ヘンリー＆メーガン妃がＬＡ火災現場を訪問 市長「救急隊員の士気を高めてくれた」

メーガン妃とヘンリー王子（ロイター）

ヘンリー王子とメーガン妃が米・カリフォルニア州ロサンゼルスの山火事の被災地を訪れた。１１日までに海外メディアが報じた。

ロサンゼルスでは７日（日本時間８日）に大規模な山火事が発生。強風の影響などで被害は拡大し続け、これまでに死者１０人、住宅など９０００棟が焼失した。避難命令の対象は１８万人以上にのぼるとされている。

英エクスプレス紙は１１日に「ヘンリー王子とメーガン妃、カリフォルニアの山火事の被災者を訪問」と報道。２人は１０日に同州パサデナで慈善団体「ワールド・セントラル・キッチン」とともに被害者らに食料や物資を配給したという。

パサデナの市長は現地メディアに「ここに来て救急隊員や被災者と会ってくれたのは素晴らしい人々、素晴らしい人格、そして素晴らしい心だ。とても重要なことだ」「救急隊員の士気を本当に高めてくれた」と２人への感謝を明かした。

米ニュースサイト「ＴＭＺ」は２人が被災地を視察している様子を伝えている。ヘンリー王子とメーガン妃は長い間、沈んだ表情をみせ、あまりの惨状にショックを受けていたという。

２人はこれまでに山火事について声明を発表している。カリフォルニア州モンテシトに住む夫妻は公式サイトで慈善団体などの連絡先を掲載するなど支援を表明していた。