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KNTVオフィシャル『華政』(原題)、イ・ヨニ、キム・ジェウォン、ソ・ガンジュン、ハン・ジュワン合同インタビュー

THE FACT JAPAN / 2015年8月10日 11時16分

写真:KNTV


『華政』撮影の合間を縫って4名にインタビュー――まずは、撮影現場の雰囲気はいかがでしたか?キム・ジェウォン:若い方々がいたので……よかったです(笑)このドラマに出演される方々が、皆さん楽しい性格でとても良い雰囲気だと思います。特に、ヨニさんがいるので、皆さん自分の性格を隠しているような……(笑)。そんな感じがありました。ハン・ジュワン:なんの性格ですか?キム・ジェウォン:(ソ・ガンジュン、ハン・ジュワンに向かって)女性によく見られるために、隠しているような……皆さんすごく親切なんです。
――残念ながら、今日はチャ・スンウォンさんが来られませんでした。普段、チャ・スンウォンさんはどんな先輩ですか?キム・ジェウォン:私は知り合ってから長く、個人的にも親しくしていただいています。ドラマでは事実上、私と一緒の撮影シーンが多くありませんでした。そんな面では、ここにいる3人の方がもっとチャ・スンウォン先輩に関する話があるんじゃないでしょうか?イ・ヨニ:チャ・スンウォン先輩は、現場でとても愉快な方です。普段もたくさんお話される方ですし、とてもギャグ好きなところもあるんですが、撮影が始まった途端カリスマが溢れる、そんな姿が俳優としてすごく魅力的な方だと思います。一緒に撮影しながら演技に集中できて、そういう部分でもとてもよかったと思います。
――ドラマの紹介をお願いします。キム・ジェウォン:ドラマの紹介はやっぱり、ドラマの全体的な脈絡で一番重要な部分を占めている人物が貞明公主(イ・ヨニ)です。ハン・ジュワン:僕だと思ったのに……。僕が話しちゃダメですか?(笑)キム・ジェウォン:ジュワンは、早くあっちで服を脱いで来なよ(笑)ジュワンは既にもう暑さでバテていて(笑)まずは、ドラマのタイトルからもわかるように、華やかな政治、政治に関するストーリーを描いているドラマです。その中で貞明公主が光海(クァンヘ)を経て仁祖(インジョ)まで、その政治勢力の中でイデオロギーや思想に対する政治的争いやその中での愛、嫉妬、復讐……さまざまな見どころを楽しめる面白いドラマだと思います。光海の時代が終わり、仁祖の時代がはじまり、現在放送しているのはドラマの中でも後半部分、シーズン2ということで、たくさん期待してください。
――お話にあった通り、時代劇ロマンスがあるじゃないですか。そのストーリーをイ・ヨニさんから簡潔に紹介してください。イ・ヨニ:光海君が王になると、貞明公主が脅威を受けるようになり、母親である仁穆大妃(インモクテビ)が弟の永昌大君(ヨンチャンテグン)を救おうという目的で貞明公主を早く結婚させようと、夫になる人物を探すんです。そのとき、幼い頃に出会ったのがカン・イヌ(ハン・ジュワン)、ホン・ジュウォン(ソ・ガンジュン)という人物なんですが、貞明公主は婚姻ができず、宮廷から追い出されてしまいます……。数年後に再会するんですが、再会したことで三角ロマンスが始まります。キム・ジェウォン:(ソ・ガンジュンに)ロマンスについて話してみて。ソ・ガンジュン:(少し悩んで)イヌとジュウォンの立場では、貞明公主が死んだと思っていたのに、あとから一緒に日本で苦労したファイという人物が貞明公主だと知り、最初はイヌと対立するようになります……。…今までは……。キム・ジェウォン:(ハン・ジュワンに)じゃあ、ジュワンが最後にまとめて!この子たち、ロマンスを撮影していないみたいです(笑)。ハン・ジュワン:ジュウォンとイヌは、幼い頃から苦楽を共にした親友なんですが、偶然貞明公主に出会い、お互いにまだ一度も感じたことがなかった異性の感情を貞明公主に対して感じるようになるんです。一方、光海が王位に就いて、貞明公主が追い出されることになります……。そして…。キム・ジェウォン:ジュワン、今暑いんでしょ!(笑)ハン・ジュウォン:暑いです!イ・ヨニ:兄さん、羅列してないで、早く話して(笑)ハン・ジュワン:姿を消した貞明公主を恋しがっていたふたりの男性、イヌとジュウォンはいつの間にか成長して、ジュウォンは光海を擁立するひとりの政治的人物になり、そうしているうちに死んだと思っていた貞明公主がファイという人物で再び登場します。キム・ジェウォン:私は本当に彼らのロマンスから外れてよかった気がします(笑)イ・ヨニ:うまく編集してくださいね(笑)
