井上尚弥 グッドマン負傷で挑戦者変更「ファンはアフダマリエフと対戦希望」と米メディア指摘

グッドマン戦は消滅した井上尚弥

ボクシングの世界スーパーバンタム級４団体統一王者・井上尚弥（３１＝大橋）と２４日に対戦予定だったＩＢＦ＆ＷＢＯ同級１位サム・グッドマン（２６＝オーストラリア）が負傷で試合をキャンセルしたため、挑戦者はＷＢＯ同級１１位のキム・イェジョン（３２＝韓国）に変更になった。

グッドマンは練習中に左目の上を再び負傷。試合ができる状態ではなくなった中、米メディア「ボクシングニュース２４」は「グッドマンが長期にわたって戦列を離れることになれば、井上は彼との試合を諦めて上の階級に上がるか、それともじっと待つか、どちらかの決断を迫られることになる。ファンは、井上が代わりにＷＢＡ暫定チャンピオンのムロジョン・アフマダリエフと対戦することを望んでいる」と伝えた。

アフダマリエフは井上との対戦を熱望し、挑発を繰り返してきたが、ようやく希望がかなう可能性が出てきたようだ。実際、１１日に横浜市内で会見を行った大橋ジムの大橋秀行会長は今後の見通しについて「ピカソ、アフマダリエフ、このへんでいくと思う」。ＷＢＡ同級暫定王者のアフダマリエフ、アラン・ピカソ（２４＝メキシコ）はＷＢＣ同級１位となっており、今後のマッチメークが気になるところだ。