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家事も育児もできる「神旦那」になってもらうには? 妻たちの実体験

LIMO / 2019年8月29日 19時45分

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家事も育児もできる「神旦那」になってもらうには? 妻たちの実体験

家事も育児もできる「神旦那」。友人との会話で「え!そんなことまでしてくれるの?」と、他の家の旦那さんを羨ましく思った経験は一度や二度はあるのではないでしょうか。

筆者の夫も2人の子供が生まれた今でこそ家事や育児を自然にしてくれるようになってきましたが、家のことや子育てについてぶつかることや不公平感を感じることは何度もありました。そんな夫に変化を起こすことはできるのでしょうか。筆者および周囲のママたちの経験から実践してみたことを紹介します。

コミュニケーションをあきらめず、弱音を吐く

色々な友人の話を聞いて思ったのは、神旦那を持つ妻は夫とのコミュニケーションが多いという共通点があることです。一般的に男性は女性に比べて家事や育児の細かい部分にまでは気が付きにくく、自発的に行動するのが苦手な傾向にあるようです。

そこで夫が家事や育児をしないことに対して「自分でやった方が早いし、お願いして嫌な顔をされるのが苦痛」と妻が思い込み、「自分ばかり負担が大きい」と不機嫌な雰囲気で過ごすと夫婦の関係は悪化するばかり。夫も何かしたくても妻がイライラした様子だと「下手なことをしてよけい不機嫌にさせたら大変」と萎縮してしまうかもしれません。

筆者の経験ですが、2人目が生まれてから「赤ちゃんにつきっきりで上の子を上手にフォローする自信がない。おもちゃで散らかった部屋を見ると気が滅入る。あなたにしか頼れない」と、自分の不安な思いを夫に伝えてみました。すると、筆者と子供が寝た後におもちゃを片付けてくれたり、休日は上の子と2人で遊びに出かけてくれたりと、できる範囲で家事や育児をしてくれるようになったのです。

多分「なにがなんでも自分でやらなきゃ」と思っていたらストレスも溜まり、いずれは爆発していたと思います。言っても無駄だとあきらめずに、思い切って甘えてみるのも一つの手かもしれません。

子どもが父親を好きになってもらうための気配り

友人のAさんは、「子どもとの関係が良好になれば自然と夫も育児がしやすくなる」と教えてくれました。たとえば、子どもにおもちゃをせがまれた時は「パパが頑張って働いてくれているからおもちゃが買えるんだよ。だから買って良いかはパパに聞いてからにしよう」と毎回言い聞かせることで、子供が父親に感謝する機会を作るそうです。

そうすることで子どもたちと父親がコミュニケーションを取る機会も増えますし、子どもが父親を好きになれば自然と父子で過ごす時間も増えるというわけです。

このようなお膳立てをするのがシャクだという人もいるかもしれませんが、父親が育児参加してくれて子どもと出かけたり、お留守番ができるようになると、母親が自分のことに使える時間も増えて育児の負担が減り楽になります。

我が家でも実践してみましたが、やはり子どもから「ありがとう」や「パパ好き」と言われるのは父親としてかなり嬉しいようです。子どもと過ごす時間も増えると共に、オムツ替えや着替えなども夫から自主的にしてくれるようになりました。

家事は得意なことをやってもらい、やり方に文句は言わない

友人のBさんの旦那さんは、料理はできるけれど掃除・洗濯は苦手。そのため旦那さんに掃除や洗濯はほとんど頼みませんが、土日はすべて料理を用意してもらうようにしているそうです。

好きなことなので、本人も積極的に取り組んでくれ、レパートリーもどんどん増えるのでBさんも毎週楽しみにしていると言います。料理をしてくれるだけあり、冷蔵庫の中もしっかり管理し、スーパーへ買い物に行くと買うべきものを覚えてくれているそう。すごく頼りになりますよね。

また、洗濯をお願いするときは、やり方に文句を言わないように気をつけているとのこと。洗濯する時は「なんでこのハンガー使わないの?」「干し方や畳み方が雑」など思うこともあるそうですが、自分も自分のやり方にあれこれ言われるのは嫌だから、お願いする以上は相手に文句は言わないとのことです。確かに、そこでヘソを曲げられて自分の負担が増えるよりは、多少のことは我慢して2人で協力した方がいいですよね。

おわりに

夫に自発的に家事や育児をやってほしいと思っても、昭和の経済成長期からバブルにかけて仕事一筋で生きてきた父親に育てられている世代なので、どのように振る舞えば良いのかわからないのかもしれません。しかし、「いろいろ指示するのが面倒だし、自分がやった方が早い」「嫌な顔されると思うとお願いしたくない」と思いあきらめてしまうと、会話も減り夫婦仲も悪くなってしまいます。

面倒かもしれませんが、お膳立てをしたりコミュニケーションをとることで「自分が将来的に楽になる」と、上手く夫にお願いしたり、水を向けたりすることが大切だと筆者は感じています。もちろん、感謝の気持ちを忘れないことは必須です。夫婦2人協力して子育てで大変な時期を乗り切っていけるといいですね。

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