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急な出費に落ち込まない! ネット銀行の目的別口座が”使える”ワケ

LIMO / 2021年6月10日 18時35分

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急な出費に落ち込まない! ネット銀行の目的別口座が”使える”ワケ

従来の都市銀行以外にも新たなタイプの銀行が出てきている今の時代。その活用の仕方も、多様なライフスタイルに合わせられる使い勝手の良いものへと変化しつつあります。

筆者がこれまで悩んでいたのが、貯金をするものの予定外の出費に貯金額が減り、モチベーションが下がること。また、一口に「貯金」といっても、そこから教育費や家電、車などさまざまな項目のお金を引き出していたため、お金の貯まり具合が分かりにくいことにモヤモヤしていました。

その悩みを解決できたのがネット銀行の「目的別口座」です。

目的別口座とは?

目的別口座とは、目的に合わせてそれぞれに貯金をするための預金専用口座です。自分の目的に合った名称を決めて、目標金額、目標期間などを設定できます※。

一般的な代表口座との違いが気になりますが、目的別口座には口座番号があるわけでなく、代表口座と同じ名義人のサブ口座として利用します。

最大のメリットは、そのままではATMでの出金ができないこと。仮に目的別口座からお金をおろそうとしたら、いったん代表口座に振り替えてからの出金になります。そのひと手間があるおかげで「おろすのが面倒」となり、貯金に手をつけにくくなる、というわけです。

※銀行によって作成できる口座数などのサービス内容が異なるので、詳しくは利用する銀行でお調べください。

目的別にすると便利な項目は?

目的別口座は、自分の目的に合わせて口座を作成できます。たとえるなら、給料を目的ごとに封筒で分けて貯金をしていたものを銀行で行うイメージ。自分の生活設計に合わせて使いやすい項目を考えるといいでしょう。

たとえば、定期的にお金がかかる自動車に関する費用を「車費用」と決めて目標金額を設定するのでも良いですし、「車の買い替え費用」「自動車税」「車検、修理費用」などと細かく分ければ、より分かりやすいでしょう。

「教育費」についても、子どもの名前ごとに分けたり、「児童手当」「お祝いやお年玉」「塾や習い事費用」「受験費用」「大学費用」などの項目で分けることができます。

その他にも「家電購入費」「プレゼント費用」「旅行費用」「老後費用」や、自分の欲しいものの名前をつけて貯金するのもアリです。「2021年」「2022年」と年度に分けて予備費を管理することもできます。

円定期預金や外貨預金も利用可能

お金を貯めようというとき、なんとなく普通預金口座を使っている人が多いと思いますが、目的別口座は定期でも利用が可能です。定期なら普通預金よりも金利が高いので、長期間引き出すことのない教育費や老後費用なら定期でも良いでしょう。

さらに外貨普通預金・外貨定期預金での預金も可能。こちらは為替リスクがあるため上級者向けですが、投資用として利用するのも一つです。

グラフ管理でモチベーションが続く

筆者が目的別口座の最大のメリットだと感じたのが、貯金のモチベーションが続きやすいこと。1つの口座しかないと、そこからお金をおろせば残高が減るのが分かり、モチベーションが落ちてしまうのが悩みでした。

その点、項目別に分けておけば、入用の時にはその目的別口座から引き下ろせばよいため、他の貯金は減りません。他の貯金に関してはきちんと貯められている、という一種の安心感があるのです。

さらには、目標金額が設定でき、グラフ化されるサービスのある銀行も。目標に向けてどれだけ貯金できたかが視覚的に分かりやすく、目に見えてグラフで金額が増えていくと「もっと貯金したい」という意欲が湧くときもあります。

これまで貯金にモチベーションが抱けなかった人にも、急な出費に落ち込んでいた人にも向いている目的別口座。興味のある方は、新たな貯金方法として各ネット銀行のサイトで詳細を調べてみてはいかがでしょうか。

参考資料

住信SBIネット銀行公式ブログ(https://blog.netbk.co.jp/2020/09/purpose.html)

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