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劣勢→2点差にくらいついた敗戦 崖っぷちデンソー・馬瓜エブリンは前向き「エナジー高めで終わった」【バスケWリーグ決勝】

THE ANSWER / 2024年4月13日 17時55分

プレーオフ決勝第1戦に出場した馬瓜エブリン【写真提供:Wリーグ】

■「京王 presents Wリーグプレーオフ2023-2024」ファイナル

 バスケットボール女子Wリーグのプレーオフ決勝第1戦が13日、東京・武蔵野の森総合スポーツプラザで行われ、富士通がデンソーに64-57で勝利し、16年ぶり2度目の優勝に王手をかけた。敗れたデンソーは、日本代表の馬瓜エブリンが両チーム最多21得点。崖っぷちに立たされたが、「自分たちのエナジーを出し切ることができた」と前向きな戦いに胸を張った。

 何度も、何度も雄叫びを上げた。馬瓜は巧みなステップでディフェンスを切り裂いてレイアップを決めたかと思えば、3ポイント(P)シュートも6本中3本成功。中、外の両方から得点を量産した。両チーム最多の21得点に加え、7リバウンド、5アシスト。同じ日本代表の高田真希がファウルトラブルで28分24秒の出場に留まる逆境の中、プレーでも、声でもチームを牽引し続けた。

 試合は一進一退の攻防。第1クォーター(Q)は16-16で終え、デンソーは第2Qで16-20、第3Qで11-15とじわじわとリードを広げられたが、必死で食らいついた。10点以上差をつけられてもすぐに点を取り返し、第4Q残り5分54秒には一時2点差に。最終的に7点及ばなかったが、最後まで諦めない姿勢を見せ続けた。

 試合後の会見で馬瓜は「前半でしっかりと相手を捉えられたらよかったが、相手のペースに乗らせてしまった。ただ、後半のあともう少しのところでしっかりと自分たちのエナジーを出し切ることができた」と前向き。「追いつくことはできなかったがエナジー高めで終われたので、明日は凄くいい入り出しになると思う」と敗戦の中でも光明を見出した。必ず第2戦に繋げる気概だ。

 デンソーは昨年12月の皇后杯で初優勝し、Wリーグとの2冠を目指す。王手を許したが、馬瓜は「相手が強い場合でも、しっかり自分たちで試合の流れをつくっていくんだとチームには伝えていた。今が本当に進化の時。リーグ中も落とした後の試合でカムバックして接戦を勝ちきることができていた。明日に向けて気持ちをつくっていけると思う」と自信を覗かせた。(THE ANSWER編集部)

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