――演じられた役柄について紹介してください。イ・ヨニ:私は宣祖(ソンジョ)の娘として生まれた貞明公主です。子どもの頃から聡明で明るく、愛されながら育った人物が、光海君によって宮廷から追い出された後、みんなから死んだと思われていたのですが実は生きていて光海君の火器都監に重要な人物として再び現れます。そして、光海君と対立する人物です。キム・ジェウォン:私は綾陽君(ヌンヤングン)、後の仁祖役を演じたんですが、伯父である光海とは対立関係で、政治的理想自体が違う人物で、幼少時から王になりたい野望と欲望が非常に大きいキャラクターです。仁祖反正という歴史的事実を根拠にして、新しい政治に対する変貌が始まります。でも、聖君やかっこいい徳治主義の国王の姿ではない、少し乱暴で偏屈で、人々から恨まれたり後ろ指を差されるキャラクターではないかなと思います。私が政治的理想において最も対立関係になる人物が、貞明公主なんです。そして、(ハン・ジュワンを指差して)私の“キングメーカー”です。貞明公主の(イ・ヨニを指差して)百姓を愛する立場と私の王としての国を統治する立場での理想に対する変化や争いを通じて、今まで私が演じてきたキャラクターとは少し違う、悪役を演じています。ハン・ジュワン:僕が演じるカン・イヌという人物は、王権すら揺るがすことができる財力家の父親のもとで、妾の子として周りの目を気にしながら育ちました。そして、愛する友だちと愛する女性の間で葛藤する男です。そうした葛藤や混乱の中で歪んだ愛情表現をしてしまう人物です。仁祖が反正を企てる中、カン・イヌの父親カン・ジュソンの力を借りて仁祖が王位に就くんですが、それに関わっています。そんな面で“キングメーカー”という表現をしますが、実は本格的な“キングメーカー”という展開はまだ進行中なので、お話するわけには……。キム・ジェウォン:仁祖反正のとき、実は宮廷に入るときに兵を連れて行くんですが、訓練都監の李興立(イ・フンリプ)の心を動かさせ、宮廷の門を開けさせるのがカン・イヌです。ハン・ジュワン:李興立という実在の人物なんですが、反正軍によって説得され、結果的に李興立のおかげで宮廷に入ることができるんです。作家の先生から、カン・ジュソンという架空の人物を通じて仁祖反正の主軸になれる功臣の道を開かせてくれました。
――とても重要な役柄を演じていますね。キム・ジェウォン:この人(ハン・ジュワンを指して)が、門を開けてくれました。だから、私が王になったんです。門が開かなければ、キングにならなかったはずなのに……(笑)イヌが門を開けてくれたので、“キングメーカー”ですね。門を開けてくれた人だから(笑)ソ・ガンジュン:僕は、ホン・ジュウォンという人物を演じています。ジュウォンは、イヌと同じように朝鮮の名門家の長男として生まれた人物です。ばか正直で真面目で、天才的な人物ですが……。キム・ジェウォン&ハン・ジュワン:すごくいいことばかり言っているんじゃない?話だけ聞いてたら、まるで神みたい!(笑)ソ・ガンジュン:愛する女性の前では純粋な面もあり、少し間が抜けていたり、そんな可愛らしい面もあって……。キム・ジェウォン:全部持って行かれた〜(笑)。ソ・ガンジュン:自分の君主が自分の愛する女性の仇という悲劇的な状況でしたが、今は愛する貞明公主と一緒に立ち向かって戦う人物です。

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