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小池百合子都知事〝経歴詐称〟報道はスルーか 都庁の書店から消えた「文藝春秋」

東スポWEB / 2024年4月12日 6時26分

小池都知事

都庁から告発本が消えた。7月の都知事選を前に小池百合子都知事の学歴詐称騒動が再燃し、都庁や都議会、永田町は小池氏の動向を固唾をのんで見守っている。

10日発売の月刊「文藝春秋」は、小池氏の最側近だった元都民ファーストの会事務総長の小島敏郎氏による告発記事を掲載。4年前の都知事選前に起きた小池氏のカイロ大卒業を巡る学歴詐称騒動で、小池氏周辺は駐日エジプト大使館のフェイスブックに卒業を証明する声明文掲載の裏工作を行ったという。

さらに小池氏がカイロ大在学時に現地で同居していた北原百代氏の手記も掲載され、「出てもない大学を『卒業した』と言ってはいけない」とカイロ大卒は虚偽だと告発し、一大キャンペーンを組んでいた。

都庁には書店がテナントで入っている。11日、のぞいてみると、先月号の文藝春秋は10冊以上が山積みになっている中、出たばかりの今月号は売り切れ、一冊も置いていなかった。「過去にも都庁の書店では、小池氏に関する暴露本や批判が掲載された週刊誌は買い占められるのか、職員の注目度が高いのか、すぐに売り場から消えます」(都政関係者)

小池氏は文藝春秋の報道にどう対応するのか。

「文春砲を受け、小池氏の入院説や12日の定例会見での辞任表明、政界引退説まで飛び交ったが、小池氏を支える都民ファーストの会や都議会自民党は『カイロ大が声明を出している以上、卒業をウソだと覆す新事実はない』として、文春砲には触れない方針を固めたようです」(都議会関係者)

この日、東京都は5月5~9日まで小池氏の米国外遊を発表。またファーストの会は東京15区補選(16日告示、28日投開票)を前に乙武洋匡氏が13日に江東区内で開く街頭演説会に、小池氏が応援弁士として駆けつけると発表した。

一方で、小島氏側も12日に記者会見する予定。〝平常運転〟で、一刻も早く火消ししたい小池氏側の思惑とは裏腹にバトルは避けられない様相だ。

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