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残クレ、リース、サブスク…変わる「クルマの買い方」と向いていない人の特徴

LIMO / 2019年11月9日 18時45分

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残クレ、リース、サブスク…変わる「クルマの買い方」と向いていない人の特徴

新車を買うとなると買い方をどうするか、ということを考える人が多いと思います。
10数年前までは現金かローンか、という2択しかありませんでしたが、最近になって車の買い方が残クレやリース、サブスクリプションと多様化してきました。

そこで今回は、多様化している車の買い方の特徴をさらっとおさらいし、これらの買い方に向かない人をズバリ解説します。

基本の買い方をおさらい

新車を買うとなると数百万円という、「住宅」の次に高額な買い物となります。
ですから一括で買えない場合はお金を借りて毎月返済する、というのがもっともスタンダードな方法。

これはおさらいするまでもありませんね。
ローンを組む場合は、ディーラーから借りるのか銀行から借りるのか、それとも親戚から借りるのか…といった選択肢があるくらいかと思います。

最近の主流の残価設定型クレジット(残クレ)

残価設定型クレジット(残クレ)は10数年ほど前に登場し、最近では車の買い方の主流となりつつあります。
ローン期間を3~5年(一部車種は6年などあり)で設定し、ローンの最終支払い時にあらかじめローン会社が設定した価値(残価)を据え置いて購入する方法です。

例えば300万円の車を買うとして、通常のローンだと300万円÷60回=5万円(金利は考慮せず)となります。残クレの場合は、買う車の5年後の価値が100万円だとすると、この100万円を60回目の支払い時に据え置くため、残りの200万円を59回支払うことになるため月額約3.4万円となり毎月の負担額が抑えられるのが特徴です。

最終回の支払い時に「一括清算で買い取り、新しい車に乗り換えもしくは返却(一定条件あり)」を選択することができ、乗り換えもしくは返却を選択すれば支払いが免除されます。
この支払方法は、頭金に余裕がない人や支払い金額を抑えたい人にとってはおすすめの方法です。

個人リースという選択

リースと聞くと法人(会社)でするもの、というイメージがありますが、最近は個人で新車をリースする人が増えています。

リースにするメリットとしては「車に対する出費が平準化する」という点で、通常の買い方だと車両代のほかに毎年5月の自動車税や車検などの整備費用、タイヤやバッテリーといった消耗品の交換費用、さらに任意保険料といったものが発生しますが、リースの場合はこれらがすべてコミコミになっているので、車検や税金などの支出に対する備えをする必要がなくなるのが特徴です。

サブスクリプション(月額定額制)という新しい買い方

最近になって話題になっているのが、月額定額制で車に乗るという新しいサービスです。
近年、車以外のサービスにおいて月額定額制で動画見放題や音楽聞き放題、スーツや洋服のお届けサービスなどが展開されていますが、2019年にトヨタ自動車が「KINTO(https://kinto-jp.com/)」という月額定額制サービスを開始しました。

このサービスは、車を買うという観点から変わってしまいますが、車の新しい買い方として定義づけするには問題ないかと思われます。

「KINTO」の概要を簡単に説明すると、月間走行距離に1,500kmという制限がある3年間契約のサービスで、現在トヨタが発売している現行車種の7車種(2019年11月現在ではアクア、カローラスポーツ、プリウス、クラウン、ハリアー、RAV4、ランドクルーザープラド)が車両代・税金・保険料・メンテナンス料等が毎月定額料金で利用することができます。

車を購入する際には印鑑証明や住民票といった公的書類が必要となったり何度も販売店へ行く必要がありますが、このサービスの場合はインターネット上でのみ完結します。必要な書類は運転免許証だけで、販売店へ行くのは実際の納車時のみという非常に気軽に利用できるサービスです。

普通に購入するより気楽に新車に乗れるということで、新しい波を引き起こすサービスとなりそうです。

残クレ、リース、定額制に向かない人

ここまで紹介した車の買い方はメリットもあればデメリットもあります。
そのデメリットは「自分の所有物にならない」ということ。

残クレとリース(契約内容による)の場合は「買取」という選択肢もありますが、基本的に車を定期的に乗り換える人向けの買い方で、あくまでも車を「移動手段」や「仕事道具」と捉える方にとっては選択の幅が広がっていいとは思いますが、1台の車を愛着を持ってドレスアップして長期間乗るという方にとっては向かない買い方と言えるでしょう。

まとめ

「若者の車離れ」とよく言われる昨今ですが、車の買い方が多様化して身近な存在になってきています。変化するライフスタイルに合っていますが、車の使い方や車に対する捉え方によっては向かない人もいる、ということは念頭に置いた方がいいでしょう。

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