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Rマドリードがシュート数8―34もPK戦でマンCを撃破 「これしかなかった」とアンチェロッティ監督

スポニチアネックス / 2024年4月18日 12時0分

レアル・マドリードのアンチェロッティ監督(AP)

 ◇欧州チャンピオンズリーグ準々決勝第2戦 レアル・マドリード1―1(2戦合計4―4、PK戦4―3)マンチェスター・シティー(2024年4月17日 英国・マンチェスター)

 最多優勝14度のRマドリード(スペイン)が昨季王者マンチェスター(イングランド)を破り、4季連続の準決勝進出を決めた。90分を戦って1―1で2戦合計4―4となり、延長でもスコアは動かず突入したPK戦を4―3で制した。

 過去2季は準決勝で対戦し、勝ち上がった方がそのまま優勝した新旧王者の対決。今回は敵地で耐え抜いた2季前の王者Rマドリードが死闘を制した。

 前半12分にカウンターからボールをつなぎ、一度は相手GKに弾かれたボールをFWロドリゴが自ら蹴り込んで先制した。その後は昨季準決勝第2戦で0―4と完敗した敵地で守勢に回り、後半31分に相手MFデブルイネに同点弾を許すと、ピンチの連続。延長を含めてシュート数8―34と圧倒されたが、そのまま耐え抜いてPK戦に持ち込むとGKルニンが奮闘した。後蹴りで1人目のMFモドリッチが止められてリードを許したが、直後の2本を守護神がセーブして流れを奪い返した。

 3―3で引き分けた第1戦と同様に両チームが譲らない好勝負を制したアンチェロッティ監督は「敵地でシティーに勝つにはこれしか方法がない。いいスタートを切ったが、そこから生き残るために戦う必要があった」と息をついた。優位に試合を進めながら敗れたマンチェスターCのグアルディオラ監督は「サッカーはゴールを競うもので相手はPK戦で少しばかり我々より良かった。彼らは準決勝に進んで我々は敗退。差はわずかだった」と嘆いた。

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