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3頭体制崩壊の日産自動車が大幅安で年初来安値を更新! 日経平均株価は3日ぶり反落

LIMO / 2019年12月26日 7時20分

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3頭体制崩壊の日産自動車が大幅安で年初来安値を更新! 日経平均株価は3日ぶり反落

【東京株式市場】 2019年12月25日

株式市場の振り返り-日経平均株価は3日ぶり反落、7年ぶりの記録的な薄商いで膠着状態

2019年12月25日(水)の主要指標(カッコ内は前日終値比)

日経平均株価 23,782円(▲47円、▲0.2%) 3日ぶり反落

TOPIX 1,721.4(▲6.8、▲0.4%) 6日続落

東証マザーズ株価指数 892.3(+12.7、+1.4%) 続伸

東証1部上場銘柄の概況

値上がり銘柄数:469、値下がり銘柄数:1,594、変わらず:97

値上がり業種数:1、値下がり業種数:31、変わらず:1

年初来高値更新銘柄数:64、年初来安値更新銘柄数:19

東証1部の出来高は7億7,659万株、売買代金は1兆992億円(概算)となり、いずれも前日より減少しました。多くの外国人投資家がクリスマス休暇に入ったことで市場参加者が減り、模様眺めムードが継続されました。

売買代金は今年最低を記録し、2012年12月12日以来となる約7年ぶりの低水準となっています。前日に続いて、記録的な薄商いだったと言っていいでしょう。

そのような中、日経平均株価も大きな動きが見られませんでした。この日の高値は▲5円安、安値は▲47円安となり、日中の値幅(高値と安値の差)は約42円という非常に狭いレンジ内の値動きでした。

ただ、大引けに掛けて値を下げ、終わってみれば安値引けとなっています。

なお、TOPIXも同じような値動きでしたが、最後までプラス圏へ浮上することなく6日続落となりました。ちなみに、6日続落は4月26日~5月14日(注:10連休を挟む)の7日続落に次ぎ今年2回目です。

東証マザーズ株価指数は続伸、売買代金は11日連続で1,000億円を上回る

東証マザーズの出来高は8,200万株、売買代金1,328億円となりました。出来高は前日より増加しましたが、売買代金は概ね横這いでした。

先々週から始まった年内のIPOラッシュを受け、個人投資家の資金移動が激しさを増しており、売買代金は11日連続で1,000億円を上回りました。1,500億円には達しませんでしたが、12月上旬までの薄商いが嘘のような活況となっています。

なお、株価指数は続伸となり、再び900ポイント回復が目前に迫ってきました。

しまむらとスギHDが急落、主要経営陣が退社の日産自動車は年初来安値更新

個別銘柄では、しまむら(8227)が前日引け後に発表した業績下方修正を嫌気されて一時▲8%安に迫る急落となりました。

また、同じ小売り株では、前日に第3四半期累計の決算発表を行ったスギホールディングス(7649)が材料出尽くしから一時▲10%安に迫る暴落となり、終値も▲7%安に迫る急落でした。

さらに、今月発足したばかりの3頭体制のナンバー3、関潤 副COOの退任が判明した日産自動車(7201)が先行き懸念から▲3%超安の大幅安となり、年末が迫ったこの時期に年初来安値を更新しています。

その他では、一連の保険不正販売による引責辞任が報じられた日本郵政(6178)、かんぽ生命保険(7181)、ゆうちょ銀行(7182)がいずれも安く推移したのが目を引きました。

一方、ハイテク株では太陽誘電(6976)が値を上げて連日の年初来高値更新となり、村田製作所(6981)もジリ高となりました。

また、機械株の一角が買い戻され、キーエンス(6861)、安川電機(6506)、SMC(6273)などが堅調に推移しました。

新興市場(東証マザーズ)では、サンバイオ(4592)が一時+10%高に近い爆騰となり、ブライトパス・バイオ(4594)も急騰しました。

一方、1か月前の新規上場にもかかわらず早くも業績下方修正を発表したトゥエンティーフォーセブン(7074)が引き続き売られ、安値を更新しています。

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