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「カードローンでお金を借りる」もっとも多い理由は?…「貯まる財布」を作って無駄遣いを防ごう

LIMO / 2020年3月23日 19時15分

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「カードローンでお金を借りる」もっとも多い理由は?…「貯まる財布」を作って無駄遣いを防ごう

春からの新生活に向けて、お財布を新調しようと考えている人もいるかもしれませんね。お金を入れて毎日持ち歩くためのお財布ですが、実は、上手に活用することでお金が貯まりやすくなり、家計を一変させてしまうほどの力を秘めていることをご存知でしょうか?

今回は、お金を増やすためにぜひ真似したい、達人たちのお財布整理術についてご紹介します!

お財布の整理=お金に関する意識を高く持つこと

はじめに、自分のお財布の中身を思い浮かべてみてください。受け取ったレシートがいつまでも入れっぱなしになっていたり、大量のカードを詰め込んでパンパンになっていたりしませんか?

お財布の整理ができていないと、いま自分がいくら持っているのか、どこでいくら使ったのかということが把握しづらいために、頻繁にお金を引き出したり、いつのまにか使途不明の出費がかさんでいってしまったりするので要注意です。

整理整頓されたお財布で「何のためのお金が、いくら入っている」ということを常に意識すれば、使い過ぎや予定外の出費を抑えることができます。

たとえば「一週間単位で予算をくんでやりくりする」とルールを決めたら、週の初めに必要な現金だけをお財布に入れて、出費の際にはその内容を正確に把握するようにしましょう。

買い物の際にもらったレシートは、きれいに折りたたんで一旦財布に仕舞います。家に帰ったらすぐに捨てるのではなくきちんと保管しておいて、こちらもお財布同様にきちんと定期的に整理することで家計の見直しに役立てるのがおすすめです。

カード類はかさばる上に、資産流出のリスクを高める

もう一度、お財布の中身を思い浮かべてみてください。クレジットカードは何枚入っていますか?お金をおろす予定がないのに、キャッシュカードを毎日持ち歩いていませんか?カードとの付き合い方を見直すことも、お金が貯まる財布を作るための重要なポイントです。

まず、お金を引き出す際に必要となるキャッシュカードですが、常にお財布の中に入れっぱなしという人も多いのではないでしょうか。キャッシュカードがいつでも使える状態になっていると、コンビニに寄った際など、ついつい気軽にお金をおろしてしまいがちです。財布の中にいつでもお金を補充できるので、「まぁ、後でまたおろしてくればいいか」と予定外の出費をしてしまう、資産流出のリスクが高まります。

キャッシュカードを持ち歩くのは、あらかじめお金を引き出すと決めた日だけにしてみましょう。お金を使うことに慎重になって、無駄遣いが減るはずです。

次にクレジットカードですが、言うまでもなく何枚も持つべきものではありません。クレジットカードでの買い物は、結局は負債を先送りしているに過ぎないことを忘れないようにしましょう。

キャッシュレス決済を後押しするポイント還元をはじめとするお得な仕組みも沢山あり、便利なことに違いはないものの、できれば手持ちのクレジットカードは2枚ほどに留めておきたいところです。ブランドが異なるカードが2種類あれば、国内外の大抵の地域で事足りるのではないでしょうか。

また、キャッシング機能の付いたカードを使っている人や、普段からリボ払いや分割払いを選択しがちな人は、クレジットカードそのものの使い方を見直すことをおすすめします。

「いざとなったら借りればなんとかなる」「一括で厳しいなら、分割にして少しずつ払えばいい」と気軽に考えるようになってしまうのは、大変怖いことです。目先の出費に対する勘定が甘くなり、支払い期間が長引いた結果、家計に大きな影響を与えてしまう場合もあります。

カードローンでお金を借りる理由とは?

『ウィズマネー』を運営する㈱ジャストイットの「カードローンの利用に関するアンケート調査(https://with-money.jp/research-woman-cardloan/)」によると、20代~50代のカードローンの借入経験がある女性400人のうち、年収300万円未満の人が全体の79.6%を占めているとのことです。

またお金を借りる理由については、「生活費の補てん」がもっとも多く259人(64.8%)、ついで「娯楽・交際費」が74人(18.5%)となっています。

毎月のように「生活費の補てん」としてカードローンでお金を借りている場合は、今すぐに収支のバランスを見直した方が良いでしょう。気軽に借りられるカードローンだからこそ、気を付けたいところ。

貯金上手なある女性は、クレジットカードを使って買い物をした際、利用額と同じだけの現金をお財布から抜いて、専用の封筒で保管しておくようにしているそうです。他にも、スマートフォン決済をはじめとするキャッシュレス=現金以外での支払い方法を選択したときには、必ずお財布からその分のお金を減らすと言います。

少し原始的な方法に感じられるかもしれませんが、お財布の中身が減っていくのを目の当たりにすることで出費への抵抗感が生まれて、クレジットカードの利用を自然と控えるようになるようです。キャッシュレス決済を活用してポイントを貯めたりお得に買い物をしたいけれど使い過ぎが怖い、という人にもおすすめの方法です。

小銭貯金用のお財布はいつも持ち歩いて

メインの財布とあわせて小銭貯金専用の財布を持ち歩くというのも、節約上手の人たちが良く使うテクニックのひとつです。

例えば「おつりのうち10円以下は小銭貯金へ」というルールを決めても、おつりを受け取ったその場で「一旦しまっておいて、家に帰ったら貯金箱へ移そう」というやり方だと、結局忘れてしまったり面倒になってしまったりして、うまくいかないことがあります。

はじめは少し手間に思うかもしれませんが、貯金にまわすと決めた小銭は、受け取ったその場で専用の財布に入れましょう。そして、家に帰ったらそこから貯金箱へと移します。毎日の貯金額は微々たるものですが、塵も積もれば山となる、の気持ちでぜひ取り組んでみてください。

ルールを決めて「貯まる財布」を作ろう

自分で決めたルールに則っていつもお財布を整理しておくことで、いま入っているお金、出ていくお金を強く意識できるようになり、自然とお金の使い方そのものが変わる「貯まる財布」になります。

実は、去る3/12はお財布の日でした(「サ(3)・イ(1)・フ(2)」の語呂合わせから)。これをきっかけにカードとの付き合い方を見直したり、長続きするような小銭貯金のテクニックを取り入れたりしながら、上手にお財布を活用していけたらいいですね。

【参考】
「カードローンの利用に関するアンケート調査(https://with-money.jp/research-woman-cardloan/)」ウィズマネー
(対象:20代~50代のカードローンの借入経験がある女性400人、実施日:2020年1月16日、実査委託先:楽天インサイト、監修:伊藤亮太FP)

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