「卒婚」も視野に入れよう! 離婚のリスクを考えた新しい夫婦の形

LIMO / 2019年8月13日 21時45分

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「卒婚」も視野に入れよう! 離婚のリスクを考えた新しい夫婦の形

毎日パートナーと顔を合わせているうちに、「離婚したい」と感じる瞬間はありませんか?とはいえ、「じゃあ別れよう!」と簡単に決断できるものでもありませんよね。そこで今回は、さまざまなデータをもとに離婚をについて考えてみます!

「離婚率の高い年代」と「離婚原因」の1位とは?

政府統計「e-Stat」による「同居をやめたときの年齢別にみた年次別離婚件数・離婚率(人口千対) -夫・妻-(2017年)」では、日本で一番離婚件数が多いのは30代と示されています。では、一体どのような理由で離婚に至った夫婦が多いのでしょうか。

裁判所が発表した司法統計「平成29年度 婚姻関係事件数 申立ての動機別申立人別  全家庭裁判所」において、「裁判に発展した離婚理由」で最も多かったのは「性格の不一致」となりました。そのほか、暴力や異性関係、浪費が原因で離婚した夫婦も存在しています。

かなり範囲が広い「性格の不一致」には、考え方や生活習慣の違いも含まれているはず。いざ一緒に住んでみると、付き合っていた頃には感じなかったお互いのズレに気づくケースもあるのでしょう。

「卒婚」という選択肢も

なかには、「夫が定年を迎えたら離婚しよう」と考えている人もいるのではないでしょうか。しかし、ここで考えておきたいのが「離婚のリスク」。定年離婚をすることにより、老後の金銭面の不安がより大きくなってしまうかもしれません。

そこで、「卒婚」を視野に入れてみてはどうでしょうか。これは、「離婚はせず、配偶者に必要以上に干渉しない。自分のライフスタイルを満喫する夫婦関係」を指します。

明治安田生活福祉研究所が1万2,000人の男女を対象に実施した『2018年人生100年時代の結婚に関する意識と実態(https://www.myilw.co.jp/research/report/2018_04.php)』では、卒婚を「良い」「どちらかと言えば良い」と感じている60代前半の男性は61.4%、女性は78.7%いう結果となりました。「老後は1人の時間も楽しみたい」「ほどよい距離感を保ちたい」と考えている夫婦が多いといえるでしょう。

ただし、配偶者からDVを受けている、一緒にいると精神的・身体的な苦痛が発生しているという場合は、離婚をするべきかもしれません。ご自身の状況を踏まえ、離婚すべきなのか、卒婚で充分なのかを考えてみてください。

離婚前にしておきたいこと

ときには、パートナーへの不満が爆発してしまうこともあるでしょう。しかし、事前の準備をしないまま離婚に踏み切ると「もっと準備しておけば…」と後悔してしまうかもしれません。その場の勢いで離婚をするのではなく、以下の項目を確認しておくと安心です。

離婚後はどこに住むか

夫の実家に住んでいる、夫名義の家や賃貸に住んでいるという方は、離婚後に住む場所を探しておく必要があります。また、専業主婦なら賃貸の契約ができない可能性も。離婚前に手続きを済ませておくといいでしょう。

収入はいくら見込めるか

自分だけの収入で生活していけるよう、しっかりとシミュレーションしておくのもおすすめです。お子さんがいるなら、教育費も考えておかなければなりません。夫からの養育費だけに頼るのではなく、公的な支援も把握しておきましょう。

クレジットカードをもっているか

離婚すると、クレジットカードの審査は自分の収入だけで判断されてしまいます。そのため、審査に落ちてしまう、限度額が低すぎるといった結果になってしまう可能性も。自分用のクレジットカードをもっていない方は、今のうちに手続きをしておきましょう。

まとめ

離婚率が高い30代以外にも、離婚している夫婦はたくさん存在しています。どの年代にも共通していえるのは、「離婚後に後悔しない選択をすべき」ということ。

とくに金銭面においては、入念な計画や準備が必要です。生活に困らないためにも、離婚前に「収入」や「住まい」の対策をしておきましょう。

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