーのMBです。洋服の買いつけの傍ら、「男のおしゃれ」についても執筆しています。よろしくお願いします。

◆「ユニクロにまつわる素朴な疑問」を考察する

「近年、ユニクロの品質が落ちてると聞いたけど、ホント?」

「+JやユニクロUなどのデザイナーズコラボってブランドイメージ落ちたりしないの?」

「YouTubeを見るとZARAやH&M、無印などよりもユニクロ紹介のほうが圧倒的に多いんだけどなぜ? やっぱりユニクロはインフルエンサーにお金を配りまくってるの??」

 今回はこれらユニクロの素朴な疑問にすべて回答していきます。

◆★近年、ユニクロの品質が落ちてる?

「最近のユニクロはすぐダメになる」「生地が薄くなった気がする」「一度洗ったら風合いが変わっちゃった」。

 近年、SNSではそんな声が散見されます。私は展開されているメンズアイテムのほぼすべてを毎年購入していますが、確かに10年前と比較すると「耐久性が下がった」と感じなくもありません。

 ただ、「質が落ちた」というのは当てはまらないと思います。モノ作りをされているアパレル関係者なら100%理解していると思いますが、ユニクロは10年前と比べて明らかにコストに合わない素材使いをしています。

 カシミヤやウール、セルヴィッヂデニム、リネンなどブランドでも採用を躊躇するような高級素材を積極的に取り入れています。原材料の希少性などから考えれば、明らかに素材クオリティは上がっています。その意味で「質が落ちた」とはまったく言えないでしょう。

◆「質は高いけれど、耐久性が低い素材」を採用

 それでは、そんな背景があるにもかかわらず、なぜSNSなどで「ユニクロは質が落ちた」「すぐダメになる」と言われるようになったのでしょう?

 それは「質=耐久性」ではないからです。先ほどユニクロが扱う高級素材の代名詞としてカシミヤ、ウール、セルヴィッヂデニム、リネンを挙げましたが、それらの多くは「質は高いけれど、耐久性が低いものばかり」のはずです。

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