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【セブンvs日清】カップ麺、買うべきは日清『カップヌードルカレー』か、それともセブンPB『たっぷり具材のカレーヌードル』か?比べてみた

LIMO / 2021年8月13日 14時0分

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【セブンvs日清】カップ麺、買うべきは日清『カップヌードルカレー』か、それともセブンPB『たっぷり具材のカレーヌードル』か?比べてみた

コンビニ、スーパーなどの小売店で見かけることが多くなった「プライベートブランド」(PB)商品。ところが、同じ売場で、同じようなナショナルブランド商品と並べられていると、どっちを買うべきなのか、分からなくなるときがありませんか?

そんな皆さんの悩みに答えるべく、その分野の「オリジン」と「PB商品」を比較していく誰得企画。

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日清食品の『カップヌードルカレー』(左)と、セブンイレブンのPB『たっぷり具材のカレーヌードル』(右)。対決の行方はどっちだ?

前回の「シーフードヌードル」対決(https://limo.media/articles/-/24581)に引き続き、今回は1971年から続くカップ麺のパイオニア・日清食品の『カップヌードルカレー(https://www.nissin.com/jp/products/items/10564)』と、国内2万1208店舗((2021年7月末時点)を擁するコンビニエンスストアのトップブランド・セブンイレブンのPB『たっぷり具材のカレーヌードル(https://www.sej.co.jp/products/a/item/340649/)』(発売元:サンヨー食品)を比べていきます。

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それではまず、スペック面から比較していきましょう。

具材

まずは、フタを外して中身を見てみました。

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パッと目につくのは、フライドポテトの差

前回のシーフードヌードル対決では、かやくの量に明らかな差(https://limo.media/articles/-/24581?page=2)がありました。今回は、パッと見でいうと、むしろ日清のほうが多いようにも見えますね。特にフライドポテトの量は日清が圧倒的です。一方のセブンPBが頑張っているのは、肉の量。

“かやく”に関する原材料を見ても、日清側は「フライドポテト、味付豚ミンチ、味付豚肉、人参、ねぎ」。セブン側は「鶏・豚味付肉そぼろ、フライドポテト、人参、玉ねぎ、ねぎ」ということでそれぞれ注力しているかやくの具材に違いが見られます。

あ、ちなみに原材料名の記載順番は、「使用した割合が高い順番」になっています。ご存知でした?

肉について見てみても、日清側が「味付け豚ミンチ、味付け豚肉」と豚で攻めているのに対し、セブン側は「鶏・豚味付肉そぼろ」と鶏が多めに入っていることが分かりますね。たしかに、お湯をかける前に香りをかいてみたところ、ほんのり焼き鳥のようなにおいがしました。

値段(価格は税抜)

・日清
184円

・セブンPB
128円

両者の価格差は56円ということが分かりました。料金設定は、前回のシーフードヌードルと同じ(https://limo.media/articles/-/24581)。56円あれば小さなお菓子くらいなら買えてしまうということと、コンビニでは店頭での値引きの機会が少ないことを考えると、この価格差はなかなか大きいものに感じます。


カロリー

・日清
422kcal

・セブンPB
422kcal

カロリーについては、全く同じということが分かりました。「同じカレーなんだから同じでしょ」と思われるかもしれませんが、製造メーカーやコンセプト、具材も異なる中で、全く同じカロリーというのはなかなか珍しいですね。

それでは、いよいよ実食ですッ!

実食ッ

それではお湯を入れてみましょう。部屋に充満するカレーの香り。これがお仕事かと思うとね。ガハハ。至福のときです…。

香り

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ただようカレーのスパイシーなかおり…

ふたを開けたばかりの頃にはセブンPBには特徴的な鶏の香りがありましたが、お湯を注いでしまえば、まあ素人目でみると一緒ですね!カレーです。

早速食べていきましょう。まずはセブンPBから。

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たっぷりお肉、コシのある主張が強い麺が特徴のセブンPB

コシのある主張が強い麺で、前回のシーフードヌードルとおそらく同じ麺(https://limo.media/articles/-/24581?page=3)だと思われます。個人的にはこの麺、けっこう好きなんですよね…。一方でお肉がコロコロの小さめであることもあって、カレーの風味がお肉を上回っているよう。すなわち、量のわりにはお肉の存在感がやや薄れているように感じました。ここの感じ方は個人差があるかもしれません。

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麺とスープの一体感を楽しむ柔らか麺と、ちょいシャキのフライドポテト

一方の日清は、シーフードとこちらも同じくコシ弱めの柔らか麺。セブンPBと比較すると、麺とスープの一体感を楽しむことができます。カレーの風味はセブンPBと同じ程度ですが、“ちょいシャキ感”のあるフライドポテトがちょうど良いアクセントに。フーム、味わってみるとバランスの絶妙さを感じました。

まとめ

ここからは、筆者の独断と偏見で、どちらの商品がどんな人に向いているのかをまとめていきます。

日清

・麺とスープの一体感を楽しみたい人
・フライドポテトを沢山楽しみたい人

セブンPB

・56円という金額差は大きいと思う人
・ラーメンにはやっぱりコシの強い麺だという人

筆者はどっちを選ぶ?

フライドポテトを使ったアクセントなど日清には「オリジン」としての巧みさを感じることができました。ただ、一方でカレーの風味によって食後感には両者に大きな差がなく…。そうなると56円の価格差が効いてきますね。筆者はセブンPBを選びたいと思います。

最近の日清食品

日清食品は、5月11日に発表した「2021年3月期 決算短信(連結)」資料で、グループ全体で見るとコロナでの世界的な影響を受けているものの、「出前一丁」、「日清焼そば」、「日清のラーメン屋さん」などの袋麺で売上を伸ばし、売上高は前年同期比2.1%増の2056億円、利益は16.8%増の321億円となりました。

参考資料

日清食品グループ「2021年3月期 決算短信(連結)」(https://www.nissin.com/jp/ir/library/financialresults/pdf/ket_2103_04.pdf)

セブン‐イレブン・ジャパン 「国内店舗数」(https://www.sej.co.jp/company/tenpo.html)

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