牛丼「すき家」のゼンショーHD、既存店売上高が2カ月連続マイナス成長(2020年9月)

LIMO / 2020年10月6日 12時0分

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牛丼「すき家」のゼンショーHD、既存店売上高が2カ月連続マイナス成長(2020年9月)

注目小売店月次実績シリーズ

シリーズでお伝えしている「注目小売店月次実績」。今回は牛丼チェーン店「すき家」他を運営するゼンショーHD(7550)の2020年9月の月次動向及び過去実績、また過去1年の株価動向について振り返ってみましょう。

直近の月次実績

2020年10月1日に更新された、すき家の速報ベースの2020年9月既存店売上高は、対前年同月比98.4%。内訳は客数95.6%、客単価103.0%であり、客単価のプラスで客数のマイナスがカバーできずマイナス成長となっています。

また、全店売上高も99.4%と若干のマイナス成長でした。

今期の既存店売上高の振り返り

では、同社のここまでの既存店売上高はどう推移してきたのでしょうか(同社は3月決算)。

前期の既存店売上高は7月(98.6%)と新型コロナウイルス問題の生じた3月(92.2%)以外は全ての月でプラス成長を達成しました。

今期は4月88.1%、5月90.8%、6月91.3%、7月102.7%、8月98.8%、9月98.4%。コロナ禍の影響からマイナス成長が続きましたが、7月はいったんプラス成長を回復しました。しかし8~9月は、対前年同月比98%台のマイナス成長が継続しています。

また、全店売上高では前期のマイナス成長は7月(98.5%)と3月(92.6%)に留まりましたが、今期は4月87.6%、5月90.7%、6月92.1%、7月103.8%、8月100.0%、9月99.4%と推移しており、4カ月がマイナス成長です。

過去1年の株価動向

最後に同社の株価動向を見ていきましょう。

同社の2019年以降の株価は、2,500円台で天井を付ける傾向にありました。2020年も1月に高値2,535円を付けた後に下降を始め、世界的な株価下落を受けた3月には1,677円まで下落しました。その後はN字型での上昇を見せており、9月23日には年初来高値2,585円に到達し、現在は2,500円付近で取引が行われています。

コロナ禍で既存店・全店売上高ともにマイナス成長が続いた後、7月に今期初のプラス成長となりましたが、8~9月はピークアウトし足踏みが続いています。10月の売上高がプラス成長を回復できるのか注目されます。

ゼンショーホールディングスの過去1年の株価推移

(/mwimgs/d/3/-/img_d35e995e42b840e54afeafba91338c9b135859.jpg)

拡大する(/mwimgs/d/3/-/img_d35e995e42b840e54afeafba91338c9b135859.jpg)

参考資料:すき家 月次売上推移 (2021年3月期)(https://www.zensho.co.jp/jp/ir/finance/monthly/)

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