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駐車場の路面に太陽光パネルを敷設。発電しながら自家消費する駐車場実現へ

Techable / 2022年7月27日 11時0分

MIRAI-LABO株式会社(以下、MIRAI-LABO)と東京建物グループの日本パーキング株式会社(以下、日本パーキング)は、今年1月に資本業務提携契約を締結。

そしてこのたび、日本パーキングが保有・管理する駐車場のZEP(Zero Energy Parking)化を目指し、“自律型太陽光路面発電システム”の実証実験に着手しました。

パーキングにて路面発電&自家消費

同実験では、NPC南大沢駅前パーキングの屋上駐車場エリアに、MIRAI-LABOが開発する太陽光路面発電パネル「Solar Mobiway」とリフィルバッテリー式発電機「G-CROSS」を組み合わせた自律型エネルギーシステムを構築します。

Solar Mobiwayで発電した電気をG-CROSSに蓄電し、駐車場内のエレベーターホールの照明(24時間点灯)と街灯(夜間点灯)で消費する運用を検証するとのことです。

また期間中は、年間の発電量・蓄電状況・電力消費量・環境データを取得・監視しつつ、駐車場内におけるSolar Mobiwayの耐久性について検証し、今後のZEP化を検討する見込み。なお、近日中に平面駐車場においても実証検証を開始する予定だといいます。

道路に敷設できるソーラーパネル

Solar Mobiwayは、すでに整備されている道路などに敷設できるソーラーパネル。車両が乗っても破損しない耐久性や雨が降っても滑らない特殊加工、日陰・悪天候でも発電できる安定性などが特徴です。

Solar Mobiwayは、森林伐採などをせず設置できることもポイント。MIRAI-LABOによると、日本国内の道路面積は5000㎢以上あり、その半分にSolar Mobiwayを設置できれば1年間に約1695億kW(国内電気需要量の約16.5%)を発電できるといいます。

連続出力が可能なリフィルバッテリー式発電機

そんなSolar Mobiwayで発電した電気を蓄電するのがG-CROSS。カートリッジ式のバッテリーを4つ搭載でき、バッテリーを入れ替え続けることで連続出力を可能にするリフィルバッテリー式発電機です。

G-CROSSは、蓄電しながら出力できるため、昼間に電気をためながら同時に自家消費できます。また、静音性や防滴仕様など使う場所を限定しない設計も特徴でしょう。

この2つのプロダクトを組み合わせた自律型エネルギーシステムで駐車場のZEP化を推進するようです。

PR TIMES
「Solar Mobiway」公式ページ
「G-CROSS」公式ページ

(文・Higuchi)

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