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ビットキー、自動搬送ロボット通行時のセキュリティ付自動ドア認証に技術協力

Techable / 2021年8月26日 11時0分

株式会社QBIT Roboticsは、2021年6月2日〜7月2日に「異種複数台の自動搬送ロボットとロボットアームを用いた館内配送集荷サービス」の実証実験を実施。

株式会社ビットキー(以下、ビットキー)は、スマートロックおよびコネクトプラットフォームworkhubを通じて、自動搬送ロボット通行時のセキュリティ付自動ドア認証に技術協力。ビットキーの技術がロボットと連携する、初の試みとなりました。

本実証実験の内容とは?

非対面・非接触が推奨されているコロナ禍において、ますますニーズが高まると予想されている自動搬送ロボット。都心部のオフィスビルや地方のショッピングセンターといった大規模施設の物流現場における慢性的な人手不足の解消にもつながると考えられています。

しかし、オフィスビルには、一般的に入退館のたびに認証が必要なセキュリティ付自動ドアやゲートが設置されているもの。ロボットがスムーズに移動するためには、そのための経路設計や認証方法が必要となってきます。これらの課題を解決するため、本実証実験は実施されました。

内容は、ビルの荷捌き場から各テナントの入居階までエレベーターを使用してロボットが移動し、集荷・配送を行うというもの。ロボットとビットキーのスマートロック、workhubが連携し、ビル内に存在する複数のセキュリティ付自動ドアを解錠します。

workhubとは、人と仕事の間の分断を「つなげる」ことで解消するコネクトプラットフォーム。既存のビルセキュリティとの連携によって、ICカード、QRコード、顔認証など組み合わせた認証方法に柔軟に対応可能。関係者から来訪者に至るまで、多様な利用者に対して、利用時間・回数などの権限も柔軟にコントロールできます。ビットキーの製品だけでなく、他社が提供する製品やサービスとも連携可能です。

セキュリティ付自動ドア前でのロボット認証が可能に

今回、セキュリティ付自動ドア前でのロボット認証が可能になったことで、活用が進んでいくと期待される自動搬送ロボット。

今後は、洗い出された課題を解消しながら、2021年中にセキュリティ付自動ドアも通過可能な館内配送集荷サービスとして、両社協力の上、ビルへの提供を進める予定だということです。

PR TIMES

(文・和泉ゆかり)

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