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社会人1年目、みんなはどれくらい貯めている?

LIMO / 2020年5月15日 19時15分

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社会人1年目、みんなはどれくらい貯めている?

多くの会社で新年度が始まり、ひと月ほど経ちました。2020年は新型コロナウイルス感染症(COVID-19)の感染拡大防止のため、オンラインでの入社式や研修を受けられた人も多いことでしょう。社会人生活1年生のスタートを切ったみなさんは、今後に備えてしっかりと貯蓄についても考えていく必要があります。

そこで今回は、社会人1年目の貯蓄事情を確認するとともに、お金持ちに学ぶ、「お金が貯まる習慣」についてもみていきたいと思います。

1年目の終わりで100万円貯めた人も

最初に、株式会社CyberOwl(https://www.cyberowl.co.jp/)(サイバーアウル)が運営する、お金に関する情報メディア「マネ会(https://hikakujoho.com/)」が、2020年2月に全国の男女1011人(男性:486人、女性:525人)を対象に実施した『社会人1年目の貯金に関するアンケート(https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000008.000053577.html)』の結果をみてみましょう。

社会人1年目から貯金をしていましたか?

男性…「はい」82.7%、「いいえ」17.3%
女性…「はい」91.4%、「いいえ」8.6%

社会人1年目の時点で30万円以上貯金していた人の割合

男性…38.3%
女性…49.9%

年間貯金額としては、10万円以上30万円未満が全体の25%と最も多く、社会人1年目の終わりの時点ですでに100万円以上の貯金があった、という方も全体の8.1%に達しました。なお、男女別に見た場合、貯金額が高額になるにつれて女性の割合が高くなるという傾向が見られたそうです。女性のほうが、堅実に貯めていることがうかがえますね。

「貯金に対する意識」学生時代と比べて変わった?

ところで、「お金を貯める」といえば、大学生の時からアルバイトなどをし、自分自身でお金を稼ぐという経験をしていた人も多いはず。そこから貯金をしていた人もいるはずです。学生と社会人では、貯金に対する意識は違うのでしょうか?

ここで、GMOあおぞらネット銀行(https://gmo-aozora.com/)が、2020年4月に、大学4年生と社会人1年生1000人(各500人ずつ)に対して行った『大学4年生・社会人1年生1000人の懐事情 マネーに関する調査2020 「貯蓄事情」と「銀行選び」(https://gmo-aozora.com/company/report/20200303/)』の結果をみていきましょう。

(/mwimgs/8/c/-/img_8c988f6e76cf462254f8c67a4118b71e41325.jpg)

拡大する(/mwimgs/8/c/-/img_8c988f6e76cf462254f8c67a4118b71e41325.jpg)

GMOあおぞらネット銀行によるアンケート結果をもとに編集部作成

前述のアンケートと比べると、社会人1年目の平均の貯蓄額が多い傾向がみられます。学生と社会人を比べると、学生は10~30万円に最も多くの回答が集まったのに対し、社会人1年目では、蓄えができている人とできていない人でばらつきが見られるという結果に。

なお、貯金をする理由としては、学生の最多の回答は「旅行資金のため」(33.8%)なのに対し、社会人1年目では「収入が途絶えたときのため」(39.6%)となっています。

社会人になると「いざという時に備えて」という意識が強まるということなのかもしれません。

お金持ちの習慣に学ぶ「貯まるヒント」

先輩たちの貯蓄事情がわかったところで、今度は「お金を貯める」ということについて目を向けてみましょう。具体的な方法としては、「頑張って収入を増やす」「節約をする」など、様々な方法が考えられますが、日ごろの生活習慣ひとつで、将来の貯蓄額に差が出ることもあります。そこで、いわゆる「お金持ち」が実践している習慣をいくつか挙げてみます。

早寝早起きをする

時間があれば、自分のスキルを磨いたり、人脈作りに取り組んだりと、さまざまな活動ができます。お金持ちには、時間の価値を意識し、ダラダラと夜更かしをするような生活を好まない人が多いのかもしれません。

まさに「時は金なり」。貴重な時間を無駄にすることのないよう、早寝早起きをして有意義な1日を過ごしましょう。

お金の状況をこまめにチェックする

家計や事業の状況を把握していなければ、適切な金銭管理をすることができません。判断を誤り、大きな損失が発生する可能性も考えられます。そのようなリスクを避けるためにも、お金の流れには常に目を光らせておきたいですね。

健康を意識した生活を送っている

健康が損なわれると、治療費や療養期間が必要になります。仕事でのパフォーマンスが低下し、ビジネスのチャンスまで失うかもしれません。お金をたくさん持っていたとしても、楽しくお金が使えずストレスが溜まってしまうでしょう。食事面や運動面に気を配り、健康を維持することが大切です。

お金のかけどころを知っている

お金持ちは買い物をする際に、コストパフォーマンスを考えて判断しています。たとえ高価なものでも、質が良く長く使えるものなら値段以上の価値があるはず。反対に、たとえ安くても本当に必要ではないものは購入を見送る人が多いようです。お金のかけどころをしっかり見極めているのですね。

読書をする

読書には、行動力や意欲をアップさせる効果が期待できます。また、著者の失敗談や価値観を知ることで、これから自分がするべきことをイメージしやすくなるかもしれません。出勤前や通勤時間など、日常の中に読書タイムを設けることから始めてみましょう。あまり読書に慣れていない人は、内容を読み上げてくれる「オーディオブック」で本を「聴く」という手もありますよ。

まとめにかえて

社会人1年目では、まだまだ将来のことまで見通すのは難しいかもしれませんが、今の地道な積み重ねが将来につながります。堅実にお金を貯めていくとともに、できる範囲で「お金が貯まる習慣」を実践していくことで、将来的に周囲の人に差をつけることができるかもしれませんね。

【ご参考】貯蓄とは

総務省の「家計調査報告」[貯蓄・負債編]によると、貯蓄とは、ゆうちょ銀行、郵便貯金・簡易生命保険管理機構(旧郵政公社)、銀行及びその他の金融機関(普通銀行等)への預貯金、生命保険及び積立型損害保険の掛金(加入してからの掛金の払込総額)並びに株式、債券、投資信託、金銭信託などの有価証券(株式及び投資信託については調査時点の時価、債券及び貸付信託・金銭信託については額面)といった金融機関への貯蓄と、社内預金、勤め先の共済組合などの金融機関外への貯蓄の合計をいいます。

※なお、出典元の表記に揃えた関係で、記事本文中には、「貯金」「貯蓄」の用語が混在しておりますことをご了承ください。

【参考URL】
『社会人1年目の貯金に関するアンケート(https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000008.000053577.html)』株式会社CyberOwl
『大学4年生・社会人1年生1000人の懐事情 マネーに関する調査2020 「貯蓄事情」と「銀行選び」(https://gmo-aozora.com/company/report/20200303/)』GMOあおぞらネット銀行

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