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【リーグワン】横浜8トライで勝利も35失点に反省 用語変更後初の試合「ノックフォワード」の場内放送

スポニチアネックス / 2025年1月11日 21時36分

<横浜・静岡>新しい用語「ノックフォワード」と表示される場内のスクリーン

 ◇NTTジャパンラグビーリーグワン1部第4節 横浜53―35静岡(2025年1月11日 ニッパツ三ツ沢球技場)

 横浜が静岡を53―35(前半34―14)で破り、2連敗スタートから2連勝で星を五分に戻した。ここまで3連勝だった静岡は今季初黒星を喫した。

 前半5分にWTB竹沢正祥(29)が先制トライ。さらに同7分には南アフリカ代表のCTBジェシー・クリエル(30)が50メートル以上の独走トライを決めるなど、計8トライで攻撃力の高さを示した。しかし、簡単に抜かれる場面も目立って35失点。勝っても喜ぶ様子は見られなかった。

 沢木敬介監督(49)は「最初の20分はアグレッシブでポジティブな試合だったけど、まだまだ弱い部分はある。優勝を目指すレベルではない」と厳しい評価。さらに「取られ方が良くない。そこが俺はめちゃくちゃ満足してない。納得いかない」と語気を強めた。キックで13得点を挙げたSO田村優(36)は「もっと圧倒しないといけない。満足いく結果ではない」と反省を口にした。

 この日は、今月6日に日本ラグビー協会が8つの用語変更を通達してから初めての試合。ボールを前に落とす反則が起こった時、場内放送では「ノックオン」ではなく新しい用語の「ノックフォワード」が使われた。一般的に浸透していくにはまだ時間が掛かりそうだが、当事者たちは試合に集中しているため意に介さず。CTB梶村祐介主将(29)は「全く意識していなかった」。沢木監督は「全然気にしてなかった」と感想を述べた。

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