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92年の時を超え…「初老ジャパン」がバロン西の元へメダル報告 石碑建つ硫黄島訪問「胸が熱く」

スポニチアネックス / 2025年1月11日 21時27分

大岩義明公式X(@yoshiakioiwa)から

 パリ五輪総合馬術団体で銅メダルを獲得した日本代表の大岩義明(48=nittoh)が11日までに自身のXを更新。1932年ロサンゼルス五輪障害飛越個人で金メダルを獲得した西竹一(バロン西)の石碑がある硫黄島を訪れた様子を公開した。

 「初老ジャパン」の愛称で親しまれた日本代表は、欧州が圧倒的に有利と言われる中で西以来、92年ぶりに馬術競技で日本にメダルをもたらした。

 西は第二次世界大戦末期に硫黄島で戦死し、島には戦死の碑が建てられている。

 今回、銅メダルメンバー4人で硫黄島を訪れ、大岩は「胸の熱くなる大変貴重な2日間でした。まずは、今回の目的であった硫黄島に滞在する隊員の皆様への講話。同年代の隊員の方々も沢山おり、私も皆さんにいっぱい力を頂きました。日本を守って頂き、心から感謝致します」と感無量の様子。

 「講話を終え、島内の案内の際に西大佐の碑にてメダルの報告をさせて頂きました。我々のメダル獲得の一報が硫黄島に届いた時、プライベートで貴重なお休みの時間を使って清掃とメダル獲得の報告をしてくれていた隊員の方々が大勢いたそうです。とても嬉しく思い胸が熱くなりました。碑を囲うように石が蹄の形に積まれていました。この石も地熱で熱いです。『偉大な馬術家である西大佐、金メダルには届きませんでした。あらためて西大佐の凄さを感じております。4年後は金メダルを獲られたロサンゼルスです。やらなければいけませんよね。西大佐、もう一度ここへ違う色のメダルを持って報告へ帰って来ます』」と石碑の前で誓ったことをつづった。

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